第26回 一般動詞の現在形①
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
みなさんはふだん、
朝何時に起きますか?
I get up at six every morning.
私は毎朝、6時に起きます。
早いですか?
実は、うちの猫が
5時半くらいからずっと
「おなかすいた!ご飯ちょうだい!」
と、ニャーニャー鳴くんです。
なので私は、6時に起きます。
猫をなでて、
エサをやるところから
私の一日は始まります。
The early bird catches the worm.
早起きは三文の得。
(直訳:早く起きる鳥は虫を捕まえる)
ということわざもありますから、
今朝も張り切って
英語を学びましょう!
今回からは、
一般動詞の現在形について
解説していきます。
☆これまでの復習☆
be動詞以外の動詞は全て、
一般動詞と呼ぶのでしたね。
今回は、
一般動詞の現在形について
解説します。
時制とは?活用とは?
まず、
動詞は主語や時制によって
活用することを
頭に置いておきましょう。
時制ってよくわからない……。
そんなお悩みをお持ちの方は、
頭の中にこんな矢印を
思い浮かべてみましょう。
時間の流れは、
過去から未来へ向かって
一方通行です。
過去と未来の間のどこかに
現在があるんですね。
現在形の3つの意味
よく、
「現在形=今の出来事」
と思われがちですが、
厳密に言うと、
少しちがいます。
英語の現在形には、
大きく分けて
3つの意味があります。
1つずつ、見ていきましょう。
①ふだんしている行動
「毎日バスで会社へ行く」や
「毎朝6時に起きる」など、
ふだんしている行動や
日頃の習慣などは、
現在形で表します。
さきほどの文を
英語にすると、
こうなります。
I go to the office by bus every day.
I get up at six every morning.
現在形と現在進行形のちがい
現在形で表すのは、あくまでも
ふだんの行動、日頃の習慣です。
そうではなくて、
今この瞬間にしている動作を
言いたいときは、
現在進行形(げんざいしんこうけい)を
使います。
(現在進行形については、
また今度、解説しますね。)
たとえば、
「私は(ふだん)英語を学んでいます」
と言いたいときは、
現在形を使って
I learn English.
となります。
そうではなくて、
「私は今(この瞬間に)
英語を学んでいます」
と言いたいときは、
現在進行形を使って
I am learning English now.
となります。
なので、英文を作るときに、
現在形なのか
現在進行形なのか、
迷う方も多いでしょう。
というふうに
区別すると良いですよ。
②今の状態や気持ち
現在形があらわす意味の
2つ目は、
「今の状態や気持ち」です。
I like cats.
私は猫が好きです。
I have a sister.
私には姉〔妹〕が一人います。
I live in Australia.
私はオーストラリアに住んでいます。
I feel sad.
私は悲しい。
※ like や have 、live 、feel などの
状態を表す動詞は、
進行形にはしません。
③ずっと変わらない真理
現在形があらわす意味の
3つ目は、
「ずっと変わらない真理」です。
たとえば、
The sun rises in the east.
太陽は東から昇る。
Water freezes at 0 degrees Centigrade.
水は摂氏0度で凍る。
The earth goes around the sun.
地球は太陽の周りを回る。
などは、
どんなに時間が過ぎても
変わらない真理ですよね。
こういう
「不変(ふへん)の真理」を
英語では現在形で表します。
※ 動詞の語尾に付いている
「 -s 」や「 -es 」については、
次回、くわしく解説しますね。
いかがでしたか?
今回は、
一般動詞の現在形について
学びましたね。
次回は、
「三人称単数現在の s 」について
解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
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私の励みになっています。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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