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Guitar1001

"Affirmation"に向き合ってみようシリーズで次の課題曲"The lover after me"を歌うつもりで練習へ出たんだけれども、突然ちょっと歌えなくなってしまったので、急遽その場で路線変更してソングを歌うことにした。Coccoの"Blue bird"。
Coccoには野鳥版日本語を付けないけど、「」が「死」と想起される曲が多いのは何故だろう。特に私の好きなアーティストでは。

」、その象徴である「翼・羽」「空」って、"free as a bird"なんて表現もあるし「自由」や「解放」の象徴として描かれることが多く、その方向性は基本的にポジティブなもの。対して「死」は社会的にはネガティブというかタブー的に扱われることが多い。
けれども生死の問題が身近で、常に"to be or not to be"を抱えているような状態の者には、「死」も本当に日常の一部ですぐそこにあるものだし、触れてはいけないものなんかにはなりえなくて、「解放」の光となることもある。「解放」が「救い」、ポジティブであることは一般と何ら変わりない。

Coccoの"blue bird"はサビでこう歌っている。
「私に終わりが訪れたら導いて、その時目が広く開いているといいな。私の最後を見て、ねえ、私の最後を見て。どうかきちんと見て、そして殺して、お願い。」

あくまでフラットに終わりについて語り、その時の希望を伝えている。ポジティブではないか。
人間だけでなく生きとし生けるものは全て平等に終わりを迎えるものなのだから、それがポジティブな形であるのは幸せなことではないだろうか。

あと、不思議なのはどうして皆「青い」が好きなんだろうということ。
私は「青い」も好きだけど、青くなくてもは好きだよ。かわいい。

に対するイメージには文化差というか地域差もありそうだよね。日本だとカラスがものすごく忌み嫌われる感じがあるけど、ヨーロッパだとカラスより鳩のほうが嫌だっていう人が多そう。「不潔だから嫌だ」ってイタリアの友達は言っていた(まあ、確かにサンマルコ広場とかの混雑?はものすごいことになっているけど、、)。対して「カラスは?」と聞いたところ「カラスは別に、、」ということだった。特にポジティブではなさそうだけど、ネガティブでもない。向こうには個体数が少ないのと、種類が違うっていうのもあるのかな。ジブリの「魔女の宅急便」にもカラスは出てくるけど、ネガティブな感じじゃなかったよね。ゴットランド島、確か2度行ったけど好きだったな。


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