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私を素敵に見せるという難題を課せられた服たちの運命。

雑草は、捨てやすい。捨ててもまたすぐ生えてくるし、第一生えて欲しくないのに勝手に生えてるから

庭に自分で植えた木は、最初は育って欲しいと願うけど、途中から制御不能になって、高くててっぺんを切ることができなくなったり、枝が太くなってノコギリが必要になり手こずったり、茂らせすぎて虫が発生したり、隣の家に飛び出ていったり、いろんなことを学んだ上で、早めにジャンジャン剪定できるようになる

食材は買った以上はもったいないから、あまりものを消費するためのレシピを検索したりして、使い切る。置いといても腐ったりするし、どんどん消費していく「消え物」だから、食べて無くすことには躊躇はない

しかし、、、、、

クローゼットや衣装ケースの服たちは違う

ちょっと気に入ってないけど、もっと着ないと使い切ってないからもったいない。

一軍の服としては古びたけど、部屋着にはできる。

今は着ないけど、私が80歳になったら、これでも着れる

こうして、眺めてはまた仕舞う服が沢山あり、普段着、部屋着の数が増える一方で、枚数が多くて出番がなかなか回ってこなくて、破れることもないまま引き出しを占領している。

無理して頑張れば着れる服の中から、何を着ようか迷う時間こそ、もったいない

新しい一軍の服を増やそうにも、似たような「機能」を持った服があると、買うのに躊躇する。古い「ちょっとした羽織りもの」が、どれだかあることか。。無理して着れば、着れないこともないけど、、とそれを前によく悩んでいる。

私が何を着ていても誰も見ちゃいないけど、スタイルが悪くはないとか、センスが悪くはない程度には思われたい

文房具とか化粧品なら、頑張って一番ダメなのから使っていっても、次第に無くなっていくので、最後はお気に入りだけ残ってすっきりする。

しかし、服というのは、少々頑張って着ても破れたりしない。飽き飽きするほどの時間をかけて、着ては洗濯して、やっと消費される。捨てる直前の服が引き出しの大半を占領している。

これでは変な服を捨て終った頃には、当時の一軍も時代遅れになってるだろう。

どうやって着ようか悩むとか、嫌いな所があったり、早く破れてくれたら捨てられるのになあ、とか思うなら、もう捨てたほうがマシ

そう、今気に入って着ている服以外は、捨てた方がマシなんだと思う。

しかし、地球の資源を「飽きた」「イマイチ気に入らない」などという理由で無駄にしていいのだろうか、と抵抗感がある。体を隠すとか、体温を調節するっていう「機能」は十分はたしているのに、私を素敵に見せる、という難題を課せられた洋服たちは気の毒なことに、無駄に捨てられていく運命なのだ。

服さえもっと似合ったものを探し当てたら、私はもっと素敵に見えるはず」と貪欲な妄想をして、これからも無駄に挑戦していくのかもしれないなあ。。。

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疲れる毎日を誰かの文章で癒されたい。そして、私も誰かを癒したいです。いつかできたらいいな。