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日本人はタイプ6

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エニアグラムでは、日本の国民性はタイプ6と言われています。 ネットで見掛けた文章、日々の事件、その他諸々を、タイプ6日本の視点で説明します。
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2018年2月の記事一覧

期待に応えるということ

藤井聡太さん15歳と平成日本さん30歳の話です。

藤井聡太さんが6段になりました。
これが2月17日ですが、
2月1日に5段になったばかりでした。
3月の雑誌『将棋世界』に掲載予定の漫画には「藤井四段が五段に昇段」という話が載るそうですが、「四段だったのが五段に昇段した藤井六段の話」となる異例の昇段スピードに、編集作業が追いつかないそうです。
5月に7段になる可能性すらあるそうです。

ネット上

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日本でのベーシックインカム導入に思うこと

以前、『国のレベルと「レベルを上げる条件」』で書いたことと関連しますが、私は日本でベーシックインカム(最低限所得保障の一種。例えば国が全ての国民に毎月一定額、10万円とかを無条件で支給する)をすることにより、現状のレベル6社会の日本人のストレスを緩和できると考えています。

ですが、「諸手を挙げて賛成」というわけではありません。

どういうことかと言えば、ベーシックインカム導入により、
そこに安心

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日本の今あるイノベーション問題と、明治維新や戦後の復興との相違点(後編)

二点目として、
現在が、明治維新や戦後復興と違う点として、「正解が無い」もしくは「お手本が無い」という点が挙げられます。

明治維新は、西欧をお手本としました。
戦後復興は、アメリカをお手本としました。

産業は決まったものをただ作り続けるだけでそれが正解でした。
ですが、今のイノベーションには、これをやれば正解というものがありません。
ただ単に自動車を作っていても売れません。
基本的に物は飽和状

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日本の今あるイノベーション問題と、明治維新や戦後の復興との相違点( 前編)

私が、ある人に対して、
「今の日本は、イノベーションにおいて問題を抱えている」
と説明したところ、
「たしかにイノベーションで問題を抱えているかも知れないが、
日本の明治維新の改革、戦後復興の成果もあるし、日本が特に改革嫌いというわけでもないのではないか?」
という指摘を受けました。

そこで、今回は、日本の今あるイノベーション問題と、明治維新や戦後復興との相違点を説明してみたいと思います。

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万難を排して憂いましょうよ

先憂後楽を絡めて「タイの日本企業の話」の感想を書きます。

突然ですが、私の基本姿勢は先憂後楽です。

日本も日本企業も(もう少し)先憂後楽であったほうが良いと思っています。

ですが、日本はエニアグラムのタイプ6の国。
憂うことには抵抗を示す国民性です。

それはなぜかと言うと、
タイプ6は、安心・安全・安定がとても大事な性格タイプだからです。
「憂うこと」は、安心・安全・安定から外れた場合の可

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先憂後楽のように、内憂外楽を目指しています

私がエニアグラムの日本人論を語るときの姿勢を書いておきます。

私としては、先憂後楽のように、内憂外楽でありたいと思っています。
内憂外楽は、私の造語です。

日本国内に対しては、憂いてみせて、
国外に対しては、日本を楽観的に語りたいという意味です。

近い姿勢を持った人には、通訳者の米原万里さんがいます(たぶん)。
日本に苦言を言いつつも、日本を自慢することを言ったりしています。
米原さんは、小

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日本のアメリカ化がダメな訳

今回は、日本のアメリカ化がダメな訳を説明してみます。

数日前の『エニアグラムから見た日米関係』の最後のほうで、ちょろっと

話を日本国内に限定すれば、
日本がアメリカ化するのは、分裂の方向なので、
良くないのですけどね。

と書いたのですが、
ちょろっと書いたのは、エニアグラムを知っている人であれば、ほぼ常識だと思ったからです。

このことを指摘しているページは他にもありますし。

今回は、あえ

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エニアグラムから見た日米関係

先日の『エニアグラムから見た、あなたにとって、住み易い国、住み難い国の話』の追記のような話です。

エニアグラム性格学の『統合と分裂』という考え方を延長してみると、国と国との相性も見えてきます。

ここでは、『統合と分裂』で日本とアメリカを見てみます。

日本は、タイプ6の国。
アメリカは、タイプ3の国。

このタイプ6とタイプ3の関係は、『統合と分裂』です。

タイプ6(日本)とタイプ3(アメリ

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エニアグラムを通して見た、国民性と個性の関係

エニアグラムを通して見た、国民性と個性の話です。
そして、『エニアグラムから見た、あなたにとって、住み易い国、住み難い国の話』の続きのような話です。

以前、『性格タイプとは才能の向かう方向を決めるもの』で書いた話と似た感じですが、
国民性という名の性格タイプは、方向性とも言えるものです。
個性(の向かう方向)と国民性(の向かう方向)が一致していれば、個性が制限無く加速できます。

逆に、
個性と

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