前田稔

エンタープライズ・アーキテクト。DXコンサルタント。 元カリスマゲームプログラマ、野村…

前田稔

エンタープライズ・アーキテクト。DXコンサルタント。 元カリスマゲームプログラマ、野村総研ITコンサル、SBIホールディングスCOOを経て独立。 人間系をも含む情報処理設計を得意とする「DX専門コンサルタント」。本当の情報技術、DXについて語ります。

最近の記事

電帳法対応の闇?

電帳法(電子帳簿保存法)について毎日のようにCMを見ると思います。企業側の対応でも、電帳法対応や、インボイス対応など追われているのではないでしょうか?本日は、この対応に関する「闇」にフォーカスあててみたいと思います。 電帳法とは?電子帳簿保存法ウィキペディアを見ると とあります。国税調査が簡単になるようにするための法律なのですね。脱税などを簡単に見つけられるためのもの。早い話国税のための法律ですね。 今までは、帳簿を繰ったり、関係書類を探したりと大変だったわけです。それを

    • 再生

      DXの不都合な真実

      DX推進、うまく行っているとおもったら大間違い。潜在的問題、課題に気が付いていない可能性が非常に大きいです。この動画ではそのような問題を実例を挙げて説明しています。大手企業でも起きています。大手コンサル入っていても起きています。かなり危機的な状況とも言えます。そのような思いから警告的にこの動画を作成しました。

      • DX時代におけるデータガバナーとは?

        はじめにDXで重要なものの一つとしてデータガバナンスがあります。よく一般的なコンサルではDXにおける「システム構成図」は出すのですが、このデータガバナンスについてしっかり触れていないのもあります。 これは推測ですが、彼ら自体が体験していない、気が付いていないせいではないかと考えています。今回はこの「データガバナンス」およびそれに携わる人=「データガバナー」について説明したいと思います。 データガバナンスはなぜ必要なのか?DX時代では、どんどんデータが生み出されていきます。こ

        • デジタルデータについて(対談)

          渡邉:本日はDX専門コンサルタントの前田さんからデジタルデータについてお話をお聞きしようと思います。 渡邉:前田さんですが、プロフィールを拝見すると、野村総研で金融情報分析、その後SBIホールディングスでCOO、CIOを歴任されたとありますが、面白いことに、学生時代のプログラマのことも書いていますね。 前田:はい、そこが私の原点だと思うのですね。当時『ウルフチーム』というゲームクリエイター集団がいて、その創設メンバーだったのです。 今のゲームのオープニングが映画みたいだっ

        電帳法対応の闇?

          そのERP統合・・・破綻します!

          DX専門コンサルタントの前田です。 本日はERP統合の話です。 ここのところ、このERP統合よく聞きますね。経営側が意思決定するためにデータを統合したい・・・というニーズに合わせての話なのですが、本日はこれは下手すれば破綻する!という若干ショッキングなお話をします。 よくある例を挙げます。 会計パッケージ、受発注システム、人事システム。。。これらをどんどんつないでいけば、予実績管理や経営に必要な情報も取り出せ、より便利になる。これこそがDX! なんて、ベンダが言いがち

          そのERP統合・・・破綻します!

          なぜ日本に真の意味でのCIO、CDOが育たないのか?

          「企業の全ビジネスフローを最適化する!」DX専門コンサルタントの前田です。 本日は、「なぜ日本に真の意味でのCIO、CDOが育たないのか?」についてお話しします。 なぜこの話をするかと言うと、DXがうまく行かない最大の要因がここにあるからです。 CIO、CDOとは?まずCIOの意味から。 これなぜか日本国内ではまったく違った意味となってます。 CIOは情報シスのトップではないです。 システム予算や、システム開発統制とかそういう事務的な仕事ではないです。 もっと、重要な役割

          なぜ日本に真の意味でのCIO、CDOが育たないのか?

          企業内情報統制をカンタンに見極められる方法

          「企業の全ビジネスフローを最適化する!」DX専門コンサルタントの前田です。 今日は、企業内での情報統制をカンタンに見極められる方法を伝授します。 情報統制、分かりやすく言えば、企業の中で組織間、社員間で、どのように情報が飛び交い、きちんと処理されているかと言うことになります。 これをカンタンに見極められる方法があります。 メールのTOを見てみる。 このTOの数で情報統制されているかすぐに分かります。 情報統制されていない会社の特徴は・・・ TOの数がやたらと多いの

          企業内情報統制をカンタンに見極められる方法

          情報システム部門の変化

          これは、ほとんどの企業が直面している問題です。 「こんなの情シスの仕事では?」という経営者が良くいますが、「情シス」のミッションステートメントを明確にしているのでしょうか? ほとんどが「システム関連=情シス」となっているのが現状です。 実は、従来の情シスの役目とDX時代での情シスの役目は天と地くらいの差があります。(これは日本固有の問題であり、海外では情シスの地位は全く異なりますが)まぁ、情報システムが総務とかの配下にある時点で経営側の「考え」は読み解けますが。 従来の

          情報システム部門の変化

          データモデルの重要性(デジタル化)

          デジタルデジタルとか言っていますが、どのデータがどういう振る舞いの結果生まれたのか理解していなければ、使ってないのと同じということ。 いろんなデータをデジタル化すればなんでもできると考えている人がいるようですが、そのデジタル化をどうするかができなければ全く意味は無し! 例えば、酒造メーカのデジタル化。温度調整とかいろいろあるけど、もしかしたら、何かを混ぜるときのスピードとか、回転状況とかによっても結果は変わるかもしれない。つまり、「計測されていない」データが影響するかもし

          データモデルの重要性(デジタル化)

          ITは難しくない!?

          経営者としてはDXの前にやはりITについて理解しなければなりません。 ですが、結構いまだに多くの企業トップでは「IT=?」という驚愕の事実があります。結構丸投げのところも未だ多いようで・・ 皆さんが知っている大手企業でもそのようなケースは実は多いのです。 未だに「企業トップに文系が多い」からと言う話もありますが、そもそもITは難しくないのです。 悪いのはそれを「さも難しく」「専門家でないとわからない」ようなことを吹聴している輩のせいです。 それか、良くわかっていない人たちが

          ITは難しくない!?

          DX時代に必要な人材とは? その1

          「企業の全ビジネスフローを最適化する」DC専門コンサルタントの前田です。 DXと叫ばれていますが、社内においてどのような人材がDX時代に必要となるのか、お教えします。 DXでの最も重要なポイントは「データが接続される」と言って良いと思います。つまり、「データに詳しい人=データマネージャ」が必要となるのです。 と言うと、 「な~んだ。簡単なことじゃないか?そんなのデータベース見えればわかるじゃない。」 と、思ったあなた!既に失敗の第一歩を間違いなく踏み出しています。 B

          DX時代に必要な人材とは? その1

          そのDX対応まちがってます!?

          「企業の全ビジネスフローを最適化する!」DX専門コンサルタントの前田です。の前田です。 最近よく聞く言葉「DX」=デジタルトランスフォーメーション。 あちこちでよく見るようになりました。経営者からも「DXをやりたい」と聞きます。 ベンダーなどもこぞってDX関連情報をアップしてます。 でも・・・・ うまく行ってい話もよく聞きます。 「ベンダーの提案に従ってやってるんだけどね。。。。」 話を聞いているとどうもおかしい。このまま放置しておくと失敗しかねない・・・。 という

          そのDX対応まちがってます!?

          初めての投稿となります。IT関係に関する投稿をどんどんやっていこうと考えています。

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