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ITは難しくない!?

経営者としてはDXの前にやはりITについて理解しなければなりません。
ですが、結構いまだに多くの企業トップでは「IT=?」という驚愕の事実があります。結構丸投げのところも未だ多いようで・・

皆さんが知っている大手企業でもそのようなケースは実は多いのです。
未だに「企業トップに文系が多い」からと言う話もありますが、そもそもITは難しくないのです。
悪いのはそれを「さも難しく」「専門家でないとわからない」ようなことを吹聴している輩のせいです。
それか、良くわかっていない人たちが小難しい言葉でごまかしている?

ここではITとは何かを簡単に紐解きます。

ITは単に「決め事」である。

正直なところ、ズバリ一言でいえば「これ」です。
ITは単に決め事です。

普通、「技術」というと、何度となく試行錯誤を繰り返し、時には偶然の産物として手に入れることを想像されるかもしれません。
確かに、製造業などの「技術」はこのような「努力と時間」から生み出されたものと言えます。
ですが、ITの「技術」はそれとはまったく異なります。

まず「CPU」を見てみましょう。
これはデータ「1、0」を処理するための決め事処理を行うものです。
・メモリからデータをCPU(レジスタ)に読み込む
・データの演算を行う
・結果をメモリに書き込む
・結果により、別の処理部へ飛ぶ
この程度しかやってないわけです。つまり決めごとです。
皆さんが今使っているPC、スマホも元をただせばこれだけしかしていません。これが複雑に組み合っているだけです。

プログラミング言語もそうですね。
・ある「予約語」が出たら、それに応じた動作をする。

コンピュータの最も下層言語はマシン語(数字の羅列のようなもの)です。これだと非常にわかりにくいので、「言語」というものを「決めた」だけです。

BIOSもそう、OSもそう、TCP/IPもそう、インターネット、html、ブロックチェーン・・・・。ありとあらゆるものが単に「決め事」です。

その「決め事」がレイヤー(層)に積み重なり、複雑なことができるようになっています。
さらにその「決め事」が「標準」となり、だれもが意識しないレベルまで「広がった」瞬間に爆発的な発展をします。
それを繰り返しているだけです。

知らない人から見ると、そのレイヤーが見えません。ブラックボックスです。まぁ、利用する側から見ればこれで問題ないのですが、活用する側、何かITで変えようとする側から見たら、このことをきちんと押さえておく必要があります。

この「決め事」はなんら難しい話ではありません。
コンピュータの歴史をたどれば、あるべくして生まれただけです。
一つ一つ追いかければ「なんだ、そんなことか!」レベルの話です。
数学の記号に見ていますが、それよりはるかに簡単です。

この観点で紐解けば、サイバーセキュリティも非常に簡単な話となります。

私自身、もしかしたら「ウィルス」を生み出す可能性のあった人間が語ったいるもし、あなたがもう少しこの点について知りたいというのであれば、簡単な小冊子を作っています。

こちらからダウンロードできます。

おまけ
私自身元カリスマゲームプログラマ。コンピュータの動きはハードウェアに至るまで理解しています。下手すれば当時ウィルスをも作ったかもしれない人物です。早い話、ゲームをコピーする輩が多いので、コピーしたら、誤動作させるように仕込もうとしたわけです。ですが、これでは反社会的なので、実際には、コピーされるとゲームの登場人物が誤動作(セリフがおかしくなる=「あれ?俺たちもしかしたらコピーされた?」と言う)するようにしました (笑)


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