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日本のお母さんはもう十分すぎるほど頑張っている~世界のキッチンからポテサラ論争を切ってみた~

よく読ませていただいている
クララさんのブログで
大変興味深い記事を読みました。

「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」に言い返す
http://kulalanorebyu.seesaa.net/article/476233086.html

"ポテサラ論争"はウェブニュースの見出しをチラッと見て知っていたけど、見出しを読んだだけで辟易するような話だったので、それ以上の詳細なんて知りたくもないと、無意識的にスルーしたのでしょう、、、

このクララさんの記事の中で初めて、この論争の元になったツイッターの原文を読みました。

「母親ならポテトサラダくらい
 作ったらどうだ」
の声に驚いて振り向くと
惣菜コーナーで高齢男性と、
幼児連れの女性。
男性はサッサと
立ち去ったけど、
女性は惣菜パックを手にして
俯いたまま。
私は咄嗟に娘を連れて、
女性の目の前で
ポテトサラダを買った。
2パックも買った。
大丈夫ですよと念じながら」

この文章を読んだとき
私の脳裏に真っ先に浮かんだのは

ニュージーランドに
ホームステイしたり
ワーキングホリデーを
していたときに

一緒に生活をしていた
ファミリーやフラットメイト
たちの食卓の様子でした。

その食卓には、
大きなワンプレートに、

オーブンで焼いたチキンを
ドーーーーン!!!!

冷凍のベジタブルミックス
ボーーーーーン!!!

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テーブルにはケチャップとマヨネーズと
塩コショウが置いてあって

「自分で好きに味付けしてちょー」

なんていう、日本でいったら
"手抜きご飯"に判定されてしまう
ような、シンプルなメニュー。

でも、それが割と一般的。
(もちろん家庭によるとは思うけど)

ワーキングホリデーのフラットで一緒に
住んでいたトンガという国のお母ちゃんは、

仕事で疲れているときは
(っていっても午前中3時間だけw)

テイクアウト(英語ではtake away) のケンタッキー(英語ではKFC) を

お母ちゃんより長時間働いて帰ってきたお父ちゃんにパシらせてましたwww

それが週に2、3回…なんてのも
ふつーに見かける光景で。

そんなお母ちゃんが
珍しく台所に立つときでさえ

熟れてないバナナや、タロイモ、肉、魚
などをカットもせずにそのまま丸ごと
大きな鍋やオーブンの中に
ドーン!ボーン!と入れて
そのまま食べ頃になるまで待つ…

というシンプル&放置イズザベストな
クッキングスタイルでございました。

その間は、子どもたちとYoutube見て
爆笑したり、お昼寝したりしてました。
(どこまでも自由だな、、、)

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ドーーーーン!!!!

↑初めて食べたふかしたバナナは
 焼きナスみたいな味と触感でした

ボーーーーーン!!!

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↑お父ちゃんが釣りでゲットしたお魚。オーブンで丸焼き。骨まで全部いただきました。

そして、さらに驚くべきは、
子どもたちのお弁当(ランチボックス)。

透明な大きなタッパーに

サンドウィッチ、
リンゴやバナナや
キーウィフルーツ、
おやつのナッツバーを

まるごとボンボボボンッ♪

と入れただけ。笑

それも、ママが用意するのは材料だけ。
あとは子どもたちが自分でつくる(詰める?)のが日課になっていた。

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トンガのお母ちゃんが育児放棄してるわけはなく、海外では割とごく一般的なスタイルです。

下の写真は、オーストラリアの旦那様と結婚した友人が送ってきてくれた、現地のランチボックス!!!

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そうそう、これこれ!
これですよー!!

このダイナミックな切り方と
盛り付け(詰め込み)方ね!!

栄養もバッチリらしいですよ♬

さらには、いちごのシーズンに紙バックで売られているイチゴを、そのまま学校に持ってくる子どももいるんだとかー🍓

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すごいインパクト。
絶対に登校中につまみ食いしちゃうよね!!!笑

こんな海外のランチボックスと
比べてみるとですねぇ、、、

毎朝早起きして、
彩りや栄養や腹持ちを
考えたお弁当をこしらえる
日本の主婦(主夫)の皆様たち……

もう、なんて
献身的なのでしょう…!
神様でしょうか?

ってくらいな心境に
なってきちゃいますね。

もうね、「キャラ弁」なんて見たら、
海外の人たちは、あまりのクオリティに
失神してしまうと思います。笑

日本人は、ふつーに料理しただけだって、周りから賞賛の嵐ですからね。

私でさえ、同じフラットに住んでいた中国人のフラットメイトや、ゲストハウスで意気投合したアメリカ人の子など、海外の人と一緒に料理する機会があったとき、いつも言われたのはこんなセリフ。

「エミって、昔シェフだったの?
 なんでこんなに細かく野菜を刻めるの?」

「日本人って、なんでいつもレストランで
 出てくるような見た目も美しい料理をつくるの?」

私はシェフだったこともないし、
実家暮らしが長かったので
料理の経験は平均以下だったと思う。
(外食費が高いニュージーランドに来てからは、否応なく自炊スキルは上がったけどw)

にもかかわらず、彼らはそんな私の料理さばきや完成品をいつも感心して眺めていました。笑

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↑中国人のフラットメイトに本場の餃子の作り方を教えてもらったとき。
私はお好み焼きとか親子丼を教えてあげました^^好評でしたよー♫

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だからね、日本のお母さんって、

めちゃくちゃすごいこと
毎日やってたんだんだな~~
めちゃくちゃ頑張ってるんだな~~~

って、海外で過ごして初めて
身に染みて感じたんです。

料理ひとつだけをとっても、
このクオリティですからね。。。

他の家事や育児も(さらに仕事も)
丁寧に、完璧にこなそうと、
さぞ頑張っていることと存じます。

そういえば、ゲストハウスで
仕事の面接をしたとき、
「日本人」というだけで
即採用されたことがあります。

「今まで雇った日本人女性は、
 まじめで、綺麗好きで、丁寧で
 本当にパーフェクトだったから、
 あなたももちろん歓迎よ!」

と、「賞賛」の嵐!!!
誇らしい気持ちになったのは一瞬、
日本人だけどずぼらな私にとっては
プレッシャーでしかなかった。笑

だから、このポテサラ論争で
老害じいさんに心無いことを
言われてしまったこのお母さまをはじめ
日本全国の頑張っている
すべての主婦&主夫のみなさまへ

**
日本での家事、育児、仕事を
どれほど日々頑張っているのか**

**
知らせてあげたい…
見せてあげたい…**

と、ただただ思い、
この記事を書きました。

海外の人たちを怠け者だと
ディスりたいわけじゃ
ないですからね。

むしろ日本人の私たちは、
少し見習ってもいいくらいだなと
いつも気づかせてもらえるのです。

疲れているのに
無理して頑張って
料理をして
イライラしてる
お母さんと食べる
食卓より

お惣菜やテイクアウトでも
ゆとりがあって笑っている
お母さんと食べる
食卓のほうが

子どもたちは
何倍も嬉しいし、
おいしく食べれる。

どんなに健康な
食事をしていたって
病気になる人はなるし、

どんなに不健康な
食事をしていても
健康な人もいたるします。笑

**食事はとても大切だけど、
それより大切なのは
ストレスためないこと

家族みんなが笑顔で
おいしく食べられることが
一番大事じゃないかなぁと思います。**

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そんな海外の新しい価値観は
まじめな日本に新しい風を
吹き込んでくれるような気がして
ひとつでも多く私が海外で体験した
エピソードをシェアしたいなと思います。

そんな「換気」ができるような発信を
これからもしていこうと思うので、
ぜひ、フォローよろしくお願いします^^


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