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変わりゆく自分と変わらない友人〜前編〜


こんにちは!えみうです。

みなさん、今まで付き合っていた友人と合わなくなって、疎遠になった経験はありませんか?

特に大人の年齢の方は、そういう経験がある方が多いのではないでしょうか。


学生時代と違い、大人になると様々なことを自分で選択していく機会が増えます。

何の仕事をするのか、どんな人と関わるのか、どこに住むのか、結婚するのか、子どもを持つのか…などなど、人によって経験すること選択することは様々で、自分がどんな環境に身を置くのかにもよって人は変わっていきます。


生まれつきの性格や持って生まれた気質みたいなものはなかなか変わりませんが、考え方や価値観、感じ方などは、やはり環境によって変化していきますよね。

私はもう十分いい大人の年齢ですが、それでも今まで付き合ってきた友人と考え方や価値観が変わり、疎遠になっていくことは今でも寂しいです。

最近もそう感じた出来事があったので、気持ちの整理も兼ねてnoteに書くことにしました。



先日高校時代からの友人と数人で会ったのですが、楽しく過ごした反面、なぜかその中の1人に今まであまり感じたことが無かった違和感を覚えました。


その友人は高校時代からの付き合いで、大人になってからもずっと定期的に会ったり、仲良くしてもらってました。

ただでさえ友達が少ない私。そんな中、長く仲良くしてくれる友人にとても感謝していました。

しかし今回会ったときに、今まで気にならなかったことが引っかかるようになったのです。


それは友人が良くも悪くも、若い頃から変わっていないことでした。

もちろん、そこが友人の良さでもあります。

しかしなぜか今回、友人にモヤモヤとしてしまったのです。


ある程度大人になってくると、大体の方は気遣いを覚えていくと思います。

とても小さなことで言うと、相手にお子さんがいたら、手土産を持っていくときにはお子さんのことも考えて選ぶ。


目上の方がいたら、お店の席に着くときは目上の方を優先させる(上座に座ってもらう、その方が座りやすい席に座ってもらう)など。

すごく些細なことではありますが、仕事での経験や家族との付き合いの中で、そういう気遣いを学んでいくことが多いと思います。

でもその友人は、良くも悪くも今も若い感覚のままなのです。

手土産を選ぶときは相手が喜びそうな物より自分の食べたい物を選ぶ。お店に入ったら自分が座りたい席に真っ先に荷物を置いて座る。

今回会った時も、例えるとこんな感じの自分優先の振る舞いを終始していて、そのことがずっと気になってしまいました。


あれ?今まで友人のことはそういう人だと思って何とも思わなかったのに、なんで今日に限って気になるのだろう?もしかして私の心が前より狭くなったのか?


私は友人がどうと言うより、そんなモヤモヤを友人に対して抱いてしまった自分にショックでした。



そしてさらに悲しくなったのは、高校時代からの長い付き合いだったのにも関わらず、その友人に何も言えなかったことです。

「あのときの行動、ちょっと気をつけた方が良いよ。」

長い付き合いの友人なら、そんなくらいのアドバイスも言える関係だと思ってました。

せっかく久しぶりに数人で集まったと言うこともあり、その場はみんなで楽しく過ごしたかったのもあったのですが、帰りにその友人と2人になったのにも関わらず私は何も言えずに終わってしまったのでした。


何も言えなかった自分。

長い付き合いの友人だと思っていたのに、言いたいことも気軽に言えない関係だったことに、すごく寂しさを感じました。

結局その日別れるまで、私は自分の気持ちを隠しながら、作り笑いを浮かべていました。


そして気付いたのです。
自分が変わってきたこと。
それと、今まで我慢をしていたことに。


長くなりそうなので、次回に後編を書きたいと思います。

良ければまた、覗きに来ていただけると嬉しいです。

それではまたここでお会いしましょう!




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