私が第一志望の会社を辞めた理由
みなさん、こんにちは!ちえみりーです。
noteでの記事更新は久々になってしまいましたが、フリーになって3か月経ったので、少し気持ちの整理のために残しておきます。
第一志望の会社には入れた喜び
私は昔から旅行が好きで、ボーっと空を見ることが好き。
そして、なぜを考えることが好きです。
だから飛行機にかかわる仕事がしたい。
そして、考えることが好きだから技術系がいい。
そして就活の時期に私が至った考えは、航空会社に技術系総合職として入ることでした。
私が就活していたのは4年前。
2017年という何とも恵まれた時期で、近年まれな売り手市場でした。
その売り手市場だったこと、安倍政権が女性の社会進出政策を打ち出したことで、理系女子の求人が多かったという、私にとっては最高の機会でした。
そんな恵まれた機会でも、私が入った会社のエントリーシートの通過率はわずか1%程度とも言われていました。
今でこそ航空会社はコロナ渦で危ない状況にありますが、それまで航空会社は「就活生が就職したい会社ランキング」上位の常連でした。
そんな中で私が第一志望の会社に入れたのは本当に恵まれたことだと思います。
そして、自分の努力もあったのかもしれません。
辞めた今でも少し信じられないくらいです笑
入ってからもいい会社
入ってからも、その会社は私の思っていた通り。
とても風通しのいい会社で、周りの人もいい人ばかりでした。
とっても仕事に厳しい社長も面接のときの私の印象を覚えていてくれて、こう言ってくれていました。
「君は誰よりも努力家だ。会社に入ってもそれを活かして頑張ってくれ。」
あんな大きな会社の社長さんにもただの一新入社員である私を覚えてくれていたのです。
とてもうれしかったことを今でも忘れません。
そして、その言葉は今でもくじけそうになった時の原動力になっています。
では、なぜ辞める必要があったのか?
大きな理由として、うつ病が再発したこともあります。
しかし、理由はそれだけではありません。
休職中に私が気付いたのは、どんな会社に勤めるにせよ、苦手な部分があったのです。
通勤。大人数のグループでの会話。会議での過呼吸。人間関係。
もちろん克服できることもあったかもしれません。
会議などでの発表は、もともと得意でした。
しかし、大学院時代の研究室の発表のころから毎回発表するときに呼吸をするか、話をするかのどちらかしかできない状態によくなり、トラウマ化していたのかもしれません。
トラウマは瞑想などである程度克服できるので、何とかなったかもしれません。
通勤は思った以上に苦手でした。
もともとど田舎出身だった私が、大都会東京の東京駅を毎日乗り換えで利用していたのですから。
早く帰れても体が休まらず、またあの波に飲まれるのかと感じたのは忘れません。
人間関係ですが。
私は気にしすぎるところがあります。
その分、困っている人や他人が気付けないいいところを見出したこともあります。
俯瞰してみれば、そんなに気に病むことはないのかもしれませんが、その輪の中に一人称で入ってしまうと抜けられなくなります。
特に新入社員研修の時でしょうか。
グループ分けがされて、4か月間17人のグループで試験を乗り越えたり、勉強をする機会がありました。
そこでは高校のようにクラスの目標、振り返りを行っていました。
17人といっても決してまとまりがあったわけではなく、やはり個性のある人も多いもの。
目標達成への振り返りでもまとまりません。
そんな時に何とかしたいと思い発言するのですが、誰も傷つかないように配慮しながら慎重に慎重に言葉を選んでいました。
気を使い過ぎていたのかもしれませんね笑
それでも後からあの発言はもっとはっきり言うべきだったとか、いろいろ頭の中の反省会が盛んにおこなわれていました。
後悔はないのか?
実際自分が入りたいと切望して入った会社だっただけに、すごく悩みました。
でも、続けていても同じように体調を崩してしまうと気づいたので、今は満足しています。
そして、金銭面で苦労することも多いですが、自分の努力がそのまま表れると考えればあっているのかもしれません。
他のうつ病の人にもやめることをおすすめするか?
人それぞれなので、皆が皆会社勤めが合わないとは思いません。
考える時間はあると思うので、自分の中で整理してみて考えてはいかがでしょうか。
自分の会社があっていないだけであれば、転職
克服の余地があるなら、復職
私のように働き方を変えたいなら、退職?
誰かに頼れるなら、専業主婦(夫)?
いろいろ選択肢はあります。
ただ、うつ病だと何かと金銭的に余裕がないので、その余裕の無さから病状が悪化することもあります。
退職してフリーとして活動するという選択肢は、最終的な方法と考えるのが無難だと思います。
書籍やセミナー代として使用し、より良い情報を皆さんにお届けします。