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「ものすごく嫌」は「ものすごくやりたい」の裏返し

やりたいけど、ずっと後回しにしていたことがあった。

すごくやりたいことのはずなのに、どうしても取りかかれなかった。

何故だかわからないけれど、やろうとすると「ものすごく嫌」なのだ。


だけどこのままじゃいけない、と思い一昨日ぐらいからようやく取りかかった。

すると、拍子抜けするぐらいに簡単にできてしまったのだ。


どうして私はずっと逃げ続けていたのだろう。

それはきっと、すごくやりたいことだから「失敗するのが嫌だ、怖い」という気持ちがあったのだろうと思った。


誰だって挫折は味わいたくない。

私にとってそれは将来の夢のために必要なことだけれど、すごく勇気のいることだった。

だから、失敗したら自分の夢への道が閉ざされるような気がして怖かったのだ。


今考えるとおかしな話だ。

やる前から「失敗すること」を考えて足踏みしていたのだ。

それに、一度失敗したからといって夢がなくなるわけじゃない。

失敗したなら、何度だって挑戦すればいい。


きっと私のように頭でグルグル考えて進めなくなるタイプの人は、考えるより先に体を動かしてしまったほうが良い。

自分をやらなければいけない状況に追い込むとか。

やりたいことほど「怖い」という感情に支配されて、「何故だかわからないけどものすごく嫌」と感じるものだ。


「ものすごく嫌」は「ものすごくやりたい」の裏返しだ。

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