素直に綴るのがコツなのかもしれない

最近、石田ゆり子さんの『天然日和』を読んでいる。

日頃から文庫本をカバンに一冊入れるようにしていて、電車の中や空き時間にちょこっとずつ読むようにしている。

そういうときは、エッセイを中心に読んでいるのだが、『天然日和』は、ことに、文章というものはこうやって素直に書けばいいんだなと思える一冊ではないかと感じた。

話は変わり、以前によくnoteでも話題にした「ほぼ日5年手帳」。

その後、これが意外なことに毎日続いている。

書き始めたのが2/28で、本日は10/7。

完全に習慣化したので、これはしばらく続くであろうと踏んでいる。

内容はといえば、もう、それはそれは「何のことはない」ことしか書いていない。

疲れた。よく寝た。◯本原稿書いた。◯◯へ行った。ナントカさんと会った。どうのこうのと思った。あれはうまかった。暑い。涼しい。

など。

毎日、いいことも嫌なことも、めくるめくいろいろおきるけれど、かといって極端にドラマチックなことは、そうそうおきない。

これが、毎日なのだなと『ほぼ日5年手帳』を書くようになって、改めて実感している。

そして、手帳を書く字は汚い。というか、書きなぐっているに等しい。それでいいということにしている。

楽しみにしていることがある。

2年目に入ったときに、同じ日の去年の私は何を考え、何をしていたのかなと思いつつ。そして、その日の何かをどんな思いで書くのであろうかということ。

3年目は、4年目は、5年目は?と想像すると、妙にワクワクする。

たぶん、それが『ほぼ日5年手帳』を書き続けている、私の原動力なのだろう。

文章って、あんまり深く考えないことが、書き続けるコツなのかもしれないと、ふと思う。思っていることを素直に綴る。

noteもそんな風に書けたらいいのだけれど。

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