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【写真日記】白山の女神さまに会いに加賀国へ② 白山比咩神社から金劔宮へ

前回のお話

◇◇◇

参拝後、白山比咩神社の境内を散策



久しぶりに訪れた白山比咩神社。

今日は人が多いなぁ…と思ったら「七五三」だったんですね。

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礼装した子供たちとその親御さんを、たくさんお見掛けしました。

拝殿をお参りする人々の列に並び、神様へのご挨拶も兼ねてお参りをしました。

その後、同じ境内にある白山奥宮遙拝所を参拝。

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本来なら、奥宮は白山の山頂にあるのですが、とても遠くて行けないので、ここからお参りさせていただきました。

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こちらは、近年新しくできた禊場。

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なんじゃもんじゃの木。どんな花を咲かせるのでしょうね。

こちらは亀岩。下の岩が亀の形をしているからだそう。南参道の手水舎です。

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宝物館が開いていたので、見学させていただきました。

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館内は撮影禁止なので写真はありませんが、この神社に伝わる貴重な品々がたくさん展示されてありました。

私が個人的に気に入ったのは、平安時代の狛犬と鎌倉時代の狛犬です。この両者が館内の一番奥に並べられて展示されてありましたが、時代によって特徴が分かれていて(平安時代の狛犬はシュッとしてて細身なのに、鎌倉時代の狛犬は筋肉ムキムキでかなりマッチョ)、とても面白かったです。

その他、白山信仰にまつわる貴重な品々もたくさんあり、歴史が好きな人はきっと大喜びだろうなぁ…と感じるスポットでした。

北参道の大鳥居。

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北参道から拝殿の方を眺める。

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松尾芭蕉の句碑。

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昔、芭蕉は(石川県内を)訪れたようで、この神社に来る途中のサービスエリアにも、芭蕉の句碑がありました。石碑が建てられたのは近年ですが、句の背景を読むのも興味深くて良いですね。歴史と文化を感じます。

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境内を境内を散策して心地よい気分になりました。

菊理媛尊くくりひめのみことさま、ありがとうございました。

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また、元来た表参道を通って、駐車場に出ました。

お昼ごはんは表参道前にて、おはぎ屋定食をいただく

時計を見ると、もう午後1時半…。お腹が空いてきました。

そこで駐車場のすぐ横にある「おはぎ屋」さんで、少し遅いお昼ご飯をいただくことにしました。

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初めて白山比咩神社を訪れた時から、いつも必ず寄っていくお気に入りのお店です。

ここのオススメは、手作り「おはぎ」と「笹寿司」。

店頭でおはぎと笹寿司を販売しているのですが、この日はお店に入るのが遅かったため、ほぼ完売状態でした…残念。

気を取り直して、遅めのお昼ご飯に「おはぎ屋定食」をいただきました。
でも、メニューの一つである「笹寿司」が売り切れのため食べられず、代わりにお蕎麦をメインにした特別定食にしてもらいました。

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このお蕎麦も、私たちが最後だったみたいで、次のお客さんは残念がって帰っていかれました。(私たち、運が良かったわ~)
てんぷらはサクサク。自然の恵みに感謝。

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冷たいお蕎麦。この日は夏日で暑かったので、ひんやりして美味しかったです。ごちそうさまでした。

金劔宮へ

おはぎ屋さんで美味しい食事をとった後、車に乗り込み、金劔宮きんけんぐうへ向かいました。

白山比咩神社の駐車場を出て、103号線に入り、そのまま真っすぐ進むと、道路沿い(右手)に見えてきます。こちらは、白山市内の鶴来(つるぎ)地区に鎮座する神社です。

上の石川県神社庁サイトの説明によると、この金劔宮は、

古代出雲文化が早く海岸線を経て能登地方に及んだのに対し、この地方は大和文化の拠点であるばかりでなく、総じて県内では最も古い文化の発祥地であるから神社の由緒でも有名なことがらを数多く残している。
中世以来白山七社の一に数えられ、そのうち白山本宮・三宮・岩本とともに本宮四社といわれていた。

とのこと。

歴史は、白山比咩神社と同じく古く、紀元前95年に創建されたと言われています。

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ちなみに、この「金劔宮」は、古くは「|劔宮《つるぎのみや」」と言われていたようです。町の名前の「鶴来」も、この「劔」に由来しているそうです。

金劔宮を参拝・「不足なく有ること」を感謝する

駐車場に車を停めて、鳥居へと向かいました。

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お祭りの提灯が掲げられています。

石段を上ると、いつもは閉めてある拝殿の扉が、大きく開かれているのが見えました。

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境内には、美しく飾られた御神輿が置かれてあります。

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今日はお祭りだったようですね。

ここも白山比咩神社の表参道と同じく、境内の木々の葉は青々と茂っていました。紅葉はまだ少し先のようです。

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ちなみに、この金劔宮ですが、金運アップのパワースポットとして船井幸雄さんか紹介し、全国より大企業の経営者も参拝されるようになって、全国的に有名になった神社なんですよね。

この神社の主神は瓊々杵尊ににぎのみことですが、ここは古い歴史を有する聖地であり、おそらく、神話が生まれる以前のもっと古い時代の古神道の流れをくむところで、古代人の祭祀場だったんじゃないかな…と私は思うのです。

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白山比咩神社を参拝するようになって以降、この金劔宮も合わせてお参りするようになりましたが、私(我が家)の場合、金運が上がったというより、お金の使い方を見直すようになりました

ここを参拝するたびに、金銭欲は削ぎ落ちていき、むしろ、「暮らしていけるだけのお金がある」ことに感謝するようになりましたね…。

感謝の気持ちをお伝えするために訪れる

そんな感じなのです。

今回も感謝をお伝えし、丁寧にお参りしました。

お祭りで宮司さんがちょうど拝殿にいらっしゃって、私がお参りしていたら、太鼓を叩いてくださいました。

ありがたい気持ちでいっぱいになりました。


◇◇◇

(③につづく)


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