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受験英語じゃなくて、コミュニケーションのための英語を一から学びたい

もしも、私が子供時代に戻って、もう一度学び直すとしたら、私は外国語の発音を徹底的に仕込んで教えてくれる学校に行きたい。

というのも、今、私は、アプリで英語と中国語を勉強しているのだけど、英語も中国語もどちらも発音につまづいて、悪戦苦闘しているからだ。

改めてやってみると、本当に難しい。

コロナで家に引きこもっている時間を利用して、「Duolingo」をダウンロードし、軽い気持ちで外国語の勉強を始めてみた。レッスン自体はとても楽しくて、もうすぐ連続130日を迎える。細々だけど継続している分、少しずつコツコツ進歩している。

始めた当初はチンプンカンプンだった中国語も、今は簡単な会話なら、それなりに理解できるようになった。中国語の場合、日本語の漢字と「意味」や「音」が重なっているところが多々あり、日本の漢字の音読みが、そのまま中国語読みだったりする。なので、理解しやすくて習得も楽しい。

しかし、いざスピーキングで「きちんと発音」となると、とたんにつまづいてしまう。

手本の音読を繰り返し聞いて、何度も発声して練習し、「音」を似せることには成功するのだけど、やはり、若干違っているようだ。勢いで喋って「よし、完璧♡」と思っても、それを聞いたアプリは「よく聞き取れませんでした。もう一度発音してください。」と無情にも言ってくる。
中国語だけでなく、英語も同様。今は「R」と「L」の違いがムズくて困っている。

そういう時、

学校の英語の授業で、もっと「発音」を徹底的に教えて欲しかったなぁ…

…と、しみじみ思う。

◇◇◇

こんな調子で、最初は順調だったアプリでの学習も、途中で「発音がネックになっている!」と気づいてから、迷いが生じてきた。

他の「発音アプリ」をインストールして、舌の動きや位置、口の開け方など、見よう見まねで習って自主特訓してみたけど、結局は難し過ぎて「発音アプリ」は途中リタイヤ(汗)。

ここまでくると、お口の筋トレみたいなもので、その形でその発音ができるようになるには、かなりの持久戦になりそう。頑張りすぎると、お口が筋肉痛になりそうで、ちょっとビビっている。

後で調べてみたら、英語にしても、中国語にしても、日本語には無い「音」があるので、それを日本語ネイティブの日本人が発音しようとしても、なかなか難しいらしい。

これは外国人が「新しく日本語を勉強する」ときも同様みたいで、日本語にしかない発音は、彼らも難しくて悪戦苦闘するんだそうな…。

そう考えると「お互い様」なんだけど、でも、やっぱり日本人が外国語を習得しようとすると、どこかに「見えない壁」があるような気がして、他の国の人より損しているじゃないか…と思えてくる。

◇◇◇

今は、小学校から英語教育が行われ、授業では、外国人講師の先生のレッスンを楽しく受けて、英語に親しんでいると聞く。

「楽しく」は、すごく大事なことだ。

でも、大人になったとき、英語や他の言語に対してコンプレックスを持たなくても済むように、どうか「発音」をしっかり教えてあげてほしいなぁ…と思う。単語や文法は後からでも何とでもなるけど、「発音」だけは徹夜勉強では習得できないからだ。体に叩き込んで覚えていかなくてはいけないものだから、まだ若くて柔らかいうちの方が絶対に良い。子供のころに身に着けておいて、絶対に損はないと思う。

私たちの世代は、中高では「棒読み音読でもOK」という英語授業を受けてきた。受験英語が主で、コミュニケーション能力を高めるための英語ではなかった。だから、単語の暗記と文章読解は徹底的に教えられ指導されてきたけど、音読や会話、聞き取りは全然ダメ。本当に楽しくない授業だった…(汗)。

だから、そんな私たちの反省の気持ちも込めて、コミュニケーションツールとしての英語を勉強したい。英語をきっかけに、他の言語も「コミュニケーション手段」として楽しく学べたらいいなぁ…と思う。

◇◇◇

オンラインレッスンやフィリピン留学をしなくても、日本国の中でバッチリ発音が習得できる学校ができるといいな。義務教育のカリキュラムに「発音指導」が位置付けられて、徹底的に教えてもらえるとしたら、すごく幸せだ。塾に行かなくても、公教育で「正しい発音」を習えたら最高だよなぁ~と思う。

外国語の正しい発音方法が習得できて、上手に発音できるようになる学校

そんな学校があったらいい。

今からでも入り直したい。

#こんな学校あったらいいな

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