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Oasisは僕のオアシス

最近僕はoasisにハマっている。昔からミスチルやB'z、米米クラブなどあまり世代でないミュージシャンが好きだったのだが、それは洋楽であろうと同じみたいだ。

僕は最初、oasisは御多分に漏れず不良で攻撃的なロックバンドかと思っていた。解散理由もノエルとリアムの兄弟喧嘩だと聞いたことがあったし、熱狂的なマンチェスターシティ(イングランドのサッカーチーム)のファンで口が悪いという印象だったので避けていたところがあった。

でもちゃんと曲を聴いてみると、特に歌詞を聴いているととても優しかった。

繊細さと力強さを持ったメロディに乗せられる歌詞が背中をさするように安心させてくれたり、自分の視野が狭くなってしまっているときにいろいろなことに気づかせてくれたりした。

何かへの反抗がロックの中心にはあると教わったことがある。

実際、いろいろなロックバンドが資本主義や今の体制に反抗したりした。

じゃあOasisは何に反抗したんだろうか。

そう考えてみると、重苦しくて破滅的な病んでしまっている世界に反抗したのかななんていうふうに思ってしまう。

Oasisは本当は生きたいけど死ぬくらいしか解決策が思い浮かばない奴の肩をぐっと掴んで、「俺とお前は永遠に生きるんだ」と言ってくれる。

なぜだか分からないけど僕は本当にそうなんだろうなとOasisの曲の歌詞を納得してしまう。

辛い思いを代弁してくれる曲はあっても、何かを教えてくれて、しかも心にこんなに自然と染み込んでくる曲はなかった。

でもOasisはその名の通り僕にとって喉がすぐ乾いてしまう、歩くのも散々なこの世界のオアシスであってくれる。それが本当に嬉しい。僕にも逃げ込む場所がある。ありがとうUKロック。








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