不適切にもほどがあるものたち!
『不適切にもほどがある!』って意識が高い人からすると全然ダメなコンプラ批判に見えるけど、世間では大抵の人があれくらいの感覚なんだろうなと思う。で、その「コンプラ!?はあ!?」みたいな人たちに寄り添い、その人たちを共感させ、一緒にアップデートしていこうぜって呼びかける試みがこのドラマなのかなと思う。
『哀れなるものたち』においてのベラと『不適切にもほどがある!』の小川先生は物語の構造上、同じような役目を担っている。彼女と彼はその時代の常識や社会規範に全く塗れていないからこそ可