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ドラマ『きのう何食べた?』シーズン2

シーズン2が始まった♪

とにかく食欲が出て、特にキッチンに立つ事が楽しくなるドラマだ。毎日料理をしていると、なんだか自分の味に飽きてくる事がしばしばある。
味噌、しょうゆ、塩、甘じょっぱくしたり、辛くしたり、何かのペーストの味なんかも、なんだか同じ私の味なのだ。
だから、毎日、肉→魚→肉→魚とはなんとなくしてみたり、お味噌汁をスープにしたり、幾つかのレパートリーがあるにしても自身が飽きてくるのだ。どうしたものか、とよく考える事がある。モチベも上がらず、けれども毎日食事の時間はやってくる。

このドラマ、弁護士の西島秀俊さん演じる史朗さんは、とても料理上手で、レシピを1話に1つは説明をしながら調理してくれる♪
シーズン1で知り、その時も幾つか再現して作った事を思い出した。

そう。ドラマに触発されて、しかもお話自体も面白いので、テンションが上がり、作りたい!という気にさせてくれる。
そして、今回もどうしても作りたくなった、『チキンカレー』と『手作り”ナン”』を作る事に。
カレーなんていつも作ってるし、パンも時々作っているが、ナンはなかった。そしてチキンカレーについてはそこまで詳細はなかったが、トマト缶を入れるのだ。スパイスから1度作った事はあったが遠い過去の話だし、私はいれた事がなかった。
ドラマでは、丸く成形された”ナン”のなんときれいな事かw
発酵をさせる為に、40度から50度のレンジで、、、の時点で10年以上使っている我が家のレンジにその機能がない事を知り、適当に押して様子を見ながら作ったナンなんとか出来た。味も家族が喜んでお代わりするほどの味に仕上がった。

史朗さんは倹約家。
毎月の予算を決めてスーパーではメニューを決め、品物を厳しい目で見ながら底値を狙っていたり、家計管理はおそらくExcelでしているだろう。
私もざっくりと記録は付けているが、最近結構溜めているので、今年も残すところ3か月弱。そろそろ決算準備をしなければならないなぁ、などとも気づかせてくれる。

そう、今回のお話の中で、結婚した二人が子供を作るか問題について深い会話が心に響いた。
史朗さんと仲良しの主婦のかよこさんとその娘との会話で、今は1歳半の孫がいて、みんなから愛情を持って育てられているけれど、当時の娘は色々と違った。そして子供が出来て覚悟が出来た話をかよこさんが史郎さんに話ながら振り返っている。

娘:あのね、お母さん、私子どもが出来たんで、たっちゃんと結婚するわ。
母:あ~、そう。まぁあなたがその気になったんだったら、それでいいんじゃないの。
娘:子供欲しくないなら、その辺はちゃんとしなきゃって気を付けていたんだけど、、。
母:出来ちゃうときは出来ちゃうからね~
娘:うん。今の部屋狭いし、広いところに引っ越すにしたって今の私たちの収入じゃ足りないし、仕事だって子育て資金だって将来どうするのって感じなんだけどでも、今言った事全部、私たちが子供を作らない理由にはなったけど出来た子供を産まない理由にはならなかったんだよね。
ん~、仕事の引継ぎどうしよ~
母:そっか、そっか、おめでとう。あ~よかった!
娘:ん~そうかな?
母:大丈夫。すぐに子供がいる毎日が普通になるよ。

『きのう何食べた? シーズン2』 第2話より

とてもいい関係の母子の会話だ。
2023年日本の出生率は1.26人らしい。経済的社会不安から結婚、出産をしない人口から、出生率もおのずと下がる。
けれども、こういったドラマでのお話になると、なんだかホッコリする。

そして私の家事に関する意欲も湧くので、いい事だ!
ボーイズラブの話なのだが、大人なので落ち着きもあってそれぞれの気持ちに向き合えるドラマだ。
テレビ離れしているといってもドラマクオリティの衰えは感じられないし、やっぱりプロの演者の方々は素晴らしい♪
さてさて最後までこのドラマも目が離せません!!

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