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めんどくささの中に感じられた癒し ~香りと泡~

できればやりたくなかったことから、気付けばまあまあ好きなことへ変化したこと。

それは下着の手洗い。(!)

2年ほど前まではネットに入れて洗濯機にかけていた。
洗濯機にかけたら、数か月後には刺繍部分が毛玉っぽくなってくる。
黒だとなおさら目立ってくる。
生地の表面の感じがいつも気になってくるが、
着用するには何の問題もなく、伸びたとか感じることもないのでいつも想像以上に長持ちさせてしまう。(下着あるある?)

しかし下着って、あの布面積の割にはめっちゃ高い。たったあれだけの面積ですよ。
真剣に昔から疑問でしかたない。なんでかね?繊細なレース料?デザイン料?それにしても高い・・。でもちょっと安いところのものはやっぱりデザインが微妙にいまいちだったりするので、高くても買うしかない。
下着を本当のお気に入りだけにしようと断捨離し、新しいものに買い替えたタイミングで
(一番減らした時で手持ち3セットだった笑。でも3セットあれば回せる事実。)
どうせ長く使ってしまうから、綺麗な状態を保って気分良くいられるように「今後、下着は手洗いする」と静かに決意した。

洗面所のボウルにお洒落着用洗剤を入れ、勢いよくシャワーで水を入れ、泡だらけにする。そこに下着を投入し、押し洗い。
いつも使っているお洒落着用洗剤の香りが飽きずに気に入っているのと、
これでもかというくらいのモコモコ泡に癒される。(ただ、その後すすぎを2回するときには泡はもうないので、癒し時間はおわり)

手洗いは結構手間ではあるが、気が付けば癒しの時間にもなっていたことに最近気付く。(時間の余裕がないときはこんなこと感じる余白もなかった)おかげさまで刺繡も綺麗なままデス。手洗い表示の洋服も、今ではまじめに手洗いする。長持ちするのはもちろん、手間をかけて手入れをすることでいつのまにか愛着も湧いてきて、大事に着るようになり一石二鳥。🕊🕊
それにしても、家事の中に癒しを発見したのは初めてかもしれない。

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