犬養なつき

考えすぎる性格です。向いてる仕事アレコレ模索中。

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最近の記事

2行おきに爆笑する源氏物語

源氏物語を元にした「ナインストーリーズ・オブ・ゲンジ」という短編集の中で、町田康さんが書いた末摘花が傑作だった。 じゃがりこに湯を入れてマッシュポテトみたいにして食べる、とか 浅草の漫才師が着てそうな服、とか 貴婦人の髪型を「ワンレン」とか そんな表現がボンボン出てくる。 はじめて末摘花の顔を見た光源氏の心の声も「あなや」とかでなく「どっひゃあ」「ぐわっ」で、どストレート。 上からゴキ◯◯が降ってきたときそんな声出たし。 そうやって笑いすぎて泣きながら読んでいく

    • じわじわ話そう

      私は自己開示が苦手です。自分のことを話すのが怖い。 顔や本名を出して「10回転職しました」とか「○○病で通院中」と発信してる人は勇者。まだ自分はそこまでできない。 なぜか?と考えると ・小学生のとき、同級生に自分の話をしてからかわれた。 ・機嫌の悪い母親に、好きな食べ物や観ているアニメを「そんなものが好きなん?」と否定されたことがあった。 それで話す相手や内容を選ぶようになった気がする。 安心な相手と楽しく過ごしたい! ただ、話さないと確実に自分を守れるけど、新しい味方

      • こんな源氏物語あります

        大河ドラマ放送前に投稿するつもりが、だいぶ遅くなってしまった。 遅刻にめげず、私が今まで読んだ源氏物語を2つ布教したい。 1.女人(にょにん)源氏物語 瀬戸内寂聴 光源氏を取り巻く女性たちのモノローグ。 源氏の妻や愛人、乳母や女房(侍女)の視点で語られる。 まずその人が語るという形式なので、登場人物や人間関係がわかりやすい。 中学生だった私も源氏の世界にすんなりと入れた。 人物の心をかなり奥まで想像していて、あっそうか、と思う描写が多かった。 例えば光源氏の最愛の妻で

        • フォローされた!

          去年からぽつぽつ通知が来ている。 えっフォローされた?ホント? ホントだった、うれしい。ちょっと信じられなかった。 ずっと人に言えなかったこととか、思いつきを書いてるだけですよ? と通知を見るたび思ってしまう。 でも、あまり謙遜してもフォローしてくれた人たちに失礼なので 「どこかしら気に入ってくれたんだろうな~」と考えている。 書き続けていけば、その「どこかしら」がはっきり分るだろう。 分りたい。ぜひ知りたい。 そのために去年より投稿数を増やそう。(あ~宣言してしま

          朝まで余裕であったかい。銅の湯たんぽ。

          お風呂から出た瞬間に足が冷える。 冬は手足が冷えピタより冷たい。 そんな私は、10年以上銅の湯たんぽを愛用している。 レンジでチンする湯たんぽを使っていたけど、古くなって中身が出てきてしまったときだった。 たまたまAmazonで銅の湯たんぽを見つけて「金属なら長持ちするかも。ちょっと高いけど」と思い、ポチってみたところ。 めちゃくちゃあったかい! 熱湯をいっぱいまで入れて、湯たんぽカバーに包むだけ。 朝まで余裕であったかくて感動した。 電気を使ってないのにすごい持久

          朝まで余裕であったかい。銅の湯たんぽ。

          うつはその人にとって必要なものかも

          これは、臨床心理士の先生に言われた言葉です。 私はけっこう長くメンタル関係で通院していて、自分はずっと「治さないといけない状態」なんだと思っていました。 でも先生に 「うつは自分らしく生きたいというサインでもある。だからその人にとってうつは必要なものかもしれない。うつが悪いのでなく、うつが大事なこともある」 と言われたときは「えっそうなんですか?」という感じでした。 意外な反面、ずっと心にあった違和感とその言葉がつながった感覚もありました。 そういえば調子が悪いと

          うつはその人にとって必要なものかも

          スキされた!

          今まで書いた記事に、いくつもスキをいただいた。 通知がくる→スキしてくれた人を見る→こんな人が送ってくれたのか~と、じんわりうれしくなる。 を、繰り返している。 未知の人からのスキは、突然の出会いという感じでうれしい。 少しでも知っている人からは「えっまさかアナタが」といううれしさがある。 昨日は、みんなのフォトギャラリーでイラストをお借りしたTOMOさんからスキをいただいた。 色使いとシンプルだけど冷たくない絵柄が好きで、前からサムネにお借りしたいと思っていた。

          スキされた!

          1日8時間も働けない

          1日8時間×週5で仕事したら心が死んだ。 まず起きた瞬間から出勤の感覚なので、ほぼ1日心が休まらない。 休憩中も職場にいるから休憩と思えない。 「昼休み」って言うけどあれ、実際は「昼食をとる時間」。 私にとって飯チャージと休みは別物だとわかった。 それに8時間も仕事したら、自分の時間がなさすぎる。 帰宅、夕飯、風呂、でもう寝ないと間に合わなくて、虚無を生きてるんか?となった。 そして、週5日も虚無を生きたダメージは、2日の休みでは足りない。 定時で帰れて、とくに苦手な

          1日8時間も働けない

          自分の子どもを脅すのかと思った話

          友達が出産した。 とにかく可愛いみたいで、子どもの話をするときのテンションが高い。 その友達が、 「子どもがぐずってるときの動画を残しとく。 それで、反抗期になったらその動画で脅して反抗できないようにするわ」 と言った。 友達は笑ってたので、100%冗談だったかもしれない。 言ったことも忘れてるかも。 でもそのとき私の中で、冗談やろ?と、まさかホントに子どもを脅迫すんの?がガス爆発ぐらいの勢いで膨らんだ。 それは私が、おかしくなってメンタルクリニックに通うぐらい反抗

          自分の子どもを脅すのかと思った話

          PMSと生理はいつも違う形で来る

          毎月の生理を待ちかまえるようになってから20年くらい経つ。 最初の頃はひたすら痛みに耐えるだけだったのが、ここ数年、PMSと生理痛のバリエーションが豊かになってきた。 中~高校生の頃はPMSなんて1ミリもなくて、いきなり出血と痛みが来た。 痛くなる前に薬を飲んでおくという技が使えないし、飲んでもなかなか効かないし、生理痛だけならこれが一番辛い時期だったと思う。 それがだんだん生理前に胸が張ることが増えて、その感じで予想がつくようになった。 これは便利だけど胸が痛い。 3年

          PMSと生理はいつも違う形で来る

          霊感0の私に少しだけ霊を意識させた2人

          今まで霊的な体験をしたことがない。 金縛りも心霊写真もまったくの他人事で、そんな世界もあるのか~くらいの感じだった。 そんな私が、少しだけ、ほんとに少しだけ、霊的な存在を意識したことがある。 同級生Kちゃん高校の同級生にKちゃんという子がいた。 背が高くてスタイルがよくて、メガネの似合う子だった。 そのKちゃんが「あたし、霊感がある」と言う。 なんか面白そうだったので聞いてみると、人の守護霊が見えるらしい。 そのちょっと前、私はそんなこと何も話さないのに、「小さいときから

          霊感0の私に少しだけ霊を意識させた2人

          ゴ〇〇リと勧誘に遭いまくる私の戦闘力はマイナス53万です

          ゴ〇ブリとキャッチ等の勧誘、どっちも苦手だ。 でもなぜか私はこの2つに遭ってしまう。 もしかしたら、ゴキ〇リ(G)も勧誘も、遭うのは同じ理由かもしれないと気づいた。 おどろきの遭遇率イニシャルG 数年前の夏、家のリフォームのために、3ヶ月ほど祖父母の家に泊まった。 祖父母の家は築70年以上の木造家屋で、いろんな所に穴・ヒビがあり、土間と庭が半分つながっているような状態。 冬ならまだよかった。 ほとんどの虫は冬眠中だし、Gもめったに出てこない。 まあ家が古いので、1回くら

          ゴ〇〇リと勧誘に遭いまくる私の戦闘力はマイナス53万です

          握手でシッポをさわる人

          人間の 見えないシッポ 10年以上前だが、うちには犬が2匹いた。 片方はしっかり者の番犬タイプで、片方は人懐っこくて警戒心がゼロ。 背中でも頭でもお腹でも、撫でられるのが大好きな2匹だった。 そんな2匹にも例外の部分があった。シッポだ。 両手で挟むようにそっとさわるが、すぐスパッと引き抜かれる。2匹ともそのときだけは、見事に無表情になっていた。 最近知ったが、シッポは家族にでもさわられたくない部分らしい。 2匹があの世へ行ってから、『もっと散歩に連れていけばよか

          握手でシッポをさわる人