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「モネ&フレンズ アライブ」に行ってきた!

ずっと気になっていたイベント「モネ&フレンズ アライブ」に行ってきた。このnoteでは、そこで感じたことを書いてみようかと🖼


「モネ&フレンズ アライブ」は、クロード・モネを中心とした「印象派」と呼ばれる画家たちの作品を、絵の世界に入り込んだような感覚で楽しめる、没入型の展示会。

こんな感じ↓

印象派の作品の優しいタッチが好き

この展示会に行きたかった理由は、印象派の作品が好きだったから。

正直、美術には全然詳しくなくて。

けれど、世界中の有名絵画のレプリカが展示されていることで有名な、徳島の「大塚国際美術館」へ訪れたとき、幅広い年代のさまざまなジャンルの作品を観て、印象派が好きであることに気づいた。

好きな理由は、はっきりとした線や形を書かない柔らかいタッチが優しくて、観ているだけで温かさを感じるから。

たとえば、モネの作品には黒が使われない。淡い緑や黄色、オレンジなど優しい色使いがぬくもりを与えてくれる。

この作品が好き、この人が好き、というよりかは、印象派の作品の雰囲気が好きなのである。

興味深かったコトバを並べてみる

展示会では、↓の写真のように、作品と共に画家の遺したコトバ(名言)が紹介される形だった。

作品はもちろんなのだが、心に刺さったコトバたちがいくつかあったから、並べてみようと思う。

(絵が主役にもかかわらずコトバを魅力的に感じてしまうのは、ライターだからなのか?それともコトバが好きなのか?なんて思った笑)

ここは本当に美しい。来る日も来る日も私はさらに美しいものを見つけてしまう。私は酔ったようになり、全てを描き出したいと思ってしまう。頭が破裂しそうだ・・・

クロード・モネ

これには強く共感してしまった。観点は異なるけれど、日常のさまざまな物事に対して、書きたいと思うものを見つけてしまう。頭が支配されるくらい書きたい欲に駆られる時がある。

そして、モネのいう「ここ」は地球を指すのだろうか。自然や風景、人々の幸せな瞬間など、美しいものに溢れているここは、なんて素晴らしいのだろうと改めて思った。

自然を描くということは、対象を模倣することではない。自分の感覚を実現するということだ。

ポール・セザンヌ

これには驚かされた。ポール・セザンヌによると、彼は目に見えるものを円筒形や球形として認識するらしい。(合ってるか分からないが)家なら三角、木なら丸と言ったところだろうか。

なんとなく、風景を書く時はそれぞれの画家のスタイルはあるものの、基本対象を模倣するものだと思っていた。

感情を乗せるとかでもなく「感覚を実現するもの」という表現が強く刺さった。

画家というものは、自分の言いたいことを、果物でも、花でも、雲でさえも使って言うことができる。

アンリ=エドモン・クロス

コトバは、人や場合によってさまざまな受け取り方ができるけれど、ある程度ストレートに伝わってくる部分もある。

一方、絵は、その受け取り方がコトバよりも何倍もあると思うから、そこが面白い。

絵をみて画家が何を伝えたいのかを汲み取るのは難しいし、答えがわからない場合も多いけれど、いろいろな見方ができるところが絵を見たく理由になるんだろうな〜とも思う。

作品を全身で楽しめる

「モネ&フレンズ アライブ」最高に刺激的だった。

プロジェクションマッピングを活用した体感型の展示会ということもあり、本当に作品の中の世界にいるようだった。

作品の一部を一部を動かす演出もあったから、まるで作品が生きているようで。 

「ずっとこの空間に居続けたい」

そう思わせてくれるような時間だった。




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