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デザイナーの可能性が広がる使い方の話

こんにちは、エレガントウッドの石井です。

先日、noteの #デザイン記事まとめ、 に、【28年間も同じ製品を作り続けている理由】を取り上げていただき、スキ、フォローたくさんいただきました!ありがとうございます!


今回は、ELEGANTWOODが扱うデザインパネルと壁面について少しまとめてみました。

空間デザイナー、内装、インテリア関係の方には、デザインパネルは少しは馴染みがあると思いますが、最近は壁クロスと選ぶニュアンスでデザインパネルを選ぶことができます。扱うメーカーが増えたことでいろんなデザインを選ぶことが簡単になりました。

そもそもデザインパネルってなに?

デザインパネルとは、表面に凹凸があるパネルです。一般的に不燃材を使います。不燃材とは内装制限がある箇所で必要な建材になります。

劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場その他これらに類するもの
病院、診療所(患者の収容施設があるものに限る。)、ホテル、旅館、下宿、共同住宅、寄宿舎その他これらに類するもの、児童福祉施設、老人福祉施設、母子保健施設等、学校、体育館その他これらに類するもの、博物館、美術館、ボーリング場、スキー場、スケート場、水泳場又はスポーツの練習場、百貨店、マーケット、展示場、キャバレー、カフェー、ナイトクラブ、バー,ダンスホール、遊技場その他これらに類するもの、公衆浴場、待合、料理店、飲食店又は物品販売、倉庫その他これらに類するもの、自動車車庫、自動車修理工場その他これらに類するもの、映画スタジオ又はテレビスタジオ、ほか。

建物の構造や面積などによって条件が変わります。

デザインパネルは、凹凸を生かした照明とのマッチングが最大の特徴で、クロスなどの平面な素材では実現できないものとなります。

また、機能性クロスなどデザインパネルではメリットはないものの、照明との相性がよくやアクセントウォール、アートウォールとしてはかなりわかりやすい使い方ができるのは大きなメリットです。

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↑ 撮影はワタクシ、写真が趣味な石井ですw

デザインパネルのデザインバリエーションは幅広く、デザイナーのイメージに合わせたデザインパネルを選べるように豊富なデザインをご用意しております。

シームレスの大きな面で使える

デザインパネルの柄が連続して合うことで大きな面もシームレスに使えることでインパクトがある表現が実現できます。

シームレスな壁は施工後にパテ処理をおこない、塗装をかける方法です。

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しかし疑問があります

デザインパネルがクロスを選ぶみたいに簡単になり、業界内で普及したこともあり、同じようなデザインばかり見かけることが増えております。

そして、パネルのデザインが繋がるということで、「一面を埋め尽くすデザイン」ばかり増えている、とも感じ個人的に疑問も感じます。

壁面のデザインを面でインパクトある使い方ができることは当然メリットの一つですが、デザインパネルを選んで面に貼って終わりなところや連続して繋がるデザインは本当に素敵なのか?デザイナーが(またはクライアントが)求める使い方なのか?に疑問があると感じています。

壁の事例

過去、存在する洗練された空間デザインには、素敵な壁面デザインがたくさんあります。

スーパーポテトの空間が素敵なので、少しご紹介しますが、どのプロジェクトも洗練された壁面デザインが多く存在します。そして、もちろんただ並べて貼っているだけではありません。


以前、「カッコいい空間デザイン」「デザイン性とコストダウンを兼ね備えたデザインのご提案」に記事を書いておりますが、シームレスに繋がること、ジョイントのこと、デザインパネルの使い方を取り上げました。

空間デザインのイメージやデザインによって使い方は異なるので、幅広い使い方がさまざまありますが、ELEGANTWOODではデザイナーの皆さんには、「一面を埋め尽くすデザイン」以外に可能性があることを是非知っていただきたい、デザイナーの可能性が広がる使い方を知ってもらいたい!と思って、ELEGANT PLANをスタートしました。

デザインパネルは可能性しかない

可能性を感じる理由として、「一面を埋め尽くすデザイン」の縛りから解放されることで、デザインパネルの使い方がかなり幅広いことです。

ELEGANTWOODが提案する、ELEGANT PLANでは壁一面に使う以外にも斜めに貼る、市松に貼る、フラットと組み合わせるなど、デザイナーのアイデア次第でいくらでも可能性が溢れています。

あとは、どういうふうにデザイナーにその可能性に気づいてもらうかがポイントだったりしております。

ELEGANT PLANとは?

壁をどうデザインするか?をデザイナーと共にお考えてきたELEGANTWOODは、私たちがデザインから提供する事が、提供すべきサービスである事にたどり着きました。「どれを使うか?より、どう使うか?」にフォーカスして詳細にご提案させていただきます。さまざまな空間デザインに最適な壁面のデザインをご提案することが目標です。

ELEGANT PLANの魅力

ELEGANT PLANは、「一面を埋め尽くすデザイン」という使い方ではなく、製品のデザインの特徴に合わせて、デザインパネルの使い方を提案しています。異なるデザインを組み合わせる、フラットを入れたデザイン、斜めに使う、大きな面でインパクトある使い方など、ただ並べてるだけではない新しい魅力がたくさんあります。

ELEGANT PLANの可能性

45度で使う

もっともシンプルな使い方です。エレガントリブの場合は、凹凸が45度で繋がります。

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斜めに使う

斜めに使うことで、真っ直ぐ貼ることでは表現できない壁面の広がりを感じることができます。

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組み合わせで使う

1つのデザインよりも2つ、3つ複数に使用することで、デザインに奥深さが表現できます。

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フラットを混ぜる

フラットを混ぜることでデザインパネルをより強調することができます。また全面に使うよりもコストを抑えることができることも特徴です。

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曲線の使い方

曲線の波打つデザインは全体的に動きができ、シンプルながらもアクセントで表現できる方法です。

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アートに使う

壁面の一部だけにデザインパネルを飾る。シンプルにアクセントが効く使い方の一つです。

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もう、可能性がありすぎてワクワクするぐらいです。

壁のデザインに挑戦されることで、これからの日本の空間デザインに置いてもっと可能性が溢れるものとなりそうです。

さらにビスポークがあります

さらにELEGANT WOODにはビスポークがあります。

素敵な使い方の代表的な2つの事例です。

ナグリ調の異なるデザインを数種類混ぜ使用した事例です。仕上げにはブラックチェリーのツキ板を使用しました。

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ファサードに使っていただいてる事例です。2種類の厚み、ピッチが異なるリブと数種類の厚み違いのフラットのパネルを斜めに組み合わせたデザイン。天然木ツキ板にはブラックウォールナットを使用しました。

元々あるロット(丸太)違いによる天然木の色差と板目、柾目の木目のバランスを考えてランダムに落とし込みました。

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上記案件は、デザインの企画段階でご相談をいただき、パネルの厚み、デザインの構成などをご提案をしながら実現した事例です。

まだまだたくさんの事例が存在します。そしてELEGANTWOODでは壁のデザインの追求を行なっておりますので、「一面を埋め尽くすデザイン」ではない可能性を感じるデザイナー、挑戦したいデザイナー、デザイナーの可能性が広がる使い方について、どうぞいつでもご連絡お待ちしております。

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