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【1年で組織も4倍に】代表の嶋田に聞く!リリース後1年を経た「Cayzen」のこれまでとこれから

エイトス株式会社

現場改善を促進するためのデジタル改善プラットフォーム「Cayzen(カイゼン)」がリリースされて、1年が経過しました。エイトス株式会社の代表取締役・嶋田亘さんに期末インタビューを行い、「Cayzen」のこれまでと今後の可能性、そして拡大中の組織について考えていることを聞いてみました。

■プロフィール
嶋田 亘さん
愛知県豊田市出身。総合商社に入社し、自動車部品のサプライチェーン管理や、現場における物流改善等に従事した後、コンサルティング会社、スタートアップを経て、現職。2021年5月に改善提案クラウド「Cayzen」をリリースし、改善提案をDX化することを通して、全ての労働者の方がより創造的、生産的に働ける環境づくりを支援。

1年で組織が拡大。同時に醸成してきたエイトスの文化

—— 「Cayzen」をリリースして1年が経ちました。嶋田さんへのインタビューも約1年ぶりですね。その間に組織にはどんな変化がありましたか。

最初は社員は私1人で、業務委託の方が数名いるだけでした。今は社員が6名になり、業務委託やインターンなど、会社に関わってくれている方達は20名弱くらいまで増えました。

さらに、一人ひとりがその場の役割や組織の目指すところをすごく理解してくれて、それぞれの領域でプロフェッショナルな仕事をしてくれています。

組織の文化が守られながら規模も大きくなっているので、イメージしていたよりもいい形で発展してきたと感じます。

▷過去の嶋田さんのインタビュー記事
『その人にしかできない業務』があふれる社会の実現をしたい。~社会背景による職種の壁~
『その人にしかできない業務』があふれる社会の実現をしたい。~SaaSビジネス「Cayzen」の可能性と私たちのMVV~
『その人にしかできない業務』があふれる社会の実現をしたい。~CEO嶋田の創業への想いとは~

—— 「いい形」にできた、その組織づくりについて大切にしてきたことがあれば教えてください。

ちょうど1年前くらいに「Mission・Vision・Value」を作りました。そこで、私たちが一番に目指すものに「Innovation by ALL」を掲げています。

「イノベーション」というと、特定の人が何かを変えていくイメージがあると思います。でも私たちは、一人ひとりが何かを変えていける当事者になれたり、主体になっていける社会が理想です。それが可能性を最大限に発揮できている状態だと思うので、自分達の組織もそうありたいと考えています。

—— 最初に作った「Mission・Vision・Value」がメンバーにも浸透しているのですね。

ミッションを実現するために、普段の行動では「摯実であれ」「着実に前進する」「互いの可能性を信じる」「共に創造する」の4つを大切にしています。

自分自身に対しても、ほかの方にも誠実に対応できて、一つひとつの取り組みが前進し、お互いを尊重しながら可能性を信じていられて、だからこそチームになった時に新しいことができる組織を実現したいと思っています。

実際に各メンバーの取り組みをみんながリスペクトしていおり、会社としていいパフォーマンスができていることからも、組織が望ましい方向に進んでいるなと感じています。

手応えを感じた、「Cayzen」を導入した現場の声

—— 組織としての成長と同時に事業の成長もあったと思います。8月決算なので期末の節目として、この1年を振り返ってみてどうでしたか?

事業はトライアンドエラーの連続でした。でも試行錯誤しながら1年前に想像していたところに近づいていて、ミッションの実現に向かって前に進んできていると思います。

—— 「Cayzen」は、製造業をはじめサービス業や医療など、幅広い業界で現場の業務改善に利用されているそうですね。業界を限定せずに利用してもらうことは当初から想定されていたのでしょうか。

そうですね。最初から「この業界じゃなくてはいけない」とは考えていませんでした。だからこそ難しい部分もありますが。

一気にすべてのお客様に価値を提供し切るのは難しいので、まず自分達がしっかり価値提供できる業界はどこだろうというのは、お客様の声を聞きながら考えて試行錯誤してきました。最初に言った「トライアンドエラー」とはまさにこのことです。

まずは目の前のお客様に喜んでもらえることを一番大事にしたいと、今振り返って改めて思います。

—— 実際に「Cayzen」をご利用いただいているお客様の声で印象に残っているものはありますか。

改善提案という形で1年強、利用いただいている製造業の方のお話です。

『以前は現場の方からアイディアが出ても埋もれてしまって見つけてもらいにくかったり、スポットライトが当たりにくかったりしていました。

そこから「Cayzen」によってオンラインで一人ひとりの声が可視化され、共有できるようになりました。』とのお声を頂けたことがあります。取り組みや改善提案のアイデアが違う部署の上の役職の方の目に留まって、新しい動きが生まれることもあったそうです。

それから工場長と現場で働く方の一人ひとりが個別にお話しするのは物理的に難しかったのですが、それがオンラインでできるようになって、「工場長に見てもらえているんだ」と働く方達が実感を持てると感じていただいています。

こちらが思い描いていた変化が起きて手応えを感じましたし、さまざまな現場で「こうなってほしい」と改めて思いました。


働く人が輝ける仕組みと環境を「Cayzen」で積み上げたい

—— 嶋田さんのお話から、エイトスとして掲げるミッションの実現やユーザーの方たちへの思いがとても強く感じられます。嶋田さんがそこを大切にするようになった原点には、何があったのでしょうか。

自分自身もそうなんですが、働く環境やそれ以外の外部の環境によって、人の可能性が引き上げられるケースもあれば、逆に輝けないケースもあるなと感じています。

例えば学生時代でいうと私の場合、奨学金などの選択肢があったから大学に行けました。それができたのは、選択できる仕組みを作ってもらえていたからだと思います。社会人になってからも会社に教育の仕組みがあって、育ててくれる人がいる環境がありました。

これまで自分は引き上げてもらえたという感謝があるので、ちゃんと次の世代に「こういう仕組みがあったら、もっと個人が輝ける」仕組みを積み上げるべきだなと思っています。

やりたいことの究極はそれだけなんですよね。本来はもっと輝ける・才能を発揮できる人たちの可能性を、外部の環境や仕組みによって制限しない社会を作りたいです。

—— そうでしたか。逆に環境によって「本来の可能性を発揮できていない」人がいるという気づきも、どこかであったのでしょうか。

以前、勤めていた会社で物流の現場に行っていたのですが、そこではマニュアルの業務が多い印象がありました。

もちろん、マニュアル化することで「この人じゃないとこの仕事ができない」とならないようにするのが必要な時もあります。一方で、この人は別の仕事をしたらもっと輝けたんじゃないかとか、マニュアルの枠の外にこの人がもっと価値を出せる気づきを持っているのではと思っていました。

当時は、その解決策として「提案を自由にしていいよ」という制度が会社としてありました。まさに、一人ひとりの可能性を引き出す仕組みだなと感じたのが、今につながる一つのきっかけにもなっています。

エイトスのビジョンと事業の成長を両立するために大事なこと

—— 事業のこれからの目標について、どのように考えていらっしゃいますか?

これからもっと重視していかなければいけないのは、ビジョンと事業の成長の両立です。私達には働く方、一人ひとりの可能性を尊重していきたいというビジョンがあります。そのために、まだまだ事業としてできることもたくさんあります。

私達の事業の可能性について、実際にいろいろな分野からお声かけいただく機会も増えてきました。ただ、まずはしっかり目の前の「ユーザーの方」に向きあうことが大事。「本当にこれで喜んでもらえるのか」とか、もう一回原点に立ち戻るじゃないですが、本来やるべきことに向き合い続けられるように、一層意識していきたいです。

「事業の拡大」が目標の一番最初に来てしまっては、エイトスとしてのあるべき姿とはずれてしまいます。しっかりとユーザーのためになっているのかを全員で考え続けて、挑戦していきます。

—— なるほど。その土台となる組織も拡大している途中にあると思いますが、どのような体制にしていきたいですか。

今は人数が増えてきて、それぞれの役割がクリアになってきました。でも、メンバーが持っている可能性はもっとあると思っています。

ある程度の形ができてきたからこそ、本当にこの形でいいのかをしっかり振り返っていくタイミングでもあります。東京、愛知、福岡、福島とか、現在もいろいろなところからメンバーがリモートで業務に当たってくれていますが、今後も多様な方達と一緒に仕事をしていきたいですね。

コミュニケーションの在り方やエイトスのカルチャーが、本当の意味で作られていく大事な時期になっていくと思います。

—— 表面的に組織を拡大していくのではなく、ユーザーにしっかり向き合える文化も育てていこうとしているのですね。

やっぱり人数が増えていく上で、何度でも「それって本当にユーザーのためになる拡大なのか」とか「自分達本意になっていないか」といった問いを自分達にしていく必要があると思います。

本当にお客様の役に立てるものを作ったり、メンバー自身のできることが増えたり、可能性が広がったりするためには、地道な積み重ねをこつこつ続けるしかない。これを着実に実行し切れる組織が理想です。


「Cayzen」が社会課題の解決の鍵にもなる。新しいテーマとともに見据える未来

—— 今後の「Cayzen」の可能性や発展を嶋田さんはどのように見据えていますか?

事業では、「Cayzen」が社会的に課題となっている環境問題の解決の鍵になりそうだという可能性が、一つ見えてきました。いわゆる、ESGや脱炭素です。

世界的にも議論されている中で、CO2の見える化や数字の目標は決められていますが、その削減に関わる部分に実際にいるのは現場の方。「こうやったら生産性が上がって、結果的にCO2の排出が減る」といった創意工夫だったり、一人ひとりの気づきが鍵を握ってくるんじゃないかなと思っています。

そこにエイトスのミッションが組み合わさって、社会課題の解決として応用できる可能性が検証されて、形としても見えてきています。

これから、一つの事業のテーマとして進めていくことになりそうです。

—— どの業界においても環境問題への取り組みが求められるようになった今、とても重要な意味を持つテーマですね。

「Cayzenには、いろいろな可能性がある」という試行錯誤の中で、外部のパートナー企業の方達たちと検証して、形にしていこうと時間を重ねてきた結果でもあります。

いろいろな分野と連携できる前提で、このサービスを作ってきたのでこういった発展につながったのはよかったです。

—— ありがとうございます。最後の質問です。去年のインタービュー連載では、「『その人にしかできない業務』があふれる社会の実現をしたい」というタイトルが印象的でした。その思いは今も変わりませんか。

はい。そこは一番大事な軸として、これからも変わりません。

「『その人にしかできない業務』があふれる社会」を実現するために、「Cayzen」が社会的な価値のあるものとして広がっていくと思いますし、自分達も挑戦していきます。


製造業・物流企業・医療・サービス業等の現場業務に従事されていて、現場業務で困りごとがあるという時は、ぜひお気軽にお問合せください。
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