見出し画像

行ってきます!

1ヶ月間のヨーロッパ旅行


ヨーロッパと自分をつなげたもの

 欧州に興味を抱いたのは、高校時代だった。

 当時、世界屈指の3トップ呼び声高かったモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーを中心とした破壊的な攻撃力。ファン・ダイク、アリソンを中心とした高い守備力も同時に備えた。そう、リバプールFCだ。

 名将クロップのもとで情熱的にピッチを走り回る選手達に惚れ、深夜にもかかわらず試合に没頭していた。

 今日の対戦相手は、マンチェスターU、今日はウェストハム、今日はトッテナムとイングランドの都市について抵抗感0で脳に刻まれていった。
 ヨーロッパのカップ戦を戦うリバプールにとって、対戦相手はイングランド国内に限らず、レアル・マドリード、パリサンジェルマン、バイエルンミュンヘンなど様々な国のクラブと対戦していた。

 イングランドの都市と同様、欧州各地の都市の名がクラブ名に伴い脳裏に焼き付いていった。

大学4年秋

 “大学(学部生)時代は沢山海外へ行きたい!”と漠然と思っていた。

 院試が終わり、卒業まで残り半年を切っていた。自分が海外へ行けなかった理由は探せば沢山あるし、言い訳をすれば、きりがない。

 “ここで何もしなかったら絶対後悔するし、いけるときに行くしかない。”
その思いだけで、2月出発予定の旅行計画を妄想していた。

いざ、欧州へ

 秋以降は、理系学生特有の卒論に勤しんだ。

 あと数日でヨーロッパへ行くのに何も準備できなかったし、なぜか準備しようという気持ちにならなかった。

 2月13日に卒業論文発表を行い、その3日後の16日に日本から飛び立つこととなった。

結局パッキングが終わったのはフライト日の朝

 ちなみに、この時点で準備不足や楽観的な考えが痛い目に遭う大きな要因だとは考えることはなかった。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?