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バレンタインチョコ反省会〜私はなぜおじさん構文をブレンドしたか〜


 地図屋です。


 2/14(水)のバレンタインデーに特別企画やったんですよ。その日の朝、今日バレンタインデーかと思った瞬間、↓↓↓の企画が浮かんだのでそのままつぶやきました。


 noteの公式イベントでもなくnote書いてる一個人宛に急にチョコ写真をあげるだけでもハードル高いのに、「できるだけ甘い言葉を添えてください」という更に間口を狭めるような注文もつけてます。その上、「女性がいいですがこの際野郎でもかまいません!」という、お母さんに貰ったチョコをカウントするより外道な手段に手を出してしまっているんですが。



 貰えるかどうかの予測でしたが、全く読めませんでした。0個の可能性も十分ありました。そしたらなんと午前中に2個いただきました!


一番乗り、芋けんしーさんからのチョコ写真


ワズコさんからのチョコ写真


 嬉しいですよそりゃ。天にも昇る心地でした。「ヨッシャ!これで2個貰ったって言える!」と思い、胸を張って風を切り街を歩きました。世界はプリクラで撮ったかのように輝いて見えました。心なしか、街ゆく人々の目が大きく見えました。


 その後、私はとある発想の下、お二人にコメントを返した後、↓↓↓のつぶやきをしました。



 さて、"おじさん構文"とはなんでしょうか? 簡単に説明すると、SNSで中年男性の特有の言い回しのことで、絵文字・カタカナを異常に多様しているのが特徴です。どちらかと言えば下心見え見えの文章の気持ち悪さを揶揄されがちのものなんですが、私は返しのコメントにおじさん構文をブレンドすることにしました。

 Q. なぜ私はおじさん構文をブレンドしたのでしょうか?

 A. "魔が差したから"です。


 まあ、チョコを貰ってコメントを返す時になぜかおじさん構文を使って笑いを取ろうという発想が出てきたんですが。ここ最近で唐突に湧いたアイディアが記事にピタリとハマってウケてたので、理性が機能してなかったですね。最高に「ハイ!」ってやつでした。


 結果、↓↓↓のようなコメントをお二人の記事に書きました。


一番乗り、芋けんしーさんのチョコ写真(再掲)
私のコメント


 ヒドい、我ながらヒドすぎますね。芋けんしーさんは何の説明もないまま、いきなりこんなガンギマリで訳わからんテンションの文章を受け取った訳で、その心中察するに余りあります。竹下登元首相が国会で言った「私自身顧みて、罪万死に値する」という言葉を思い出します。

 しかも、芋けんしーさんは私より年上の方なんですが、この文章を書いてる時はおじさん構文そのものが私に完全に憑依し、私の方が年上という謎の目線で文章を書いてしまいました・・・・・・。申し訳ないです!

 でもこの時はまだ絵文字の使い方に遠慮を感じており、次のコメントに余計なフィードバックをしてしまっています。



ワズコさんのチョコ写真(再掲)
私のコメント


 先に説明すると、ワズコさんは埼玉県民で、私の記事にちょくちょくコメントをしてくれます。「そこらへんの~」というのは『翔んで埼玉』が元ネタの自虐ネタみたいなもので、私は埼玉の取材記事でそのネタを使って埼玉をいじっており、それにも関わらず自分のことを棚に上げて怒りを代弁するというコテコテのキレ芸を見せてる訳です。

 これらのおじさん構文を書いてる途中は不思議なことに"相手を喜ばせるんだ!"という意識で書いてました。絵文字も種類が多ければ多いほど主張が分かりやすく、語尾をカタカナにするのは視認性が高くて良いことだと思えました。

 ちなみに冒頭のワワっていうのはなぜか『ちいかわ』が憑依してるんですが、これを書いてる時は<おじさん>と<ちいかわ>が脳内でほとんど混ざって<おじかわ>になってました。ワズコさんも、もはや何がなんだか分からなかったんじゃないですかね。




 以上は事の顛末なんですが、さすがにやるんだったら事前告知が必要な部類だったなと思っています。お二人には不愉快な思いをさせてしまったかもで、誠に申し訳ございませんでした。

 まあでも、こんなあたおかな男の企画に参加するなんてかなり勇気のある方々だと思います。お二人とも返答が午前中と迅速で、その行動力も素晴らしいです。

 さてここで、そんなお二人の紹介に移らせていただきます。

芋けんしーさん


 芋けんしーさんは一番乗りでチョコをくださった方です。noteの作品を最初から全部拝読しました。アイドルの根本凪さん、仲川瑠夏さんへの推し愛をnoteにつづられています。また、自身のこだわりへの愛を感じる文章が小気味よく、印象に残ります。以下、芋けんしーさんの作品からの引用文です。

"ポップコーンにジンを合わせるのが人生の至福である。
『ポップコーン』"

"昭和世代なので、ぽちっとな!のスタートボタンでエンジンがかかるのが大嫌いである。
車はキーを回してナンボである。
ぶるるるん。
『車』"

"推しの曲に、メロンソーダが出てくる。
というか、まんま、メロメロメロンソーダという曲である。
『メロンソーダ』"


 ポップコーンの引用文は小説の冒頭に出てきそうな一文だなぁと思わずうなりました。芋けんしーさんは本好きで、意識的に書かれているのだなと思います。なるべく芋けんしーさんの"文章的なキャラ"が伝わるようにキャッチーなフレーズを抜き出してみました。実際に作品を読んでみることをおすすめします。


 最後に芋けんしーさん、チョコレートありがとうございました。もう二度とおじさん構文を送りつけたりしないことをここに誓います。



ワズコさん


 お次はワズコさん。私の記事への自虐コメント、めちゃくちゃ印象に残ってますよ(笑)。ワズコさんのnoteを最初の作品から拝読して思ったのは、実家が関西の方だからか、作品の締めの一文についてのこだわりを感じます。以下、ワズコさんの作品からの引用文です。

”ラフな寛いだコーデだけど、
「おつかれ〜っ!」て手を振った彼女はバブル時代のキャリアウーマンだった。
『おとなりマダム』"

" 夜、NHKで

サザンオールスターズ
45年経っても“馬鹿でごめんよ”

のオンエアを父とふたりで観る。
『ジロー入院』"

"出かけようと思ってマンション駐輪場に行ったら自転車がなかった。
盗難か!と焦った。
マルエツか!と気付いてもっと焦った。
スーパーの駐輪場に放置で二日は過ぎている。
『血は争えない』"


 最初の文章好きですねぇ。ドラマなどで一瞬昔の姿に戻る演出がありますが、その情景がありありと浮かんできます。いかがでしたでしょうか。ワズコさんの"文章的なキャラ"は伝わりましたか? 作品も直接読んでみてください。


 最後にワズコさん、チョコレートありがとうございました。もう二度とおじさん構文を送りつけたりしないことをここに誓います。





 私の紹介の仕方、意外でしたか? 埼玉の記事みたいにハイテンションなツッコミばかりすると思いました? 単細胞旅狂いおじさん構文バカと思いきや、小説や詩に出てきそうな文章が好きだったりするんですよ。


 しかしまあ、私と言う存在は進歩がないですね。去年の12月に開催された作品コンテスト、モノカキングダムで参加者さん+主催者さんで54人中1人しか票をもらえてないですし、今回のバレンタイン特別企画でチョコ画像くれたのは2人です。1歩は進んでるかに見えるんですが、今回のバレンタイン特別企画は母数がモノカキングダムよりもかなり大きい訳で、ムーンウォークのように後退してるとしか思えないですね。次回は何分の3人に支持されるのでしょうか。


 今週にガチのエッセイを書くと宣言してましたが、結局半分くらいしかできておらず、急遽バレンタイン企画をやったので、アップするのは来週か再来週になりそうですね。以前書いたエッセイ『文章の読みやすさの底にある根源的なるもの』のように、誰も見たことないようなエッセイになりそうなんですが、もしかしたら小説の記事か、あるいは架空任侠猫団体の記事を間に挟むかもです。


 また今回みたいに突発的にイベント開催するかもなのでフォローよろです。それにしても人の記事を紹介するのも案外楽しいなぁ。今まで気付かなかった発見があります。何か新しい企画でも立ち上げようかな。でも、たくさんの人を紹介するというよりはできるだけその人の魅力を深く掘り下げる方が私は好きなんですけどね。



↓↓↓エッセイの過去記事↓↓↓



 終わり





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