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名字のBIG3の発祥地へ行く!



 どうも、地図屋です。遅ればせながら、皆様コメントありがとうございます。フォロワーさんやご新規さんからのコメント、とても励みになります。やる気の糧となります。もっと面白い記事を書きたくなります。ですが、タキシード仮面のようにミステリアスな存在でありたいというごく個人的な願望から、基本的にコメントは返さない方針でおりますので、そこのところご了承ください。



 しかし、一度、訳の分からなさ過ぎるコメントが来たことがあり、かなり困惑したことがあります。先週の金曜(11/10)の話なんですが、その日、とある中年男の写真のアイコンの人の記事を見て、私が先にスキしたんですよね。初めて見る人だったんですが。すると、夜遅くに、その中年男のアイコンの人から、私が書いた大分の記事にスキなしで

「後で」

と2文字だけの不穏なコメントを残していきました。同じく夜遅く、コメントから十数分後、この意図不明な2文字を目にした私は「誰だよ!誰なんだよお前は!?」と叫びたくなりました。しかも、私はそのコメントに間違えてスキボタンを押してしまったんですが、それを確認してからか、相手はその後すぐにコメントを自ら削除してました。相手の雰囲気から、これ多分わざと人を怖がらせる為にやってるなと感じたので、即ブロックしておきました。まあ、後はこうして話のネタにする他ないんですが・・・・・・。






 さて、記事と関係ない話で長くなってしまいましたが、今回は日本で多い名字BIG3について発祥地を調べて行ってきました。


 名前の歴史について軽く調べてみたんですが、今みたいに名前が姓と名になったのは明治に入ってからで、それまでは、例えば西郷隆盛は「西郷吉之介藤原隆盛」という名前でした。西郷が名字、吉之介が通称、藤原が氏(うじ)、隆盛が諱(いみな)です。

 氏は血族の名称で、名字は家の名のことです。諱とは実名のことで、生前にその名で呼ぶと失礼となるものです。通称は諱で呼ばれないように仮に使っていた呼称です。

 そして、明治の初期に名字・氏・姓(大王から氏に与えられた称号)が統一され、通称も廃止、諱の習慣も廃止され今に至ります(西郷隆盛のややこしいところは、諱は実は隆永なんですが、明治に入ってから、父の名である隆盛で間違って公式文書に登録されてしまったので、仕方なく隆盛と名乗るようになりました。なので、西郷隆盛の父も西郷隆盛という・・・・・・)。



 それでは、現在の名字のBIG3の発祥地をこれから紹介します。意外とバリエーション豊かになってますので、ご覧ください。



①高橋神社(奈良県奈良市)


 【高橋】
 名字ランキング第3位(名字由来net)
 約1,383,000人 


 奈良市の川沿いにひっそりとある神社です。高橋姓の始まりとなる高橋氏は、景行天皇の御代の膳匠(料理人)だったそうです。天武天皇の御代に高橋の姓を賜り、それから高橋を名乗っていた一族がこの辺に住み、祖神を祀りました。




②鈴木屋敷(和歌山県海南市)



歴史的に有名な鈴木、鈴木重家の想像上の絵


 【鈴木】
 名字ランキング2位(名字由来net)
 約1,769,000人


 鈴木姓の発祥の地です。この鈴木屋敷は当主が途絶え、戦後から藤白神社が管理していましたが、老朽化に伴い、屋敷の建て替え工事を行って今年の3月に完成して4月にオープンしました。3月の竣工式典にはスズキの元会長である鈴木修さんも参加されてます。

 元々、コロナ前はここで鈴木サミットなるものも開催され、全国の鈴木さんが集まり交流を深めたりしていました。また、鈴木屋敷のあるこの海南市は今、東京圏に約75万人いるとされる鈴木さんに移住支援として世帯で100万円、単身で60万円を支給するなど、人口減少への対抗策として層の厚い鈴木さん達を呼び寄せようとしています。




③唐沢神社・唐沢山城跡(栃木県佐野市)


唐澤山城跡
唐澤神社

 
 【佐藤】
 名字ランキング1位(名字由来net)
 約1,830,000人


 佐野市と言えば佐野厄除大師が有名ですが、実はここは佐藤姓の発祥地とされています。佐藤姓の発祥地自体は諸説あるんですが、藤原秀郷(ひでさと)公の末裔であることを示すため、佐野の藤原氏なので佐藤と名乗ったという説が有力です。また、佐藤の会が2020年に発足し、藤原秀郷が築城した唐澤山城跡と、藤原秀郷を祀っている唐澤神社を聖地としました。佐藤さんおもてなし隊というものがあり、現地の料理店などが加入しているんですが、佐藤の会の会員証を持って料理店などに提示すると値引きなどのサービスが受けられます。



観光物産会にて






 来週は滋賀3選かエッセイのどちらかをやります。滋賀は綺麗にピースがハマった内容で、エッセイは旅といえばこれ、というものをテーマに執筆中です。kindleも制作中です! あと、諱(いみな)はまた別の記事で考察するかもです。とある観点から言葉とは何ぞやを考えるのに、とても興味深い材料ですね。






↓↓↓デビュー作です!↓↓↓

この時点から、誰も書いてないものを書きたいと考えていたのがよく分かります!



終わり



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