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青木詠一
2019年4月24日 18:07
つい先日のこと、朝遅く起きてボーとしていたら、うちの奥さんがいきなり「ふつつかものですが、これからもよろしくお願いします」なんて、改まって言うものだから、”何?”って顔したら、ほっぺを”バコン”と殴られた。(もちろん、本気じゃないよ)あぁ、しまった。その日は結婚記念日なのだった。この前は奥さんの誕生日を忘れないで、ちゃんとクリアーしたというのに・・・うぅ、とんだ落とし穴だった。それにしても、ど
2019年2月18日 18:50
まず最初に、私は女性の気持ちと言うものがまったくわからない。と言っておかないといけないのだと思う。このエピソードは、大学時代の友達の話になる。彼をA君としよう。彼の性格は、私と同じでとてもシャイなヤツだった。だから僕たちはお互いに、とても気があったのだと思う。あの頃、A君には付き合っている彼女がいた。まだ、友達以上恋人未満といった感じで、確か付き合い始めて1ヶ月が経った頃だった。まだお互いに、
2018年12月28日 19:01
「人の両想いの確率は、100人いても1000人いても1組になる」そう言ったのはうちの息子だ。大学生の彼は数学科の勉強をしている。しかも確率を中心に勉学に励んでるらしい。年末で帰省している彼は、うちの奥さんと何かの拍子にそんな話をしていた。それを隣の部屋でぼんやりと聞いてた私はすぐに疑問に思った。「いや、それっておかしいよ。人数が増えれば確率も増えるんじゃないか?」と息子に聞いた。す
2018年6月25日 08:31
夕暮れ時の交差点。信号待ちのひとときの中かわいい着信音に女の子が慌てながらケイタイを見る。どんなメールだったのだろう。さっきまでのつまらなそうな顔がいきなり明るい笑顔に変わる。それを見ていた君は「送り主にあの笑顔を返信できたらいいのにね」と同じ笑顔で僕にささやく。やわらかな風が流れ時はやがて信号を青に変える。女の子がかけてゆく。ほんの小さな幸せを、この僕らに届けな