ゆーふらてす

人間関係で退職し、人生の夏休み中。無職独身アラフォー。

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最近の記事

自分を信じる方法

小4の時のクラスは、学級崩壊が起きていた。いじめが大っぴらに行われ、殴り合いの喧嘩もしょっちゅう、授業中に大声で会話するのも当たり前だった。 当時、担任は大柄な男の先生だった。しかし、完全に舐められていた。 力も強くて怒らないわけではない。生徒を抑えられないわけではないのだが、怒るポイントがずれているのだ。誰が誰をいじめていて、どちらに非があるかという判断ができない。子供といえど、教員の判断力のなさを見抜くのだ。 悪いことをしても怒られないとなると、人間の本性にまだ抑え

    • 仕事辞めたら脳が暇になった

      脳はある程度動かさないといけないんだな、と気づいたお話。 仕事を辞めて半年ぼんやりしていました。(4月からの仕事決まりました、拍手) 何にもする気になれなくて、毎日泥のように寝ているのにひたすら眠い。 「まあいいか、半年は遊んで暮らそう」と思っていたので、無目的に生きる日々。 初めのうちこそ「人生の夏休みを謳歌しよう!」と旅行に行ったりしましたが、貯金がすごい勢いで減る上に、無理に動きすぎてひどい風邪を引きました。 気分転換に一旦実家に帰ったけど、母の「仕事どうする気な

      • 女に生まれて得したと思うこと

        女に生まれて得したのかもしれない。 男に奢って貰えるからとか、旦那の金で遊べるからとかではない。私の性格、見た目が女に生まれて得してたタイプだったのだ。 引っ込み思案で人の後ろに隠れがちな子供だった。体も弱くて気も弱い。 女の子だから前に出られなくても、弁が立たなくてもギリ許されていた。これが男子なら、おとなしい子はいじりの対象になり、女子にもモテず底辺の扱いを受けていただろう。 「モテ」に関していうと、おとなしい、弱いという性質は男性にとってはマイナスに働くが、女性

        • 無職はお金の勉強をしようと思う

          38歳、無職。 こんなに漠然と生きる大人になると思ってなかった。子供を産んで、仕事をして、忙しい大人になると思っていた。 「あ〜、結婚も出産もしない人生設計考えないといかんな…」と思いはじめた。 あと、収入が今後飛躍的に上がる気配もない。 いずれちゃんとした組織に就職して、労働人になるはずが、私に真っ当な就職なんてムリと言う気分が高まってきた。 人生プランの大幅修正が必要だ。 そんな折、ファイナンシャルプランナーのコンサルを無料で受けさせてもらえるという話が来た。

        自分を信じる方法

          読書「あのこは貴族」:シンデレラのその後

          ずっと私に関わりのあることを書いてあるのだろうと言う予感がしていたあのこは貴族をようやく読めた。面白くて一気に読了。 読んでる間中自分の周りの人間の顔が何人も浮かんでは消え、いろんな人の面影が重なった。 調べてみたら作者の山内マリコさんは現在42歳の富山出身。この二人のうちではどちらかと言うと地方出身の美紀に近いのかもしれない。 それで、この解像度で東京生まれ東京育ちの華子とその周辺の空気感を書けるのだから、作家って本当にすごい。 この話はシスターフッド物語で、女性解

          読書「あのこは貴族」:シンデレラのその後

          嫉妬は自分の奥底からの声

          前の記事で「嫉妬」について考えていたら、嫉妬っていいなと思い始めた。 「嫉妬」それは、人が人を妬み、羨み、執着する感情。これ以上に人間らしい感情はないのではないかという気がしてきた。 色で言うと、ボルドーのような赤だろうか。肚の下の方から突き上げる赤黒いエネルギー。毒々しい色の大きなユリが頭をもたげるような感じ。 嫉妬は自分を毒して、苦しめる。なんで神は人間に嫉妬という感情を与えたのだろうか。 嫉妬されたら気持ちいいってあるよね。嫉妬されたら人が持っていないものがある

          嫉妬は自分の奥底からの声

          嫉妬する女

          職場の先輩から嫌われている。何となく、嫉妬されている気がする。 しかし、何に嫉妬されているのかわからない。先輩は私より美人で、キャリアもあって、結婚して子供もいる。 それなのに、上司が私に仕事を頼む度に「何で私に頼まないのかな」とイライラしたり、自分の机の日当たりが私より悪いと文句を言ったり(自分が選んだ場所なのに…)、他の人には元気に挨拶するのに、私にだけ挨拶をしなかったりする。 女の人間関係をややこしくするもの、それは「嫉妬」だ。 女に生まれて38年。経験から言って、

          大人は楽しい

          私が中高時代を過ごした90年代後半は、コギャルブーム真っ只中だった。 あの頃、人生のピークは高校生で、大学生以降は社会というネガティブなものに入っていかなければいけないのだ、と思っていた。 1998年、私は14歳だった。SPEEDなど自分と同年代の中学生が活躍しており、アイドルがどんどん低年齢化していた頃だ。自分も早く何者かにならなければピークが過ぎてしまう、と焦っていたように思う。 エヴァンゲリオンが社会現象となり、援助交際やいじめが問題になっていた。「キレる17歳」世

          大人は楽しい

          死ぬまでこのまんま

          35を過ぎたあたりから、確実にマインドが変わったことがある。 それは、自分は一生このままなんだろうなと思う部分がわかってきたことだ。 20代の頃は、自分というのはこれからどんどん変わる可能性があると思っていた。18歳の自分と、28歳の自分って本当に別人のように変わった。絶対できないと思っていたことができるようになっていたり、想像もつかないことが毎日起きて、転がる石のように形を変えながら思いもよらない方向に進んでいた。 それが、28から38はどうだったろうか。姿形はほとんど

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          モラハラは技術

          世の中にはさまざまなハラスメントがある。セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラ、アカハラ… 日々、世の中の嫌な気持ちに名前がつけられていく。 上記のハラスメントの中で仲間はずれを探したら、私は一つ異質なものがあると思う。それはモラハラだ。 主なハラスメントは、まず上下関係がある。パワハラ、アカハラはもちろんのこと、マタハラなんかも妊婦の罪悪感につけこんで行われるハラスメントだ。力を持ったものが、その権力を使って下のものを追い詰める。そこには下のものは逆らえないという前提があ

          モラハラは技術

          なんでいつまでも独身か。

          38歳。なんでいつまでも独身か。彼氏もいないし、セクシャリティがマイノリティなのかとかたまに聞かれる。 実は自分でもよくわからないというのが本音だ。ぼんやりと38歳になってしまった。結婚したくないわけではないのだが、特にしたい!という気持ちが今まで湧いてこなかった。彼氏もいたら楽しそうだけど〜くらいの感覚だ。アセクシャルに近いのかもしれない。 私にとって結婚は、例えるなら車の購入だ。田舎で生活するには車がないと不便だし、ほとんどの人が一人一台乗っている。ないと生活がとって

          なんでいつまでも独身か。

          読書「ビジネス・ゲーム」ベティ・L・ハラガン著

          ジェーン・スーさんがラジオでおすすめしていた本、「ビジネス・ゲーム」を読んだ。 前回のnoteで「男性中心の職場の言語・法則をわかってないのかもしれない」と書いて、翌日その答えがドンピシャで書かれてる本を読むなんて、引きがいい(想定内だけど) 前半はビジネスの基本ルールが書かれており、あー!もう、そうだったんか!と何度もページを閉じて膝を連打しながら読んだ。前職場の腑に落ちなかった部分が、どんどん腑に落ちてきた。 男性中心の職場で、若い女子社員という「お客さま」のうちは

          読書「ビジネス・ゲーム」ベティ・L・ハラガン著

          マジョリティになれる居場所を探そう

          ジェーン・スーの相談は踊るにハマって貪るように聴いている。ようやくポッドキャストで3年分くらい遡ったけど、これだけの数のお悩みをばっさばっさと切るのは本当に感心してしまう。 その中で目から鱗がポロリと落ちた言葉があった。記憶で書いてるので間違ってたら申し訳ないのだが、自己肯定感が低い40代女性のお悩みに対する答えで、「自分がマジョリティになれる場所を探してください」 というものだった。自己肯定感が低いのは、マイノリティだから!なぜそのことに気づかなかったんだろうか。 マイノリ

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          【自己紹介】不惑目前の挫折

          先日、人間関係で揉めて仕事を辞めた。転職面接も落ちた。好きだった人からのLINEが急に冷ややかになった。 うまくいかない時って本当に色んな終わりが同時に押し寄せる。2年前、転職しようとしていた私が占い師に言われた、「転職してもいいけど、全部をなくす可能性があるねえ〜…」が現実になってしまった。 何もする気が起きず、泥のように一日中布団の中でじっとしている。急にめちゃくちゃ時間ができて、今まで興味のなかったSNSやメディアを貪るように摂取した。 その時読んだ星野源のエッセイに

          【自己紹介】不惑目前の挫折