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グリーンブックが不要な世界へ


なぜ黒人は差別されるのか?
そんな当たり前に知ってる題材だが、
当たり前のように理由を知らないことに
疑問に出た。

このような映画は自然と
「自分がその人の立場なら?」
と問うことが多いが、
今回は一度もそう感じることはなかった。


そのくら日本の僕ら世代が
「人種差別」
という問題に対して鈍感なのかと感じた。


確かに日本では感じることはない。


グリーンブック内の人種差別による、
日本では考えられないシーンが出てくるが、
あまりにも実感が湧かず
正直、作品のワンシーン以上の捉え方はできなかった。


徐々に見ていく中で
あまりにもヒドい差別に
「これがもし本当にあったことなら?」
と思うようになり始め


中盤からは現実味が増し
このような問題(人種差別)について
何も知らない自分に呆れ始めていった。


ただ、そのような中でも
自分のビジョンのために耐え続け、
孤独で自分と葛藤していく姿に感動した。


それと同時に作品中にある
セリフの無い問いに考えさせられた。


それぞれ感じる問いは違うが
僕自身特に
「勇気」
ということについて考えさせられた。

とは言ってもジャンルはコメディ映画だけあり
小出しにくる自然な2人のやり取りは最高に面白かった。

さらに、実話ということもあり
人間味がより暖かく感じる
誰にでもおすすめしたい作品!




映画見た後に本人の演奏聴くと、
何かストーリーを感じます。
https://youtu.be/rGFSuKVI8Dc


追記
主人公がロードオブザリングのアルゴルン役の人とはびっくり。

グリーンブックとは?
人種隔離政策時代に自動車で旅行するアフリカ系アメリカ人を対象として発行されていた旅行ガイドブック。書名は創刊者であるヴィクター・H・グリーンに由来し、「グリーンによる黒人ドライバーのためのガイドブック」というほどの意味。


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