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  • #レビューしない、映画レビュー

    映画の内容紹介や評価ではなく、その瞬間に感じた「問い」や「気づき」を載せてます。

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この世界のさらにいくつもの片隅に

今の自分の幸せを噛みしめる。 「生きる」「生きてる」という難しい事を堂々とできている。 それがとても凄いという事を思い知らされる映画。 めんどくせぇ〜、つまんねぇ〜と言うのがどれだけ天狗か。 前作に続きこの映画は、そんな今気づき難い事も、強烈な作者のメッセージと世界観が自分の緊張と気分出会わさせられ 、日頃感じ難い事も意図も簡単に感じさせられてしまう。 今この世の中がおかしいと思う所は沢山あるが、 事象は違えどどの世の中にもおかしい所はある。 今親戚、友達、家族が死ぬと

    • グリーンブックが不要な世界へ

      なぜ黒人は差別されるのか? そんな当たり前に知ってる題材だが、 当たり前のように理由を知らないことに 疑問に出た。 このような映画は自然と 「自分がその人の立場なら?」 と問うことが多いが、 今回は一度もそう感じることはなかった。 そのくら日本の僕ら世代が 「人種差別」 という問題に対して鈍感なのかと感じた。 確かに日本では感じることはない。 グリーンブック内の人種差別による、 日本では考えられないシーンが出てくるが、 あまりにも実感が湧かず 正直、作品のワンシーン以

      • 知ってるけど、知らない世界

        あの日のオルガン。 「あの日」を僕は実際に知らない。 正直いつあった?と聞かれても答えられないほど。 何かテストの暗記項目の一つくらいにしか意識したことない。 「悲惨だった」らしい 「大変だった」らしい 「壮絶だった」らしい と思ってそうで思ってない言葉しか出てこないくらい。 知ってるけど、知らない。 そんなことが世の中には沢山ある。 「戦争」もその中の一つ。 このたった2文字により、日本で分かってるだけでも、15年で死者310万。 人間が310万人死ぬという

        • 「気づき」から「気づき」する

          「気づき」とは自分の中で何か? どんな時に気づきを得られる? 気づきを得たらどうなる? 気づきとは、より良い人生の追求であり、自分と世の中を知りその中で感じた問題を解決しようという意思の表れだと思う。 丁度この間大阪の王将で見た机が引き出し式になっていて、 これは効率的だ!と気づかされた。 これは自分の中で何か「効率」に対して、自分の中に問題意識があるからこそ気づいたのではないかと思う。 「気づき」をメタ認知することで、自分が世の中に対して問題意識していること発見でき

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          5本

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          好奇心の行方

          自分が聞くこと、見ること、感じること、起こることは、 偶然手に持ったものさえ、自分の考えを表していると思う。 そして、最近「未来」に関する話や物語を見ることが多い。 何か未来を見たい欲求が僕の中であるのか? なぜ? 今の起こっていることが、どうなるか知りたいから? 今考えていることが、何につながっているのか知りたいから? ただ、もし「未来」が見えるという選択ができたとしてもしないだろう。 何が起こるか分からないからこそ良いもの。 そこのプロセスがなんとも言えない

          好奇心の行方

          30年後の未来

          30年後、2049年の未来 勿論、誰にも分からない。 そして、考えても正確には当たらないのが大半。 おおよそ、ありとあらゆるものの自動化が日常になり、 宇宙旅行が当たり前になっている。 という所ぐらいか、、、 漠然とこんくらいでしか考えてなかった。 ただ、今以上にテクノロジーが進化しあらゆることが効率化され、今抱えているあらゆる問題が解決されるだろう。 しかし、それと同時にあらゆる新しい問題が起こる。 そんなことを意識して考えるようになったキッカケが 「マイノリテ

          30年後の未来

          「変わってる」がないこの世界

          人は誰しも「変わってる」 一人ひとり違うように特別にできていて、誰一人同じ人はいない。 一人ひとりの「変わってる」をどう捉えますか? 若いうちは周りとの違いに劣等感や、羨ましいさを覚える時がある。 そして「変わってる」が原因で、人生のどん底に落ちたと思う時もある。 ただ、時が経つにつれ、多くの経験をし、多くの価値観に触れるにつれ、自分の「変わってる」が「他にはない宝物」に変わり、かけがえの無いものへと変化する。 そう思えた時、人の「変わってる」に対しても肯定的に受け

          「変わってる」がないこの世界

          もしかして、会社の犬になってない?

          そう問いかけられているような今の時代に合った、リアリティーのある素敵な作品でした。 そこには、 「自分に正直に生きる男」 「自分に嘘つく男」 「自分に嘘をついていたが、正直に生きる女」 様々な角度から、嘘と正直さについて生々しく描かれており、 自分だったら。。。と考えさせられました。 特にストーリー中にもキーとなる。 守るべきものと、正直さをつい天秤にかけてしまうというもの。 しかし、それは自分が勝手に天秤にかけているだけで、後者を選べば、前者の本当の守るべきもの

          もしかして、会社の犬になってない?

          【注意!】これ見て、椅子に座れなくなったらごめんなさい

          こんばんは! 「2018年あっという間でしたね〜」という声が今年も鳴り響いてますね。 年末になると今年の反省や、過去のこと振り返えろうと!という自己分析症候群にかかってる方も多いと思います。 僕も絶賛かかってます。(^^;;笑 今年は特に、前回の記事『メモの魔力を最大限楽しむために』でもチラッと書きましたが、自己分析1000本ノックで、日々ノートと睨めっこしてます。  そんな1年を振り返る中、僕が習慣化に取り入れた中でも、特に高い効果が実感できたことを、記事を分けいくつ

          【注意!】これ見て、椅子に座れなくなったらごめんなさい

          発売まであと3日!「メモの魔力」を最大限楽しむために

          SHOWROOM代表取締役 前田 祐二さん著者の、「メモの魔力」が12月24日に発売ということで、今回はその本についての予習と、科学的に証明されている、読書の効率を上げる方法は?みたいな事を体験を基に書いていきます。 目次 1. 背景 2. 今回のゴール 3. 読書の効率を上げるためには、○○○が大切 4. 前田さん流「メモの取り方」3つのポイント 5. 最後に 背景 今回、この記事を書こうと思った理由大きく分けては、 ・個人的なノート術や、まとめ方フェチ ・前田さんへの

          発売まであと3日!「メモの魔力」を最大限楽しむために

          『非効率』の中にある、3つの宝物

          **嫌われ者の『非効率くん』** 最近「これは非効率だなぁ」と思ったことはどんなことがありますか? 一般的に『非効率』と言うとネガティブな印象があります。 辞書で調べてみると、、、 そもそも、『非』という字を付けただけで、文書全てがネガティブなイメージになる。いわばネガティブ界の中ボスみたいな存在。 特に、身近な例で『非効率だ!』と感じることと言えば、 ▪️改札で電子マネーを使わず、切符を購入する非効率さ。 ▪️エレベーターでは無く、階段で登る非効率さ。 ▪️

          『非効率』の中にある、3つの宝物