見出し画像

この世界のさらにいくつもの片隅に

今の自分の幸せを噛みしめる。
「生きる」「生きてる」という難しい事を堂々とできている。
それがとても凄いという事を思い知らされる映画。

めんどくせぇ〜、つまんねぇ〜と言うのがどれだけ天狗か。
前作に続きこの映画は、そんな今気づき難い事も、強烈な作者のメッセージと世界観が自分の緊張と気分出会わさせられ
、日頃感じ難い事も意図も簡単に感じさせられてしまう。

今この世の中がおかしいと思う所は沢山あるが、
事象は違えどどの世の中にもおかしい所はある。

今親戚、友達、家族が死ぬという事が常にとは言わず、「いつか訪れる」とでも思った事が一体どれほどあるだろう。
ある意味永遠に生き続けるのではないかと感覚的に感じた生き方をしてる。むしろそんな事を考えようともしない。

それを考えないだけ幸せというのか、
もはや考えというものが自分の中にはないような時代のよう。

主人公すずは一般的に言う「凄い人」ではない。市民の中の市民。普通の中の普通。
アニメとは言えそんな一人の人生画でこれ程感動するなら、今自分達の人生がどれだけ感動を与えられているのか気づかないだけで恐ろしい。

何も取り柄が無い、やりたい事がない、普通な生活と感じていてもそれは実は贅沢で、もの凄いこと。
それは日本の戦争から僕達が学び伝えられる手段の一つではないか、そんな事が伝えさせられたような映画でした。

日本人なら必鑑画。
義務教育に入れて欲しいくらい。

初めての人はまずは「この世界の片隅に」を見てから、見るのをオススメ。
かなり抽象的な作品でもり、原作読んでから見るとシーンの意味が分かりオススメ。



映画中終わった後頭にある事をひたすら打ち込んだものなので、
誤字雑字まとまり無い感じはご了承。
ありがとうございました!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?