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[ヨーロッパからSDGs]スーパーの牛乳カートンからビン詰め牛乳配達へ

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イギリスでは瓶詰めの牛乳の定期配達ビジネスが伝統的にある。牛乳配達のビジネスが始まったのは1860年ということだ。しかし1975年ごろまで94%は瓶詰めで売られていた牛乳は、その後プラスチックやカートンでスーパーで売られるようになった。そのため2016年には瓶詰めの牛乳の販売は全体のたったの3%に減ってしまったそうだ。最近アプリを使った瓶詰め牛乳の定期購入をはじめた。創設者の海に捨てられたプラスチックボトルを減らしたいと思いから、携帯アプリと個人経営農家をつなげたアグリゲーターとして2018年に設立された。この牛乳配達ではパンや野菜など牛乳以外の製品も玄関先まで定期的に配達してくれるので便利だ。それに前日までにアプリで注文の追加やキャンセルが簡単にできる。まさに伝統的な瓶詰め牛乳配達と現代のデジタル技術を組み合わせ利便性とサステナビリティを向上するビジネスだ。

イギリスでは瓶詰めの牛乳の定期配達ビジネスが伝統的にある。牛乳配達ビジネスが始まったのは1860年ということだ。しかし1975年ごろまで94%は瓶詰めで売られていた牛乳が、プラスチックやカートン詰めでスーパーで売られるようになった。そのため2016年には瓶詰めのミルクの販売は全体のたったの3%に減ってしまったそうだ。20世紀にはいってから牛乳配達は電気自動車で行なわれている。早朝に配達が行なわれること、それも低速走行、停車を繰り返すので電費やエンジン音を考慮すると電気自動車のほうが配達に向いているからなのでは、と筆者は考える。

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参照: https://en.wikipedia.org/wiki/Milk_delivery#/media/File:Milk_float_-_Liverpool_(modified_background).jpg

10年前ほどに一時期とっていたことがあったが、引越しを機にやめてしまい、スーパーで売られているプラスチックボトルの牛乳に切り替えた。
最近'Modern milkman'というアプリが出来たというチラシが入ってきたので、今定期購入をしている。海に捨てられたプラスチックボトルを減らしたいと思いから、携帯アプリと個人経営農家をつなげたアグリゲーターとして2018年に設立されたらしい。

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この牛乳配達ではパンや野菜など、牛乳以外の製品もプラスチックの入れ物なしで玄関先まで定期的に配達してくれる。それに前日までにアプリで注文の追加やキャンセルが簡単にできる。まさに伝統的な瓶詰め牛乳配達と現代のデジタル技術を組み合わせ、利便性とサステナビリティを向上するビジネスだ。

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消費したビンは水洗いし、外にだしておくと引き取ってくれる。ビンは業者洗い、再利用される。

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今は一日おきに牛乳、ミルクシェーク、水、卵などを購入している。値段も手ごろだし、なによりアプリでの予約や支払いが簡単で良い。
筆者が住む市では普通ごみ、生ごみと庭のグリーン、リサイクル、ビン類と分類しているが、毎週リサイクルのごみの量が一番体積的に多い。「リサイクル」として分別されているごみも実際リサイクルされるわけではない。多くの自治体は安く買い取ってくれる業者と契約していて、船で中国に送られるそうだ。この配達のおかげでペットボトルやカートンがほんの少し減ったような気がする。しかし相変わらず一日1.5Lは消費する水は欠かせないため、水のペットボトルが一番かさをとっている。これを減らすのが次の目標だ。

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