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あなたに”やる気”を取り戻す!新時代モチベーションの3つの柱。

「noteの毎日投稿が、しんどい。そんなあなたに必要なのは、モチベーションに対する理解だ。」

先日は、アメとムチ(報酬と罰)による動機づけ、モチベーション2.0が、
あなたの自律性と創造性を抑制すると書きました。

より創造性が求められる、今の時代の中で必要なのは、モチベーション3.0。

本日は、モチベーション3.0について説明させていただき、読者のみなさんの、

仕事・noteに対するモチベーションを、少しでも高める。

そんなお手伝いができれば幸いです。

■noteを書くことが、義務になる日。

「毎日投稿しんどい。」

おおよそ2か月から3か月を目途に、誰しもがぶつかる壁だ。
ビュー数やLike数は伸びてきて、コメントしてくれるnoteの仲間もできた。

でも、毎日仕事終わりに疲れた体と脳にムチを打って、noteを書き上げる。
それが、まるで義務のように感じてしまう。

毎日投稿のサークルに入会し、みんなで切磋琢磨しながら、noteを更新するのは楽しかった。

最初の頃は。

でも、今は仕事帰りにnoteの通知を見るたびにストレスだ。
開くたびに、僕の通知は20件以上に増えている。

「●●さん、他10名が、毎日note会コメントします。」
親切にも、noteはサークル内の投稿状況までお知らせしてくれる。

「やばい、みんなもう投稿してるよ。」

5-6時の間のピークタイムにみんなが更新する。
でも、自分の仕事が終わったのは、8時。

「どうしよう、ネタがない。」

帰りの電車の中で、なんとかネタを絞り出し、
家に着き、食事なども済ませた後に、夜10時からやっと書き始める。

ただ、その時にこう思う。

「何のために、noteやってるんだ。自分は。」

「報酬が、もらえるわけでもないのに。」


この疑問が芽生えはじめた時に、


あなたの書く手が、止まってしまう。



その手を、もう一度動かす。

そのために、必要なのがモチベーション3.0だ。

■モチベーション3.0

ダニエル・ピンク氏は、『モチベーション3.0』で、モチベーション3.0を構成する要素には、3つの柱があると述べている。

①自律性:オートノミー
②熟達:マスタリー
③目的:パーポス

この3つがモチベーション3.0を構成する要素。
ひとつひとつ見ていきながら、いかにnoteの執筆と仕事に活用していくか、
読者のみなさんと考えていきたい。

①自律性(オートノミー) 

”自分の好きなように仕事をする自由の方が、昇給よりも価値があり、得がたいものだ。”

好きなコト、やりたいコトができる自由がある。
それが、自律性(オートノミー)だ。

Googleの20%ルールというのをご存じだろうか。
Googleでは、1週間の間に20%の時間を、”自分のやりたい仕事、好きな仕事”に当てられる20%ルールが存在する

そして、その20%時間から生まれたのが、Gmail・GoogleMapなどの今では誰しもが、手元に持つアプリである。

先日もお伝えしたように、”やりたいコト、好きなコト”に取り組んでいる時に、
人は創造性を発揮し、やりがいを感じることができる。

もし、あなたが仕事にやりがいを感じない。
そう思っているなら、まずやるべきことは、

毎週の仕事の中に、自分がやりたいことを20%以上組み込むこと。

時間がない、そんなわけはない。
やりたいことがない、そんなわけはない。

まず、明日の朝いつもより30分早起きして、
30分間”やりたいコト”をどんどん書きだしてみる。絶対にあるはずだ。

そして、翌週以降はその30分を、”やりたいこと”のための時間として、あなたのカレンダーをBookしよう。

1か月後、その時間は少なくとも倍か、3倍にはなっている。

noteの場合は、どうか。
まず、根本的な質問を自分にぶつけよう。

「あなたは、noteを書くことが好きか、やりたいことか。」
「あなたは、noteを通じた触れ合いや、交流が好きか、やりたいことか。」

2か月程前、僕はTwitterには殆ど本腰をいれなくなり、撤退した。
なぜなら、Likeを何回も押したり、色んな人にリプライするのが、僕にとっては苦行だった。

やりたいことでないと、人はそれを義務のように感じる。

質問の答えがNoなら、正直、noteに本腰はいれない方が良い。

では、逆に答えがYesなのに、今書くのがしんどい、毎日投稿がしんどい人。

こう質問してみよう。

「noteを書く時間を、コントロールできているか。」

まず、一つ目に、

毎日投稿を、しなさい。

とは、誰もあなたに頼んでいない。
毎日投稿は義務じゃない、毎日投稿が本当に好きでやりたいコトでないなら、無理してやる必要性はない。

次に書く時間。例えば僕はこのnoteを朝早くに起きて執筆している。
昨日は、仕事で疲れたので10時半に就寝。

7時間の十分な睡眠後の第1作業としてこのNOTEを書いている。

NOTEを書くことが好きであるならば、その時間は自分の裁量で決める。
もっともモチベーションの高い朝に、時間を確保する。など、

ある程度の自由度をあなた自身に授けることが、NOTEで自律性を取り戻すコツだ。

大丈夫、あなたも自律性を取り戻せる。

②熟達(マスタリー)

マスタリー(熟達)とは、何か価値のあることを上達させたいという欲求である。

大切なのは、
”価値がある”と、自分が思えること。
”価値がある”からこそ、上達したいと自分が信じられることである。

どう”価値がある”ことを見出すのか。
それは、達成目標ではなく学習目標を見出すことだ。

「英語のテストで90点以上を取る。」は、達成目標。
「英語を話せるようになる。」は、学習目標。

何が違うのか、学習目標には”終わりがない”ことだ。

もし、あなたが本気でNOTEの毎日投稿を続けたいのであれば、
達成目標→学習目標の切り替えが必要になる。

「100日連続毎日投稿。」は、達成目標だ。

そこに到達した時に、プツンとあなたのやる気は切れるかもしれないし、実際そういう人が多いように思う。

それを100日から200日へと達成目標を伸ばすのは、得策ではない。

続けるのであれば、学習目標を設定するのが大切だ。

「書くのが、うまくなる。」
「書くことで、より多くの読者の方に少しでも人生にプラスになることを発信する。」

これらの達成目標には、終わりがない。
どんなに努力しても漸近線。近づくことはできるが、到達できない。

だから、取り組むこと。

その活動自体が報酬になる。

”努力とは、人生に意味を与える諸々のことがらの一つである。努力をするということは、その対象となるものに意味があるとあなたがみなすことである。それが、重要だからこそ、人はいとわずに努力するのだ。”

是非、仕事にもNOTEにも学習目標を設定してみて欲しい。

③目的(パーポス)

きわめて動機づけられた人々は、自らの欲求を、自分以外の「より大きな目的」に結びつける。

最後の柱は、目的(パーポス)である。

伝えたいことは、たったの一つだけ。

”自らを超え、人のため、社会のためになる目的を見出すこと。”

これがモチーべション3.0の最後の締めだ。
年収、資産、お金確かに大事だ。でも、それだけが目的になるのは、ちょっと危ない。

例えば、今までの仕事を振り返った時に、もっともやりがいを感じた時はいつだろうか。

自分の仕事ぶりが評価されて、ボーナスが爆上げされた時。

いや、そんなはずはない。

「あなたと仕事ができて、僕の人生が変わりました。」
と、自分の部下に言われた時。

全員が、後者と答えるはずだ。

社会のために、誰かのために自分が少しでも貢献することができた。
そう心の底から思えた時に、人は本当のやりがいを感じる。

NOTEも一緒だ。

NOTEで初めて収益が発生した時、それも嬉しい。

でも、NOTEのコメントで
「このNOTEのおかげで、ちょっと前向きになれました。」

そのコメントに収益は発生しない。
でも、あなたにやりがいをもたらすのは間違いない。

であるならば、それを”目的”にした方が良いに決まってる。

さて、

「あなたが、NOTEを書く目的は何ですか。」

それが、僕らが自らに問いかけるべき問いである。


■まとめ

本日は、ダニエル・ピンク氏の『モチベーション3.0』の力を借りながら、新時代のモチベーション。

モチベーション3.0

について、読者のみなさんと考えてきました。

モチベーション3.0の大きな柱は、三つ。

①自律性:オートノミー
②熟達:マスタリー
③目的:パーポス

である。

仕事でもNOTEでも、あなたの創造性とやりがいを引き上げるためには、
この3つの柱を自らの手に取り戻さないといけない。

手順はこうだ。

①やりたいことを、好きなことを見つける。そして、そのための時間を確保する。
→自分のやりたいことが、やれているという実感を、自分に取り戻す。

②学習目標を掲げる。到達することはない、ただし価値のある目標を設定する。
→学習目標に向けて努力すると、努力という活動自体が報酬になる。

③自分を超えた目的を見出す。人のため、社会のためのできることはないか。
→自分以外の外に対して貢献する、その気持ちをが、やりがいを与える。

もし、やりがい・やる気が挫けかけていたら、
この手順で、NOTEも仕事もぜひ見直してみて欲しい。

読者のみなさんのモチベーションが、2.0から3.0へ移行するお手伝いができたら、書き手としては、本望だ。

最後に、本書の言葉を贈りたい。

「人生の価値は、恵まれない人の運命に影響を与える能力によって測られる。死は誰にでも間違いなく訪れるものだから、重要な変数は、誕生してからこの世を去るまでに過ごした人生の質だと思う。」

ではでは、本日はここまでです。
また、明日のNOTEでお逢いしましょう。

P.S:今、お昼休みにこの原稿仕上げたのですが、すでに眠いです。笑

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