見出し画像

なぜか子どもたちに人気がある先生が実は意図的にしていること。


あの先生って子どもたちの心つかむの上手いよなぁ。
そんな先生、1人や2人は思い浮かぶんではないでしょうか。

なぜか子どもたちに人気がある先生が実は意図的にしていることがあります。



それは、「子どもの真似」です。



NLP(Neuro Linguistic Programing)(神経言語プログラミング)をご存知でしょうか。別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学です。

人間や一部の動物の脳には「ミラーニューロン」と呼ばれるものが存在します。「ものまね細胞」と呼ばれることもあります。簡単に言えば、「好きな人の真似をしよう」と思う本能みたいなものです。例えば、子どもが親の真似をしたり、有名人の真似をしたりするのがまさにミラーニューロンの働きによるものです。

好き→真似したい(ミラーニューロン)→実際に真似する

これを逆手に取ることもできます。

実際に真似する→ミラーニューロン→好き

例えば、子どもと話をしている時に、子どもが身振り手振りをしながら説明してくれたとしましょう。その身振り手振りを先生が真似をしながら聞いてあげましょう。そうすると、子どもは無意識に「あ、この先生は僕のことを好意的に思ってくれているんだ」と感じます。

身振り手振りの真似だけではありません。喋り方を真似するだけでも効果があります。子どもが「〇〇だったんですよん。」と特徴のある喋り方をしたとしましょう。先生もすかさず「私も〇〇だったんですよん。」と同じ喋り方で返してあげましょう。そうするとミラーニューロンの働きによって、「も〜、先生、僕の喋り方真似すんのやめてや〜。でも先生好き〜!」ってなります。


このようにミラーニューロンを意識すれば、一気に相手との距離感が縮めることができます。

教室だけでなく、いろんな生活場面でも応用ができます。ぜひ試してみてください。

私のような「根暗」な人間でも大丈夫です。



ただし、言うまでもなく、これだけで全ての児童生徒から好かれるんだったら苦労しません。「ローマは一日にして成らず」「信頼関係も一日にして成らず」ですので、授業力・人間性を高めることは絶対に不可欠ですね。


Stay Hungry. Stay Foolish. Study at Home. Stay Home.





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?