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仕事で人生めっちゃ変わるけど人生は仕事じゃないって思ってるから、一生懸命働くのときどき苦しい

自分は結婚もしてないし、仕事で生きていくタイプの人間のはずなのに、仕事を頑張れない日があると、これすらも頑張れないなんて、この先の人生で他に頑張れることなんてあるのかと思ってしまう。

かといって追い込み時期で連日深夜残業が続くと、自分の輪郭が薄くなっていく感じというか、「私の人生の中で、あってもなくても同じような1日だったな」と思いながら朝方に寝るって感じで、自分でもどうなりたいのかわからない。どうなってたら満足なのかわからない。

それはたぶん、自己実現と働くことが私の中で一致してないからなんだよな。

社会の中で、会社の中で、仕事をばりばり頑張るキャラクターが一枚皮膚を覆って、私の一番外側にいて、その方がいちいちこの仕事ってやることで何か私の人生に意味あるのかなって考えなくてすむから楽というか、そういうのをショートカットして「がんばります!」って即答させてくれるというか。


あとこのミレニアル世代っていうのかな?30歳くらいの人たちって、40代の上司はあの頃の平成のサラリーマンをバキバキに過ごしてきた人たちで、あの世代のスーパーできる人って話聞いてくとかならず、何日間家に帰れなかったとか、上司にこんな辛辣なフィードバックを受けたとか、今だったら確実になんかのルールに違反してるっぽい経験を経て成長してる成功体験があって、

下の世代はZ世代とか言って、コスパとかいいながら、なんかやる気なさそうでひょうひょうとしてて痛覚がない感じっていうか、仕事で別に生きていきたくないってか、むしろ会社に縛られてるとかダサいだろみたいな価値観があって

ちょうどそこに挟まれてて自分の意思でどっちにもなれるっていう、微妙な世代だよね、わたしら。

やっぱり上の世代の鉄人サラリーマンたちは、自己実現と仕事が一致してるから、働くということに迷いがない。

わたしは日々迷いながら働いてる、1日の使い方は本当にこれでよかったのか。かといって、どう1日を過ごしたいのかはわからない。


インパルスのコントで、元宇宙飛行士の堤下さんが、ファミレスの伝票入れる透明な筒つくってる町工場に面接を受けにくるコントがあって、

町工場の長の板倉さんが「そんな素晴らしい経歴を捨ててまで、うちにくる必要ないだろ」って言うんだけど、

堤下さんが「宇宙から地球をみたときに、『なんか違うな』って思った」って。

わたしは宇宙飛行士でもなんでもない、せいぜいオフィスのある37階から都心を見下ろすくらいしかできないけど、なんかいまになってこのコントの深さがじわじわわかってきた気がする。


もしかしたら、なんか違うなって思いはじめてるのかもしれない。

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