見出し画像

開腹手術入院前の準備

タイトル通りの記事ですよ、いやはや。
着々と準備を進めておりましてですね、まだ入院は先なんですけど、ほとんどパッキングも終わりました。ちなみに私は引っ越し3日前には、すべてのパッキングを終えてしまい、逆に困るタイプです。周囲に対して寛容でいたいぶん、自分のことに対しては、若干せっかちで真面目なんだな。

前回の診察で、「入院のしおり」なるものを病院から支給されてですね、担当医からもさまざまな申し送りを受けたのですが、そのなかに「なんで?」と疑問をもつものが多かったのですよ。例えば、ネイル駄目、まつエク駄目、ヘソの掃除しろ、とかですね。突然言われてもさ、———え? なんで?てなるやん。

医療従事者にとっては当たり前でも、パンピーにとっては(懐かしい言い方やな)やはり、ちんぷんかんぷんだらけでしてですね。ああ、それにしても人はなぜ、理由を聞いて納得すると、すんなり行動ができるのか。「○○やって」と指示されたときに「なぜする必要があるのか?」って、なんで考えちゃうんでしょうね。すなおに「はーい」って答えてりゃいいはずなのに。とても不思議。

そんなこんなで、まずネイルが駄目なのは、手術中に爪になんかすごいセンサーつけたり、爪の色を見て、末端まで元気かどうか判断するからだそうですよ。とても頭の悪い書き方だけど、本当にもう分からない世界のことだもんで。変に調べた知識でわかっている風に書くより、もう、包み隠さずノータリンを露呈したい。私は馬鹿です、はい。

そして次に、まつエク禁止についてですが、私の主治医は「手術中に外れちゃう人もいるみたいで、もったいないからね」とのんびり教えてくれましたが、手術中、目玉が乾燥しないようにテープで瞼を留めることがあるそうで。あとは、手術内容によっては睫毛反射なるものを麻酔科医がチェックするらしく。その時に取れちゃう&邪魔なんですな。

そしてそして、大トリのヘソのゴマ掃除ですよ。
一番不可解な申し送り。ですがこれにも大事な理由があった。

ヘソの写真が来ると思った? 残念、自粛したよ!

お掃除する必要があるのは、汚いから

マジ、身も蓋もない結論ですが、お臍様は基本的にお汚れになっていてですね。お掃除してあげないと、お腹チョキチョキしたときに、お臍様にお住まいの雑菌さんたちが「わーい」って。「おっ、ここに引っ越すか」って。はしゃいじゃったときに、傷口が大変なことになりますよって、感じでした。Google先生が言うには。

まぁ、でも確かにそうですよね。私は若干でべそ気味なヘソの持ち主でして、ヘソの掃除は1ヵ月に一度はするんですけど、「WOW・・・」ってなりますもん。出てるヘソでもそうなんだから、引っ込んでるヘソも、おそらくそうでしょうよ。理由が分かれば、みんな、おとなしく掃除しようぜ!ってなりますよね。

10年近く続けてきたジェルネイルもオフして参りました。いつもお世話になっているネイリストさんは、入院を控えた私をねぎらいつつ、「ジェルをしている人は、無意識に指先を乱暴に使いがちなので、オフ直後は気をつけてください」と、結構しっかり申し送りをくださってですね。

もう、ほんとうにソレ。おっしゃるとおりで。ちょっとした段ボールとかパッケージとか、今まで、全然爪で開けてたんですよ、私。だってそれが普通だった。だって、開けられるんだもん。ハサミもカッターも要らなかった。樹脂の力ぱねぇ。そうしてレジンの鎧を失ったネイルは、そりゃもうウスバカゲロウの羽かってくらいの繊細さ、はかなさ。

ねえ、爪ってこんなに薄いもんなの? みんなこんな薄い爪でどうやって生活してきたの? しかもお風呂入ったら柔らかくなるとか、聞いてない。ああ、指先が心許ない。ネイリストさんの名誉のために書くけど、傷んでいるわけではないのです。私の感覚がバグっているだけ。施術はいつも神なので、とても感謝してる。

手術室へは徒歩だそうで。ちゃきちゃき歩きたいね!

「手術」に対する想い

お腹に傷が残るとか、手術をすることによって、以降できないこととか。調べると、そりゃもうたくさんの人が、たくさんの想いを綴っています。それらを読ませてもらって、今の私が何を思っているのか、ちょっと吐露したい

ものすごく簡潔にまとめると「楽しみ」です、はい。
メンタル的な強がりでも、健康に対する負け惜しみでもなく、ただただ「人生で入院するなんて思ってなかった! 1回入院してみたかったんだよね。わーい」ってな感じで、これは数ヶ月前、投薬治療が始まった際に「状況によっては入院&手術かも」と告げられたときから変わっていません。

だって、手術ってすごい経験じゃないですか。望んだってオイソレとできるもんじゃないです。今までメンタルもフィジカルも健康でしかなかった私が、手術を経て何を思うのか。私の人生にとって、手術という経験は、とても大きな財産になる気がしている。

てなことを、こないだ電話で3人目のダーリンに伝えたら「あなたは私の想像通りの人だね」的な(いや、もっと素敵な言葉だったけどな)ことを言ってくれ、特に心配も励ましもなかった。でもこの人はお世辞とかおべっかとか言えない人なので、私の手術に対する想いを質問してくるあたり、彼なりに心配してるんだと思う。

私の婚活も、ひとまず退院まではお休み。
退院したら3人のダーリン全員に報告して(未読スルーの彼も、既読スルーの彼も)、お別れのご挨拶をするのか、デートの約束をするのかですね。記事の終盤で告白するのもなんですが、私は人間関係の終焉のかたちのなかで、フェードアウトが一番嫌でして。

礼儀として、今までの感謝とこれからの発展をお祈りしたい。
一応、袖振り合う以上の縁があった人たちなので、最後に私の礼儀を押しつけてTHE ENDとしたいですね。

ではでは!
次回は入院前日か、はたまた入院中か。それとも退院後か。
また日記が書けたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?