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2023年 年頭所感
2023年新しい年がスタートしました。本日が仕事始め(5日)の企業や個人の方が大半でしょうか。官公庁は昨日の4日からでしたか。
それにしても寒い冬らしく底冷えの真っ只中でしょうか。東北地方含め寒冷地区では、今年の冬は大雪が続いており被害も続発しているとか。お見舞い申し上げます。ただ、今年の冬はというか、エネルギー問題を抱えていることから、私も生涯で一番高騰している電気代を経験しています。もちろん、電気代だけでなく灯油やガソリン等、ガスなど全てのエネルギーコストは高騰していますね。また、一方で円安等も重なり様々な原価が高騰していることから、悪いインフラも起きてしまい、物価高もうなぎ登りですね。そうでなくても、紛争もありコロナ禍に関係無く経済情勢が不安定な成長鈍化で給与等の所得は減少する一方です。その打開策が見えないところが、これからのキーワードになることでしょう。

つまり、誰もが予見出来なかった社会・経済情勢であることから、模範的な取組みもなく、どんなに優れたコンサルタント(企業や個人)も、誰もが経験していない事実があります。

恐らく2023年は、この「キーワード」が問われることになると思います。いや、この「キーワード」に取り組まなければ、前へ進めないどころか衰退の一途を辿ることになりかねません。

ということは、法務的なことは別として企業が持続的に成長・発展を成し遂げて行くためには、何を、どのように、取り組んで行かなければいけないのか。まずは「有事」と捉えることが大事ですね。「有事」だからこそ危機管理を見つめ直すことが大切なのですが、大半の企業は「事」が起きてから、行動を起こして右往左往するのです。私がいつも言っているのは、平時の時こそ「不測の事態」に備えて改革を進めることが大事だということです。やはり、これらのことに取り組んでいる企業は、今の世の中に対しても右往左往することなく、飛躍的な成長・発展は遂げていなくても、ぶれることなく安定的な経営を行っているので少しでも余裕が生まれ、更に「有事」と捉えていることから、社員一同、全社員が一致団結の狼煙が上がって見えます。いわゆる規模の大きさではなく「強い」企業です。

でも、まだまだ大丈夫です。自分自身を二流や三流と認めることで、上を目指して頑張れます。そして、何でもリスクは付き物なので、最小限のリスクで最大の成果を生み出されるよう、悩みながらも行動(実践・実務)することが大切です。

今年の干支であるウサギのようにピョンピョン跳ね、全てが好転すれば良いのですが、そう簡単に思うようにいかないという、昨年に引き続き厳しい年になることでしょう。
一応、私の年頭所感において、中心には「ライティング」、そして「リーディング」、続いて「マーケティング」に取り組んで行きたいと思います。

「ライティング」を中心に持って来たのは、今まで培って来た住宅・建築ノウハウの教育資料等の編集作業含め、新たな取組みへの資料等の作成等、また外部発信なども多くあることから「アウトプット」の仕事が多くなることです。そして質の良い「アウトプット」を引き出すためには、「インプット」からなる情報等の「知識」が必要です。昨年までに購入しておいた書籍もたくさんあるし、またデジタルを利用した「インプット」の形態も多くあります。そして「マーケティング」。競争社会における日常業務的なマーケティング戦略ではなく、業界含め社会情勢、経済事情的な大きなマクロ感覚を見据えた「マーケティング理論」を模索したいと思っております。そのためには機転ある行動を起こさなくてはならないだろうし、異業種交流等の機会も多く見つけて行きたいと思います。

私は戦略が成功する3つの条件と言われる中国は戦国時代に生まれた孟子の言葉、「天の時、地の利、人の和」(NHKの大河ドラマ「天地人」でも数年前に放送されました)が好きですし、何度かコラムでも紹介して来ました。

解釈の仕方は様々にあるでしょうが、現代風に解釈してみましょうか。
①天の時・・・時流相応、タイミング(時期)、チャンス
②地の利・・・立ち位置(勝機ある位置、場所等)、ポジション
③人の和・・・チーム、一致団結、結束力(内外含めたステークホルダーが同じ方向へ向いているか)

規模の大小ではなく、やはり良い会社というのは会社という「チーム力」が結束されているかどうか、全社員が仲良しこよしお互いのリソースを認め合っているかどうか、関連する協力会社(ただの付き合いと協力とは意味合いが異なるもの)も、同じ理念やミッションに協力体制として向き合っているかどうか。戦略や方針が時流にのっているかどうか、チームの総意であり理解できているかどうか、そして勝機あるポジションを取っているかどうか。

意外(とっても重要)とこれら大事なことを忘れガチであり疎かになっています。これらがしっかりしていれば、サービス内容や販促類などターゲットを明確にしてマーケティング戦略が機能していきます。

そして孟子はこういう説き方をしています。
 
 天の時は地の利に如かず
 地の利は人の和に如かず

 たとえチャンスに恵まれても地の利がなければ上手くいかない。そして地の利があったと しても、人の和がなければ上手くいかない。

つまり逆から重要性を説いています。なんだかんだ言っても人の和(企業体、組織体、部署部門体、チーム力、人間性)が重要だということ、その上に適格・適正な戦略に乗っ取ったポジショニングの選択・選別、更にその上でチャンスを伺うこと。昔の言葉に「お天道様」に恥じないように(見ているとか、顔向けできないとか)と厳しく躾を受けた言葉が今も残っています。どんな状況にも関わらず、誠実に、自分ばかりではなく、他人にも(利他の精神)やさしく、頑張っていればお天道様は必ず見ているから、良いこと(チャンス)がありますよ。その通りかも。

すなわち、「万事尽くして天命を待つ」ということ。「人事尽くして天命を待つ」ということ。

天の時、地の利までは「運」もあるでしょうが、人の和という結束だけはリーダーの人間性や人格が問われ、またそれらに見合う魅力も必要です。優先すべきは「人の和」だということです。

頑張りましょうね。今年もよろしくお願いいたします。

昨日、怖い夢を見ました。単に怖いという表現ではなく「おぞましい」と言った方が良いかも知れません。大の大人でもあるので少々怖い夢などでうろたえることは無いのですが、実は恥ずかしながら怖くて震えたのです。汗をびっしょりかいて下着含め寝巻(上下スェットですが)も全部着替えました。。。夢の種類によっては幸運な様子もあるのでしょうが、自律神経失調症の症状(病院に通って)があることは自覚しているので、やはりストレスが大きいのでしょう。今の世の中、様々にストレスを抱えている人は多くいるでしょうが、良い意味で励まし合うと言いますか、共通の趣味やスポーツなど感動のある観戦、好きな音楽などは、大いに気持ちが安らぐ糧になっていますね。頑張りましょうね。
あっ、私ね、チョット(かなりかな?)人より霊感が強い(母方からの血筋らしい)という事は自覚していますけどね(笑)