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2018年3月の記事一覧
いまの高校生って、昔の小学生くらいかも
「西川さんのこと絶対に学校に呼びたいので、校長先生に直訴してきます。」
去年の夏のことだった。地域の教育に携わるNPOをしている友達から「うちに来ている学生たちとお話してもらいたい」と喫茶店で2時間ほど話した。そのときに来ていた高校生がくれたメッセージだ。確かこう返した。
「オッケー!応援してるよ!もし先生から依頼が来たらタダでも講演に行くからね!ほんまありがと!」
秋ごろ依頼が来て、僕は旅
【アウェイが僕を育ててくれた】
今日は先輩の冒険家で、先日植村直己冒険賞を受賞した北極男こと荻田泰永さんの事務所に泊めていただいている。本人は恩師のお祝いの席に出席しているのに「いないけど部屋てきとうに使っていいからー」というオトコマエっぷりだ。本人がいないので、鍵の受け渡しのため荻田さんの事務局をされている栗原さんと先ほどまで楽しくお話しながら時間を過ごしていた。
ふと、栗原さんにこんなことを聞いた。「栗原さんがうぉーって盛
【社会人とは誰のことだろう】
「社会人」という、なんだかよく意味がよくわからないのに「社会人として」とか、「あなたは社会のために・・・」みたいなことが、誰かが相手を認識(評価)するためのモノサシとして使われていることについて、トイレをしながら思ったので書いてみる。
いまネパールの小さな村から首都カトマンズに戻ってきたところ。もう夜中だ。いつもいつも村のお父さんは「おかわりだよー!」とニコッと笑いながら、ごはんやカレー味のおか
世の中の仕事に共通すること【8時間労働】
東京のある小学校で6年生向けのキャリア教育の授業を行ったときのこと。
僕は講演会や授業がある度に、空気を感じながら話をする。受けた感覚をもとに、舵取りをしながら話を展開できるように準備しておかないと、結局は自分だけの思いになってしまう。できることなら届けたい。だから、伝えたいことと同じぐらい空気を感じることにエネルギーを費やす。
そんなつもりの僕も、このときの授業では、おったまげた。旅での体験
人は機械に仕事を奪われるのか?
【2030年には、全世界の雇用の半分である20億人の雇用が消えるだろう】
というオックスフォード大学で人工知能などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授の論文がある。僕でさえ耳にしたのが3年位前だから、もうとっくに時代のトップランナーである人や企業では当たり前のこととして、これからのことを考えているのだろうと思う。
僕が出ている教育委員会の会議でさえ、先生方の発言のなかで出てくるので学校の
誰もが納得するものから抜け出す。
ブログをはじめるときに書いたけれども、Facebookがほとんどリアルタイム活動報告にしかなっていないので、これからのことを書く余裕がほぼないままここまで来てしまった。
講演も南米から帰国後、ネパールに来るまでのひと月半で、 学校授業を除いてちょうど20講演していた。
こうして機会をいただけることがありがたいことだほんとに。
さて。
春からの旅についてぜーんぜん書いていない。
会った人には話して