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ポメラで日記47/わたしは誰かの夢をつなぐかけはしになれるのだろうか?




北の声


ちょっとメニエルだか貧血の眩暈で、ベッドに横になって目を閉じた1分後、北から電話。

体調を心配してくれるが、週末遊びに行くまでにきっちり調整してねとも脅される。

今朝からずっと、北は私の仕事(経理)の愚痴を聞いてくれる。

この春の確定申告の惨劇を目の当たりにしていた北は、深く同情してくれた。

「悪い子ではないんだけれどね」

そう弟を表現する。

「でも、君にとっては、害悪だな」

北の「毒判定」が出た。

北の声は、めったに感情的にならず、静かだ。

その声を聞きながら眠りたかったが、なんでかゲームのイベントしていた。

「北ー」

「ん」

「もうすぐ家に着く感じ?」

「うん」

「ごめんけど、そっちから電話切って。アイテム使用中で手が離せない」

「なんで電話中に」

北が吹き出した。

読書


紙の本

中島梓/今岡清「今岡家の場合は」

高橋克彦「パンドラ・ケース」

桐生操「やんごとなき姫君たちの寝室」

マンガ

schwinn「はなものがたり」

さすがに、今の精神状態では新しい本を読むのがキツくて、マンガ以外は既読の本だけ。

高橋克彦は、江戸川乱步賞とった作品のシリーズより、登場人物は同じこっちのシリーズが好き。

桐生操は中学の時、「エリザベート・バートリ」の本を読んでから好きで、未だに何冊も家にあるが、「本当は残酷なグリム童話」は買ってないし読んでない。

あの本以降、若干このユニットに冷めてしまった感はある。

「はなものかたり」3巻は、発売日に買っていたが、今日まで読む時間取れなかった。

最近北が、Twitterマンガで、「日常系百合もの」にハマっているそうだが、こんな感じ?

私は性的な描写が嫌いだから、こういう精神的な付き合い方しか無理な年齢のカップルの話はいいな、と思う。

性的描写が駄目って理由で、BLも読めなくなったもんなー。

公開仕事依頼


北は、私のアイコンを描いて下さった「猫の手」さんのイラストが本当に好きなようだ。

「LINEスタンプ作ってみるって仰ってたよ」

「ほんと?俺も買う」

猫の手さん、仕事依頼休止中になってますので、公開依頼。

「猫の手仕事(休止中)」に使われているイラストが、少し北に似ています。

名前:王子(orz)

種族:人間型の悪魔

年齢:30代くらい

性別:男性

髪型:「猫の手仕事(中止中)」の髪型で、色は黒系

目の形:二重、つり目

鼻:指定なし

口の形:薄め

服装:シンプル、黒色

小道具:たばことブラックコーヒーをお願いします。

LINEスタンプで使って欲しい言葉:「はいはい」

期限なし。

LINEスタンプ発売されたら、購入します。

8個が最低で、そこから倍数になっていくのかな?

私は8個のスタンプを何個か作って、これは非公開で北にしか使ってませんが、こんなひどいスタンプでも堂々と申請して、通ってます。

これ、まだましなほう

全く急ぎませんので、よろしくお願いします。

北の夢


「今時みんなデジタルで、最近はAIで書いてる人もいるのに、『猫の手』さんみたいなイラストをアナログで描いている人こそ、今後貴重になると思う」

日曜日、出先でソフトクリームを食べながらそんな話をする北。

梨味。手前はミックスだけど、これじゃ普通のソフトクリームだね

北はブログも読まないので、私が「ダイジェスト:猫の手さん」語りをする。

「君も毎月一冊、Kindle出版をすることがルーティンになりそうだし、『猫の手』さんや、他の、どうやって行動したらいいかわからない人への、プロジェクトを作れたらいいな」

「どういうもの?」

「君は文章を書く、『猫の手』さんは表紙やイラストを描く、Twitterが得意な人は拡散、遠くに住んでる人は取材」

「他の人がもうやってることじゃない」

「もちろん。それを、君がするんだって話し。君がそうやってnoteの世界で知り合ったすごい才能の人たちは、他にもいるだろう?でも、『猫の手』さんがアナログでもLINEスタンプを作れることを知らなかったように、自分が何が出来るかわからない人もいると思うんだ」

「うん」

「君は、フットワークが軽いし、そういうことを調べて教えて差し上げて、新しい可能性を見つけてあげることが出来るんじゃないか?」

「うーん、そういうの、有料でココナラとかでしてる人多いよ」

「だから、noteの世界で、無料で」

「無料」

「『猫の手』さんも、君のアイコンを無料で描いてくれた。そして、君から話を聞いて、俺が『猫の手』さんのイラストやLINEスタンプを買いたくなった」

「うん」

「君もKindle出版はじめたばかりだけれど、どこでどうやって、道が開けるかわからないじゃない?君が書いて紹介することで、誰かの道が拓けるなら」

「……」

「君個人がベストセラー作家になるより、すごい事じゃないか?」

実際、北が何を言っているか、まだよく理解していない。

ただ、「猫の手」さんのイラストが好きなんだなってことは伝わった。

それをイラストを、北に教えたのが私ってことも。

Amazonアソシエイト通りました


何ヶ月か前、

「Amazonの商品リンクってどうやって貼るの?」

と悩んでいて、これをすればいいのかって申請だけした「Amazonアソシエイト」。

先週「通りました」って連絡。

実のところ、全くよく分かってない。

北も

「アソシエイトってなに?」

とか言うし。

色々説明したら

「アフェリエイトか!」

と納得した。

「ブログの収益化って、そこからだと思うから良かったね」

「リンク貼り付けたかっただけだけど」

「…君の考えなしな所は不安だけど、行動力には脱帽する」

調べたら(今更)、申請から180日以内に、私のリンクから飛んで買い物してくれる人が3人はいるらしい。

というか、いたのか。

何買った!?

ポメラ?

KindleScribe!?

本とかかも。

こうやって、確かに、世界にとっては小さな石ころにしか過ぎない私も、「誰かのきっかけ」になっていたのか。

北の言うことも、いつか分かってくるような気がした。

【告知】北本、予約販売中


そんな北の本が、9月15日発売する。

予約特別価格99円。

北と、北が支える「私」の壮絶な過去を書いた。

全ての北ファン(誰やねん)に贈る一冊だ。

まあ、こうやって、今日もとっちらかって生きてました。

ゲームのバトルが遅い時間だからまだ寝れない。

やれやれ、本でも読むか。

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