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【ダズンローズから感じること】

今日は『ダズンローズから感じること』
についてお伝えしていきます。

「ダズンローズ」とは
12輪のバラを
束ねた花束のことです。

12輪のバラにはそれぞれ
意味があります。

感謝 誠実 幸福 信頼 
希望 愛情 情熱 真実
尊敬 栄光 努力 永遠

「ダズンローズ」は結婚生活に
必要な12の言葉全てを
パートナーに誓うというものです。


このテーマを取り上げた理由は
私の尊敬する師匠が誕生日に

サプライズで
ダズンローズの入浴剤を
贈ってくださったからです。

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まさかこんな素敵なプレゼントが
届くとはかなりの驚きでした。

12輪のバラにはそれぞれの価値観を
表していて鳥肌が立ちました。

12個全ての価値観を1ヵ月ごとに
守って行動していけばすごいことが
起きるかもしれないと興奮気味でした。


今まで価値観を漠然とした概念で
捉えていましたが、贈り物として
受け取ると重みを感じます。

自分が1番大切にしている価値観が
愛(愛情)なのでドンピシャです。

他の価値観も大切にしたい概念で
日々パートナー、友人、知人
お客さんに届けられたら
お互いが幸せになるに違いないです。


価値観は人それぞれ
異なって良いのです。

自分が信念とする価値観に沿って
行動することで誠実性が守られます。

価値観を強要することもなく
お互いに尊重して敬意を表すと
歪み合うことはありません。


しかし、昨今で見られる風潮は
どうなっているでしょうか?

分断して対立し合い
感情的になって罵り合う。

賛成か反対かの二者択一方式で
どちらかに肩入れしなければならない。

民主主義は多数決で決まるものだから
少々強引でも折り合いをつける必要がある。

もはや尊重ではなく従属するという
悲しい現実になっています。


価値観を忘れているのでしょうか?
いや、むしろ強いくらいです。

強すぎるがゆえに答えを
決定しなければならない。

価値観に正解はないのに
押し付けてしまう。

自分の考えが絶対に正しくて
周囲は間違っている。

だから従うべきなのだ。

物事は不思議なもので
強引に取り締まろうとしたり
法律を強化して罰則を課そうとすると
かえって混乱が生じます。


「論語」にそれを象徴する言葉があります。

「書き下し文」

子曰く、これを導くに政を以ってし
これを斉える(ととのえる)に
刑を以ってすれば、民免れて恥なし。

これを導くに徳を以ってし
これを斉えるに礼を以ってすれば、
恥有りて且つ格し(かつただし)。


「口語訳」

先生(孔子)がこうおっしゃった。

「人民を導くのに法制をもってし
 人民を統治するのに刑罰をもってすれば
 人民は法律の網をくぐり抜けて
 恥じることがない。

 人民を導くのに道徳をもってし
 人民を統治するのに礼節をもってすれば
 人民は(徳と礼節を失う悪事に対する)恥を知り
 その身を正すようになる。」


もちろん悪事に対する姿勢は
口先だけのおべんちゃらでは
通用しないことは事実です。

とは言えリーダーや指導者は
五徳(仁・義・礼・智・信)」を
備えて率先垂範する人格者である
ことが必要十分条件です。


なるほどそんな考え方もあるのですね。
参考に聴かせてくださいくらいの
心の余裕があれば良いのです。

何度も繰り返し出てくる
中庸、グレーゾーン、寛容さ等が
全て繋がっているのです。

12個の価値観を1年間かけて
実行するだけでも自分の軸が
ブレることはなくなるでしょう。

不確実性の世の中だからこそ
色々なところにアンテナを張り
決めつけをしないことです。


正解、失敗に固執する状況から脱却して
答えのない世界に溶け込む感性を
身に付けるのも新しい時代の生き方に
なっていくのではないでしょうか。

自分と相反する価値観や信念体系に
踏み込むことは勇気が要ります。

自分が全否定されると勘違いして
恐怖と不安に飛びついてしまいます。

これが今の社会における根本要因です。

それこそダズンローズを贈って
価値観を共有することで
それぞれが変容を遂げていきます。

私は12個の価値観に沿って
実行していきます。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


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