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【温故知新で駆け抜ける】

今日は『温故知新で駆け抜ける』
についてお伝えしていきます。

本日11月7日は「立冬」
暦の上では冬です。

秋に養生をしていれば
寒さに囚われることなく
冬を乗り切れるでしょう。

身体の抵抗力も低下しやすいので
食事、運動、睡眠のバランスを
上手く調節したいものです。

「立冬」は二十四節気の1つです。
伝統的な文化に沿った概念です。


今回のテーマである

「温故知新」とは
古きを温ねて新しきを知る。

昔にあったことを調べ、学び直し
新しい知見や道理を発見することです。

「巨人の肩の上に立つ」も同様に
該当するのではないでしょうか。

正確には「巨人の肩の上にのる矮人」
西洋のメタファー(比喩表現)です。

ただ単に先人の知恵を拝借するだけでなく
そこから活かして世の中に役立つことを
発明していくことが大切です。


古いことは全て悪であり
時代の流れと共に新しい発想で
挑んでいく視点は対立構造を
作っているにすぎないです。

良いところは残しつつも
状況に応じて融合することで
進化していけます。

例えば、日本食は季節や
日本人の身体に合った内容で
上手く調理されています。

ところがファーストフードや
加工食品が流通し出すと同時に
病気も増え始めています。

食品添加物を摂取することで
味覚障害等が発症して
知らず知らずのうちに
身体が蝕まれています。

ファーストフードや加工食品を
全否定している訳ではありません。

時間に追われている時や
家事の負担を減らす意味では
大いに役立っています。


要は陰陽のバランス感覚です。

毎日ファーストフードや加工食品を
食べていては病気になりますが
数える程度なら問題ありません。

食事の組み合わせや運動することで
排泄・循環を促してくれます。

もちろん日本食ばかりでも飽きるので
他の料理も組み合わせることが重要です。


まさに上記の「二十四節気」は
上手くできています。

季節に応じて摂取する食物が
割り当てられています。

これを温故知新の視点で統合するならば
日本食を活かしつつ、世界の食事を
二十四節気に当てはめて取り入れて
いくと良いでしょう。

但し飽和脂肪酸とトランス脂肪酸が
多く含まれるものは避けましょう。

野菜やミネラル類が取れる
食事の組み合わせが理想的です。


感情面、精神面での温故知新も
考えていくと色々な発想が
浮かんできます。

感情面では自分が心地よく
感じていることを大切にしつつ
あえて苦手な感情を抱いてみて
どう乗り越えるか。

精神面では過去の知見を調べつつ
真逆の考え方を取り入れて
弁証法的に融合させる。


培った伝統文化を死守しつつ
斬新で独創的な発想を組み合わせて
後世にどう継承していくか
大きな観点で捉える必要があります。

自分だけの考え方を留めるだけでは
何の飛躍もあり得ないので
温故知新で駆け抜けましょう。

想像・創造、思考も発展する上では
大事ですが、それ以上に体験を通して
身に付けていくほうが吸収率は早いです。

五感をフル稼働して全身で
感じ取っていきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。

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