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【パンドラの箱は開けても良い?】

今日は

『パンドラの箱は開けても良い?』

について考察していきます。


もし自分の目の前に
白い箱が置かれていて

「警告!絶対に開けてはならない!」

「危険!開けると災いが起こる!」

「極秘!秘密のベールはそのままに!」

etc

文言が記載されていたら
どうでしょうか。


殆どの人は開けずに
危険物として警察に
届け出るでしょう。

何が起こるか分からない
今日において
危険を冒してまで
開封しようとはしません。


ところが、興味津々で
好奇心旺盛な人からすれば
開けたくなるものです。


まして

「◯◯してはいけない」

「◯◯するな」

否定形で表記されると
反発したくなります。


私も冒険心を持って
のめり込むタイプなので

「大丈夫!何も起こりはしない!」

「恐らくイタズラだがら氣にしない!」

「開けるなと言われたら開けたくなるのが性!」

強引に開封しているでしょう。


あくまで私の個人的解釈ゆえに
絶対的に推奨するべきだとは
全く思っていません。

フィクションとして
そういう見解もあるくらいの
感覚で捉えてもらえると
有難いです。


白い箱を開けなければ
何も変わらないままです。

しかし、開ける事で
良い事が起こるかもしれません。


危険と表示しているのはフェイクで
本当はサプライズプレゼントが
入っている可能性もあります。

もちろん
爆弾や細菌兵器が入っていて
開けた瞬間に最低最悪の事態が
起こる場合も十分にあります。


50:50の氣持ちで
両方の視点を
検討しておく事により
視野が広がります。

TPOに準じて
臨機応変に対処する事です。


「触れてはいけないコト」

「開けると何か悪いことが
 起こるかもしれないモノの例え」

として使われているのが

「パンドラの箱」

です。


「パンドラの箱」は
ギリシャ神話から
由来しています。

ざっくり簡潔に言うと
神ゼウスが
人間へ送った罰の事です。

因みゼウスは国家を維持する
大義名分として様々な人種と
肉体関係を持っています。

ゼウスがパンドラに持たせた、
あらゆる災いの詰まった箱(本来は壺)。
彼女が地上に着いたとき好奇心から開けたところ、
すべての災いが地上に飛び出したが、
急いでふたをしたので希望だけが残ったという。
                              goo辞書

パンドーラとは
パンドーラー(古希: Πανδώρα, Pandōrā)は、
ギリシア神話に登場する女性で、
神々によって作られ人類の災いとして
地上に送り込まれた。
人類最初の女性とされる。
パン(Παν)は「全てのもの」であり、
パンドーラーは「全ての贈り物」を意味する。
また日本語では長音符を付けずに
パンドラとも表記されている。
現在伝わっている神話では人間とされているが、
かつては地母神であり、
陶器に描かれた絵に神々に作られたパンドーラーが
大地から出現する表現が見られることから、
地下から恵みをもたらす豊穣神だったと考えられている。
                          wikipedia

中でも最後に
「エルピス(希望)」が
残ったとされる
解釈の仕方は諸説あります。


最後に残ったエルピスの諸説
パンドラの箱の物語は多分に寓意的である。
特に箱に残ったエルピスを
どう解釈するかで物語の理解が分かれる。
古典ギリシャ語のエルピスは、
「予兆」とも「期待」とも「希望」とも訳され得る。
英語圏ではエルピスは「Hope」(希望)と呼ばれている。
「エルピス」を「希望」とする説では、
数多くの災厄が出てきたが、
最後に希望が出て来たので
人間は絶望しないで生きる事が出来るとされている。

特にバブリオスの物語は、
「実際の幸福は逃げ去ったが、いつかは幸福が手に入るという希望が残っている」
と解釈することができる。
希望が甕の外に出ず、中に閉じ込められたままでは機能しないのではないかという点に関しては、
「希望が人間の手元に残った」という解釈が一般的である。

甕には穀物やオリーブ油といった善いものを貯蔵する器のイメージと、
悪いものを閉じ込める牢獄のイメージがあり、
ヘーシオドスはそれらのイメージを同時に使っていると考えられている。

また、甕に災厄が詰まっていたことから、
「エルピス」も悪いものだとする解釈もある。
災厄は辛いものだが、
それが襲い来ることを予め知るのは最も辛いことだとして、
エルピスを「予知、悪いことの予期」と解するのである。
ただし、「エルピス」という言葉は善いものを
予期する際に使われることの方が多い。
                             wikipedia

私個人の解釈としては
パンドラの箱の中身が何であれ
開ける事で希望の光を照らす事が
人間の使命ではないかと思います。

希望を見出したからと言って
全て上手くいく訳ではありません。


当然嫌な事や苦痛もあります。

メリットや耳障りの良い事ばかりを
流暢に語っているだけでは
詐欺師と変わりません。


宇宙規模で進化するには

「最低最悪の状況」

「苦難困難が伴う体験」

「予測不可能な出来事」

etc

居心地の悪い場所に
飛び込んで行く事が必要です。


パンドラの箱を開ける事で
得られるメリットを
強いて挙げるならば
下記の3つです。

1.予測不可能な状況を
  経験する事で進化出来る

2.最低最悪の状態に遭遇する事で
  常に冷静沈着さを維持するように
  鍛錬する事が出来る

3.恐怖と不安を直視する事で
  過去のトラウマや古い慣習に
  打ち克つ事が出来る


支配者層が意図的に
パンドラの箱を開けて
何度も悪巧みを仕掛けてきても
どーんと構えておく事です。

ご先祖様達は未来を信じて
子孫に伝統を継承してきました。


風の時代も踏まえると
1つの転換期かもしれません。

素晴らしい希望があると信じて
パンドラの箱を開けて
変革していきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたにとって
「パンドラの箱」とは何か
教えてください。

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