見出し画像

小さくなってしまった心 8/11, 8/12

8/11
今日はお墓参りに行って、おばあちゃん家でゆっくりした。

こうやってゆっくりすることも、これからはできなくなる気がする。

こんな日々を大切にしていきたい。

おばあちゃん家は、海のすぐ近くにある。

地震警戒情報が出されているのに行くのも少し怖いが、そこで住んでいる人たちがいると思うと、そんなことを言っていいのかわからない。

それでも、海はきれいで透き通っていて、お昼には近所の人からもらった、シンコという魚をさばいてもらって食べた。

マグロなどの子供だそうで、身がぷりぷりしていておいしかった。

うちのお墓の横には、偉い住職さんのお墓もある。

たまたま土地を買って整備したら、埋もれていたのが出てきたそうだ。

その墓石を動かした人がみんな高熱にうなされたということだから、相当偉い人だったんだと思う。

ということで、おばあちゃんたちはいつも両方のお墓をきちんときれいにしている。

お墓をきれいにして、いつもご先祖様を大切にするというのは、今の時代なかなかできないことだと思う。

それを、暑くても寒くてもやっているおばあちゃん、おじいちゃんはすごい。

そういうのはこれからも守っていきたいと思う。


最近、心に余裕がない。

例の彼氏がここ最近機嫌が悪く、うまくいってないのと、お金がひっ迫していることが大きな原因だと思う。

早く離れたほうがいいことはよくよくわかっているけれど、ひとりになるよりは離れない方がましだ。

うちで居候していること、発達障害なこと、怒りっぽいことを親にやんわり伝えると、人を選んだほうがいいと言われた。

そんなことはもう重々わかっているんだけれど、どうしたって離れられないところまで傷ついてしまったので仕方ない。

どうしたら離れられるんだろう、、。

とは言いつつ、私自身が心から離れたいとは思ってないのが一番厄介なことだ。


8/12
今日もあまり調子が良くない。

実家のほうも、親の都合で収入が減って家計が厳しいらしく、いつもの仕送りがなくなるかもしれない。

私が借金を抱えていることを明かすことはできない。うつ状態で、心もひっ迫していることも明かせない。

誰にも言えないことが増えた。

彼のことも、お金のことも、自分のことも。話せる人はほんのわずか。なんなら一人もいない。

いつからこうなってしまったんだろう。

これから心から楽しいと思える日は来るのだろうか。

今は未来に何も希望を見出せない。泣いていいよと言われれば、すぐにでも泣き出してしまいそうだ。

それでも、必死に家庭内の私を保っている。

こういうとき、少し一人になりたいと思う。


お金で買える幸せなら、お金を出して買いたい。

それができるくらいのお金が欲しい。

それができないから苦しいんだろう。

きっとみんな頭のどこかでわかっているんだろう。

お金があれば、もう少し幸せになれる。

でもそのお金を稼ぐために不幸せになってしまうようならどうすればいいんだ。

どうして、同じ時間をかけて働いているのに、こんなにも差が生まれてしまうんだ。

努力が足りなかったからなのだろうか。

私はそうは思わない。

有名大学に行く人は、お金持ちな人が多い。

スポーツで成功している人も、お金持ちで小さいころからその才能を伸ばしてきた人が多い。

この世は不平等だと思う。

だからと言って、それを平等にすることはできないだろうし、平等にすべきかどうかはわからない。

でも、お金持ちの家に生まれれば、お金で買える幸せが多いのは事実だと思う。

本当に幸せかどうかは置いておいて。


お金で買える幸せなら、私はいくらでも買いたいと思う。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?