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京都オフィスでワーケーションができるようになりました!

求人募集中! 自信を持って業務に取り組める職場環境を提供しています!

イー・エージェンシーは多様な働き方を推進しています。
それぞれが生き生きと働ける環境を整えることで、仕事もプライベートも充実させてもらえたらと考えています。

今年はその挑戦のひとつとして、ワーケーションの導入にも前向きに取り組んでいます。
ワーケーションは、心身のリフレッシュやモチベーションの向上はもちろん、休暇の取得促進や勤務日と休暇日の有効活用にもつながるのではないかと期待しています。

そこで、まずは京都オフィスを、社員がワーケーションでも利用できるように整備しました。
創業の地としてご縁の深い京都には、もともと自社で運営する古民家の民泊施設「京都清水おかげ庵」があり、コロナ禍以降は一時的に通常のオフィスとして利用していました。
そこをワーケーションでも利用できるように再整備したのです。

今回は、おかげ庵(京都オフィス)で最初にワーケーションをした社員にインタビューして、利用した感想や要望などを、ざっくばらんにお話ししてもらいました。


― ワーケーションって知ってましたか?

僕がワーケーションっていう言葉を知ったのは2年くらい前かな。
一度はやってみたいと思ってたんだけど、実際にやろうと思うと宿泊の予約とかけっこう大変そうだから及び腰だったんだよね。

でも、ワーケーションができる場所を会社が用意してくれて、宿泊費は無料ということだから、これは使わない手はないなって思ったよ。

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― 今回のワーケーションのきっかけは?

息子が大学を卒業して家を出たというのが大きくて、理由としては2つあるかな。
ひとつは、家内と二人で時間が取れるようになって、せっかくだから、これまで子育てで苦労をかけていた家内を労いたいと思ったんだよ。
もうひとつは、息子ロスっていうのか、家内が寂しそうに見えたから、気分を変えてあげたいって思ったんだよね。

ちょうどそう思っていたら、おかげ庵でワーケーションができるっていうことになって、それなら夏休みまで待つ必要もないから、ワーケーションをしてみようと踏み切ったわけ。

― お二人は仲がいいんですね。

うん。うちはすごく仲がいいよ(笑)。

― ワーケーションの期間はどれくらいでしたか?

土曜日から次の週の日曜日までだから、8泊9日かな。
僕は平日は月曜日から木曜日まで仕事をして、金曜日だけお休みをもらったんだけど、家内はそれこそずっと京都を観光してたよ。

水曜日(5日目)ぐらいになると、家内が「京都の観光はバスを制することが大事」なんて言い出してね。
京都のバスの達人になって、毎日1万5千歩から2万歩ぐらい歩いていたみたいだよ。
すごいよね(笑)。

僕もお休みをもらった金曜日から3日間は、家内に教えてもらいながら観光地を回ったよ。

東福寺にて

家内はすごく楽しそうで、ほんとうに気分転換になったみたいで良かったよ。

― どんなものを持っていきましたか?

結論から言うと、普通の出張や旅行に行くのと同じでよかったんだよね。

ただ、今回は何も知らないまま車で行ったから、液晶モニターとか、飲み物とか、キャンプに行くときみたいにいろいろと、たくさん荷物を持っていったんだけど、実は全部おかげ庵にそろっていたと(笑)。

もちろん一回行ったらテレビがあるとか、洗濯機があるとか、お風呂があるとかわかるんだけど、事前におかげ庵に何があるのかを写真や備品リストで案内すると良いと思うよ。

― たしかに。それはたいへんでしたね。そうします!

― 設備はどうでしたか?

お風呂がちょっと狭かったのと、お風呂の窓から内庭が見えると思ったら、湯気で見れなかったかな。

でも、急な階段とか、天井を見たら梁の一本一本が見えるとか、これが古民家に泊まるということなんだなって感動したよ。

― 業務で不便な点はありましたか?

実は最初は不安だったよ。
おかげ庵は、けっこう大きな道路に面しているから、騒音とか大丈夫かなって思ったんだよね。
でも、実際に仕事を始めてみたら、騒音もそれ以外のことも、そんなに気にならなかったというのが正直なところかな。

そもそも、今すでにイー・エージェンシーは基本がリモートワークだから、仕事をするのが自宅からなのか、おかげ庵からなのかという違いだけだったよ。

ひとつ問題があるとしたら、おかげ庵の椅子はめちゃくちゃしんどかった(笑)。
椅子1つにつき座布団が1枚ずつ置いてあったけど、3枚も使ってたよ(笑)。
オフィスで使うような椅子があるといいと思うよ。

― なるほど。検討します!

― 外に出てお仕事しましたか? 鴨川のほとりで仕事をしてみるとか。

その発想がなかったなぁ!
鴨川で仕事をしようと思えばできたよね。
やればよかったなぁ。

そういうのは案内で言ってくれたらいいんだよ。
まとめるとね、案内してもらいたいのは、

・設備
・周辺施設(コワーキングスペースとか)
・ワーケーションの楽しみ方

この3つだね。

― ありがとうございます(笑)。何か考えますね。

― ワーケーション中にお客様との打ち合わせはありましたか? お客様の反応や課題は?

もちろん何回かお客様とオンラインでミーティングがあったよ。
仲良くさせていただいているお客様に「実はいま京都に来てるんです」なんて言うと、「京都なんですか!? どうして?」ということになって、「実はワーケーションで」って答えると、「えー、羨ましい!」って言ってもらったり、そんな会話はあったよ。

でも、特に何も言わなかったら、正直なところ、僕が京都でワーケーションしてることに誰も気付いてなかったと思うよ。
たぶん、いつもと部屋の雰囲気が少し違うなっていうぐらいだったんじゃないかな。

なので、仕事の打ち合わせという点では課題はなかったかな。
もちろん、仕事全般としてもストレスなくできたよ。

イー・エージェンシーの場合、もう2年も前からリモートワークになってて、お客様もリモートで会うことが普通になってるからね。
場所が自宅ではなくて、京都のおかげ庵っていうだけだから。

― ワーケーションはストレス発散や気分転換になりましたか?

僕は月曜日から木曜日までは普通に仕事だったし、仕事場のおかげ庵も自宅でリモートワークしている感覚に近かったから、特別に変わったという感じじゃなかったかな。

ただ、ワーケーションをした理由でも話したけど、家内にとっては良い気分転換になったみたい。
ワーケーションが終わって家に帰ってからも、息子ロスが少し落ち着いたみたいだね。

― ワーケーションではアイデアが生まれやすい、発想が変わるとよく言われますが、実際はどうでしたか?

さっきのストレス発散のところでも話したけど、それほど感じなかったかな。

でも、鴨川のほとりとかコワーキング施設なんかを事前に教えてもらったりして、京都らしい環境で仕事をしてたら、僕ももっと気分転換できたかもしれないし、アイデアも湧いたのかもね(笑)。

なので、ワーケーションの楽しみ方や周辺の施設ガイドなんかは、今後に期待しているよ(笑)。

― だいぶ期待されてますね(笑)。何か考えないと(笑)。

― ワーケーションはどんな人におすすめですか?

やっぱり気分を変えて仕事したいという人にはいいんだと思う。
もちろん、僕みたいに、おかげ庵でずっと仕事するんじゃなくてね(笑)。
京都の町の中で仕事をしてみると、気分はすごく違うんじゃないかなぁ。

あとは、長期でっていうことになると、やっぱり家族の問題とかがあると思う。
小さなお子さんがいる場合なんかは、ちょっと難しいように思うよね。
僕は、ちょうど息子が家を出て、家内と二人で家を離れやすかったっていうのがあるからね。

― 託児のできるワーケーション施設もあるみたいですね。それならお子さんが一緒でも安心ですよね。

そういうところもあるんだね。
おかげ庵に泊まるときにそういうオプションがあると、お子さんがいる方でもワーケーションがしやすいんじゃないかな。
そういう情報があれば、会社から提供するとよいと思うよ。

まとめると、家庭環境が許す人はぜひやってみると良いと思う。

で、一回やってみると、やっぱり「なるほど、できるもんだな。こんな感じなのか」っていう感覚になる。
僕は、次やるとしたらもう1週間とか、もっと期間を延ばしてみようかなって思ってるよ。

そういうふうに、どこでも仕事できるんだって思えると、仕事のスタイルの幅って広がるよね。

― 今回は京都でしたが、ワーケーションはどんな場所がおすすめですか?

おすすめじゃなくて願望になるけど、海外でワーケーションしてみたいよね。
まだコロナでどうなのかなっていう状況もあるけど、どうせやってみるならロケーションを大きく変えてみたいよね。
特に期間を長くするっていう意味ではいいよね。

ネット回線さえあれば、自宅でもおかげ庵でも、お客様にも自分にも変わりはなかったわけだしね(笑)。
たぶん時差とかにだけ気をつければ、全然ありだと思う。

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― 今後もワーケーションを活用したいですか? 年に何回ぐらいが理想的ですか?

うん。ぜひ利用してみたいね。
せっかくイー・エージェンシーはリモートワークが基本になっているわけだしね。

今回のように京都だったら、家内を見てて思ったけど、ディープなところをめぐるには1週間でも足りない。
だから、しっかり京都を堪能できるように、土日の休みをたっぷりと入れるようにしたいよね。
おかげ庵だったら宿泊料がかからず、基本的に往復の移動費用だけだから、できるだけ長期に行ったほうがお得。
だから、さっきも言ったけど、次は2週間とかね(笑)。

あと、京都に限らず、回数でいうと年に2~3回できるといいなと思うようになったかな。

ー そのほかワーケーションに期待することはありますか?

3つあるかな。今まで話してたことのまとめみたいな感じだけど。

1つ目は、おかげ庵に関して設備と周辺施設情報、それからワーケーションを充実させるための方法なんかをシェアしてほしい。
2つ目は、費用面で移動費の補助があるとより利用しやすいので検討してほしい。
3つ目は、おかげ庵をバケーションオンリーで使えるようにすることも検討してほしい。
この場合はいくらか費用を取っても良いと思うし。

補足すると、1つ目については、実際行ってワーケーションした僕も話せることがあるから、これからおかげ庵に行こうと思っている人には僕からガイダンスもできると思う。

それから2つ目に関しては、会社としてワーケーションを推奨して、社員に何か生産的になってほしいとか、新たな視点を持って欲しいとかいうことであれば、検討してもらえるんじゃないかなって。
ぜひご検討、よろしくお願いしますね(笑)。

― なるほど。承知しました(笑)。インタビューは以上です。ありがとうございました!


今後ワーケーションがもっとカジュアルになったら、たとえば、自宅の近所の工事がうるさいなって思ったときに、「ちょっとワーケーションしてみようかな」なんていうことも現実になるのでしょうか?
そんな身軽な働き方がどんどんできるようになっていくとよいのだろうなと思います。

ワーケーションに限らず、これからも生き生きと働ける環境づくりにトライしていきたいと思います。

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