尾道絵菜

俳優ときどきダンサー。

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第1回伊豆高原ひとり旅⑧

2014年春。初めてのひとり旅。 最後に行ったのは城ヶ崎海岸ピクニカルコース。 前回書いた、伊豆四季の花公園のすぐ横から、海岸沿いを歩けるコースがあるのです。 見えるのは、木と岩と海。 波と、風と、虫の音。 潮の香りが心地よい。 小さい頃に、来たことがあるらしい吊り橋。 なかなか怖かった。 とにかく景色がいい。 トトロに出会えそうな森の中。潮の香りと、木や土の香りで、いろんな記憶が蘇る。物心つく前から小学校を卒業するまで毎年行った伊豆の海。ひとりで何時間も過

    • 第1回伊豆高原ひとり旅⑦

      2014年、初めてのひとり旅。 伊豆高原2日目の午後は伊豆四季の花公園。(2017年にリニューアルして、現在はニューヨークランプ&フラワーミュージアム) たくさんの花壇と温室があって、 花と海を愛でられる公園です。 私が行った4月の終わりは、ネモフィラが綺麗でした。 花壇を抜けると城ヶ崎喜望峰という展望スペースのようなところがあって、海を見渡すことができます。 案内板には、年に数回イルカの群れが見られます、と書いてありますが。 イルカ、いました!何度も、たくさん

      • 第1回伊豆高原ひとり旅⑥

        2014年の、初めてのひとり旅について書いています。 2日目。 ホテルをチェックアウトした後は、テディベアミュージアムへ。旅行の行き先を伊豆高原にした理由の一つ。 入り口を入ると、大きなくまがお出迎え。 大きいのから小さいのまで、とにかくたくさんのクマがいます。 ミニチュアも素敵。 私は子供の頃からテディベアを集めていて、今でもたくさんのくまを部屋に並べています。 たくさんのテディベアに囲まれる、素敵空間でした! テディベアミュージアムに行きたかったもう一つの

        • 第1回伊豆高原ひとり旅⑤

          2014年に行った、はじめてのひとり旅について書いています。 今回は、泊まったお宿編。 はじめての一人旅。テーマは“とことん、ひとりになりたい”でした。 ひとりになるために選んだお宿は、かえで庵、というところ。 外観だけで、わくわくします。 選んだ理由はふたつ。夕食・朝食ともに、お部屋食ができること。お部屋に温泉露天風呂が付いていること。 一人で泊まれるお部屋も、お部屋食が選べるお部屋も限られているようなのですが、私が案内されたのは、フロントに一番近い203のお部

        第1回伊豆高原ひとり旅⑧

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        • 旅の記録
          8本
        • どこでもいっしょ
          3本

        記事

          第1回伊豆高原ひとり旅④

          前回、前々回に書いた大室山とシャボテン公園。この2箇所はシャボテン公園のバス停を挟んで道の向かい側にあります。このバス停から、徒歩で5分ほど坂を下るとあるのがさくらの里。次のバスまで時間があったので、散歩しました。 さくらの里は、大室山のすぐそばにある公園です。いろんな種類の桜があって、この時は4月下旬でしたが、まだ咲いている桜もありました。 桜のピークは過ぎていたし、平日だったのもあって、ほとんど人がいませんでした。 ゆったりのんびり、ひとりでお花見。おやつを持ってく

          第1回伊豆高原ひとり旅④

          第1回伊豆高原ひとり旅③

          2014年春、伊豆高原ひとり旅。 行き先を、決めた理由の1つはシャボテン公園です。 わたくし尾道、サボテンが好きでして。枯らしてしまうこともしばしばですが、うちでもサボテンを育てています。 伊豆高原の伊豆シャボテン動物公園は、動物園と、サボテン中心の温室があります。動物園エリアは、鳥類と、小さめの動物が多めな気がします。 とてものんびり、穏やかな動物園です。 奥に見えるのがサボテンの温室。 中に入るとたくさんのサボテン。 うにょうにょしたのも、かっこいいのも。

          第1回伊豆高原ひとり旅③

          第1回伊豆高原ひとり旅②

          2014年春。衝動的に旅に出た。 一碧湖の次は大室山へ。 この可愛らしい山には、リフトで登ります。 足をぶらぶらしながら6分ほど。 年に一度、山焼きが行われていて、ころんと丸い形がお気に入り。 頂上に来たら、火口跡のまわりをぐるりと歩きます。一周約1kmですって。 晴れていれば、海の向こうに島がたくさん見えます。 曇っていても、写真で見るより気持ちのいい景色です。 たしかに。空、海、山、風を感じます。 木々に囲まれずに、山のてっぺんにいる感じが、なんだかそわ

          第1回伊豆高原ひとり旅②

          第1回伊豆高原ひとり旅①

          2014年春。 あまり、旅行が好きではなかったオノミチが、初めてひとり旅をしたときの話。 この頃のオノミチは、舞台の稽古中。 何をやってもうまくいかず、あれをやってもこれをやっても、ダメだ良くないと言われ。演出家や共演者と顔を合わせるのも恐ろしく、毎日稽古場に行くのが怖かった。 きっと、色々と限界だったのだと思う。 どうしても1人になりたい、とことん1人になりたい!と思い、2日続けて稽古が休みになる時に、旅に出ることにしたのです。 テーマは1人になること。 お金

          第1回伊豆高原ひとり旅①

          井上トロに会いに行く

          トロとの出会いは9歳の時。 あたりまえだけど子供の頃は、ゲームを買うのも、グッズを買うのも、親に許される範囲内で楽しんでいたわけですが。 大人になって、私はもう自分で好きなところに行って、好きなものを買っていいんだ!と気づき。 トロに会いに行くようになりました。 オノミチにとって初イベントは、2013年。上野のヤマシロヤ。初めて、開店前にお店に並ぶ、という経験をした。 次に行ったのは、お台場で行われたトロのバースデーイベント。クロと初めまして。 こちらも上野のヤマ

          井上トロに会いに行く

          井上トロと喪失体験

          5月6日はトロのお誕生日でした。 前回に引き続き、「どこでもいっしょ」の井上トロについて語ります。 「どこでもいっしょ」はポケットピープル(通称:ポケピ)と呼ばれるキャラクターに名前をつけて、言葉を教え、会話を楽しむゲームです。 私は猫のトロばかりを選んでいました。 贈り物をしたり、部屋で自由に過ごすトロを眺めたり。毎日描いてくれるトロの日記を楽しんだり。 とても穏やかで優しいゲームです。 でも、このゲームにはお別れがあります。 一定の日数が過ぎると、トロは人間

          井上トロと喪失体験

          どこでもいっしょと井上トロ

          「どこでもいっしょ」の井上トロという猫のキャラクターが好きです。何が好きって、顔が好きです。 (2014.5バースデーイベント) 目の離れ具合も、口の形も、とても良い。 トロとの出会いは1999年。オノミチは小学四年生。 プレイステーションとポケットステーションのゲームで、キャラクターに言葉を教えて、お話しができます。 ポケステの赤外線通信で、他のプレイヤーとしりとりができます。なんと穏やかなゲームでしょう。 私はこの、井上トロというキャラクターが好きで、もう20

          どこでもいっしょと井上トロ

          尾道絵菜のひとりごと。

          noteはじめます。 神奈川県出身の俳優、ときどきdancerです。 私は喋るのは得意ではありませんが、 言葉が好きです。 得意ではありません。 いろいろ挑戦してみたくて、はじめました。 TwitterやInstagramは主に、出演作のお知らせに使っていますが、 noteは、好きなものを、好きだ!と言うための場所にしようかと思っております。 私の好きなもの。 井上トロ、水色、甘いもの、かぼちゃ、映画、本、絵本、ひとり旅、温泉、テディベア、サボテン、食虫植物

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