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1980年生まれ、ひとり親。 特に決めたテーマなくつらつらと書こうと思います。

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1980年生まれ、ひとり親。 特に決めたテーマなくつらつらと書こうと思います。

記事一覧

結局救いたいのは私自身でしかなかった

「誰か助けて、誰かここから連れ出してほしい」 そんな悲痛な叫びを胸に押し殺して過ごしている子供だった。 どれだけそう強く願っても、何回願っても、手が差し伸べられ…

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5日前
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たまにどうしようもなく苦しくなることがある

愛すべき存在と暮らしている。 かけがえのない私の宝物たち。 どう考えたってこれ以上に大切な宝物には出会えない。 だけどたまに、どうしようもなく苦しくなることがある…

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2週間前

好きなことに理由なんかいらない

同列で考えるなら、嫌いなことにも理由なんかいらない。 大人になってから、常にその理由に囚われてきた気がする。 誰かに好意を抱くのも、やってみたことのないことにチ…

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2週間前
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変わりゆくものと変わらないもの

すっかり春だ。 満開になった桜の花びらが、ヒラヒラヒラヒラと通り過ぎる人の頭に降り注いでいる。 私の頭にも風が吹くたびに桜の雪が舞ってくる。 その隙間から垣間見え…

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1か月前
1

エレファントカシマシのこれから

前回のnoteで書いたけれど、やっぱりファンの心配を見透かすようなビッグニュースでしたね。 やっぱりエレカシの絆は強かった。 宮本浩次は自分からメンバーを切り離した…

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1か月前
9

凸凹していびつな

ピースの欠けたパズルがある。 ところどころの絵は見えてきてるのだけど、まだ何ができるのかわからない。 誰かここのピースもってる? あ!あなたこれもってるの?それ私…

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2か月前
1

愛の塊

あなたはいつか私をおいて、自分の道を生きていくのよ。 私は大丈夫。 ひとりぼっちには慣れてるわ。 思い出しておくからね。 あなたには私の全てをあげる。 それはきっ…

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2か月前
1

別れ

恥ずかしいよ。 恥ずかしくて愛しくて寂しくて、酷く悲しい。 どうせいつかはみんな死ぬ。 それまでの暇つぶしみたいなものじゃないか。 頭がおかしくなったんじゃないか…

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2か月前

輪廻転生のバカ

「今回の人生はハズレだった」 頭に漠然と思い浮かぶようになったのは、いつ頃だっただろうか。 もしも、いのちが、輪廻転生を繰り返しているならば、今回の私という人生…

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2か月前
2

ファンが感じる、宮本浩次ソロとエレファントカシマシへの想い

私は17歳の時にMステで「悲しみの果て」で衝撃を受けてエレファントカシマシを知り、20代後半にファンとして覚醒、以降30代後半まで足繁くライブに通ってきた、いわゆる、…

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3か月前
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結局救いたいのは私自身でしかなかった

結局救いたいのは私自身でしかなかった

「誰か助けて、誰かここから連れ出してほしい」

そんな悲痛な叫びを胸に押し殺して過ごしている子供だった。
どれだけそう強く願っても、何回願っても、手が差し伸べられることはなく、1番辛い時ってひとりなんだな、と悟った。

救いを求めることは、誰かに期待していることなんだ。
相手のいないところに期待するだけ無駄なんだ。
1人で乗り越えていくしかないんだ。

まだ子供で無力だった私は、気持ち丸ごと心の奥

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たまにどうしようもなく苦しくなることがある

たまにどうしようもなく苦しくなることがある

愛すべき存在と暮らしている。
かけがえのない私の宝物たち。
どう考えたってこれ以上に大切な宝物には出会えない。

だけどたまに、どうしようもなく苦しくなることがある。

あなただけが足りない。

そのどうにもならない現実に、どうしようもなく、たまらなくなることがある。

だけど私は、今でも十分幸せだし満たされているんだ。

あなたがいないこと以外は、何の悔いもない。

好きなことに理由なんかいらない

好きなことに理由なんかいらない

同列で考えるなら、嫌いなことにも理由なんかいらない。

大人になってから、常にその理由に囚われてきた気がする。
誰かに好意を抱くのも、やってみたことのないことにチャレンジするのも、気持ちや行動の理由を探してきた。

それは、どこかで「きちんとした動機づけのできる」理由である必要があり、そこに矛盾が生じていると、どうしたものかと悩むこともあった。

なぜなら、その矛盾を解決できないと、自分の決断が「

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変わりゆくものと変わらないもの

変わりゆくものと変わらないもの

すっかり春だ。
満開になった桜の花びらが、ヒラヒラヒラヒラと通り過ぎる人の頭に降り注いでいる。
私の頭にも風が吹くたびに桜の雪が舞ってくる。
その隙間から垣間見える空は、潔きよく澄み渡り蒼い。
子供を乗せた自転車で急な登り坂を駆け上がりながら、春の短さと人生を重ね合わせてしまう。

子供を急いで預けた後に、やっと辿り着いた地下鉄のホームは、相変わらず人でごった返している。
仏頂面をした急ぎ足の女の

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エレファントカシマシのこれから

エレファントカシマシのこれから

前回のnoteで書いたけれど、やっぱりファンの心配を見透かすようなビッグニュースでしたね。

やっぱりエレカシの絆は強かった。
宮本浩次は自分からメンバーを切り離したり、ましてやエレカシ解散とかの選択をしないのは、これまでの経緯をみてもわかっていたし、石くん・せいちゃん・トミのみやじへの愛や敬意は、ファンにはきっと到底わからない次元のものなのだ。
彼とこれだけの長い間一緒にいられるのは、そもそもメ

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凸凹していびつな

凸凹していびつな

ピースの欠けたパズルがある。
ところどころの絵は見えてきてるのだけど、まだ何ができるのかわからない。

誰かここのピースもってる?
あ!あなたこれもってるの?それ私にもらっていい?
そんなやりとりをして、少しずつ集めてきた。

中には間違えてハマっていたから外したピースもあったし、
間違えてるのかもしれないけど、とりあえずここかな?と思うようなピースもある。

バッチリハマって、完成した一部分もあ

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愛の塊

愛の塊

あなたはいつか私をおいて、自分の道を生きていくのよ。

私は大丈夫。
ひとりぼっちには慣れてるわ。
思い出しておくからね。

あなたには私の全てをあげる。
それはきっといつか、あなたの剣となり盾となってくれるはず。

生きるとはどういうことか。
愛するとはどういうことか。
私の下手くそな生き方で見つけた答えを、あなたには特別に教えるからね。

うまく私を使いなさい。
そして飛び越えていきなさい。

別れ

別れ

恥ずかしいよ。
恥ずかしくて愛しくて寂しくて、酷く悲しい。

どうせいつかはみんな死ぬ。
それまでの暇つぶしみたいなものじゃないか。

頭がおかしくなったんじゃないか。
もともと、おかしかっただけか。

私の光。
あなたが生きている日々。
私の生きる糧。

どうかどうか、たくさんの光があなたを包んでいてくれますように。

輪廻転生のバカ

輪廻転生のバカ

「今回の人生はハズレだった」

頭に漠然と思い浮かぶようになったのは、いつ頃だっただろうか。

もしも、いのちが、輪廻転生を繰り返しているならば、今回の私という人生のターンは、大はずれもいいところだ。

転生前の過去の私に私は言いたい。
お前は一体なにをやってきたのか?
なにをしたら、こんな大はずれの人生を用意できるのか?
生きづらくて仕方がない。
せめて、私ではなく、過去の私でやっておいてくれな

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ファンが感じる、宮本浩次ソロとエレファントカシマシへの想い

私は17歳の時にMステで「悲しみの果て」で衝撃を受けてエレファントカシマシを知り、20代後半にファンとして覚醒、以降30代後半まで足繁くライブに通ってきた、いわゆる、エビバデの一員だ。
レインボーツアーの時に、歌う宮本浩次を見ながらなんとも苦しい気持ちに襲われ、「私は私の道を模索しないといけない」ことに気づき、そこからエレカシ断ち・宮本浩次断ちをして、自分の人生に勤しんでいた。
そして、子供が5歳

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