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イギリスとお別れしてアブダビへ

イギリスの日々はあっという間。
10日のうち2日は飛行場に行くので支えない日で、学会が3日間あったとなると、残るは5日間。さて、どう使うか?
ほとんどの友達にイギリス行きを連絡していなかったにもかかわらず、行き当たりバッチリの旅となりました。
「今イギリスに帰ってるんだけど、会える?」と電話をしてスケジュールを流れのままに決めていくと、パズルがパチっと合うように予定が次々に決まっていきました。

「なんで前もって言ってくれないの?仕事休めないよ」と言われつつ、お仕事をお手伝いに行くことにして、ガーデニングしながらお話ししたり、「夜なら大丈夫だから泊まりに来たら?」と学会後に会いに行ったり。
本当に求めてる、求めてくれる人にしか会わない日々は、愛としあわせをたくさん感じた素敵な時間でした。

この気持ちを忘れずに、日本に帰ったら気持ちの向かない、心地の良くないところには行くのをやめよう!と心に誓いました。

もっとイギリスにいたい、もっと友達と過ごしたいという気持ちに後ろ髪をひかれつつアブダビ行きの飛行機に乗りました。
いつもはイギリスに直行便で往復をとり、そこからヨーロッパ各国へLCCなどで移動するのですが、今回は航空券の高騰と移動日数の短縮のために、東京ーミラノーロンドンー東京をアブダビ経由にしました。

「アブダビすごいよー」と聞いていたのですが、カフェや時間潰せるところが
少なく思ったほどではなかったですが、デザインはなかなか迫力ありました。

他のターミナルや搭乗口から続く2階部分
階段を降りて上を見上げるとこんな感じ

その経由地となったアブダビの自然食事情をお届けします。
ターミナル移動をしていたら、通路にカフェがり、当たり前のように
オーガニックと書いてあったので、どんなものが売られているのかのぞいてみました。

UAEもオーガニックが普通になっているのでしょうか?至る所で見られます。
看板を拡大すると、こんな感じです。

冷蔵庫には、オーガニックとは言えないカフェイン飲料もありますが、オーガニックのジュースや、ビタミンや脱水など用途に応じたサプリのようなジュースも売ってました。
紫のジャブティカバジュースが気になりましたが、購入せず。

冷蔵庫のジュース
反対側から
同じ冷蔵庫の違う段
実際に果物やハーブが入ったお水なども販売されていました

薬局があったので、見学に入りしました。

飛行機の旅を心配してか、はたまた暑い国だからかはわかりませんが、脱水症状予防なのか、分補給のための錠剤という商品がたくさんありました。

電解質という名前のものや経口補水塩という名前のタブレットは水なしでラムネのように食べられます。

アニスとミント、フェンネルなどで味付けされた炭の錠剤いがありました。
私たちCEASEセラピストはクライアントさんが予防接種を受けた後などに摂取してもらうようにお願いする自然療法グッズのひとつです。
電磁波予防の炭かとも思いましたが、消化のための商品が並んでいるので、きっとお腹の調子が悪い時や変なものを食べた時に摂取するものですね。
それにしても、空港内の薬局で売っているのは珍しい気がします。
黄色い箱の商品は、センナ、ルバーブ、炭、硫黄が入っていて、腸の調子を整える薬のようです。
自然療法的商品が多いことに驚きました。

西洋医学的な薬剤が少ないアブダビの薬局の棚に並ぶ商品

アブダビは外に出ていないので、どんなところかはよくわかりませんが、石油が取れてお金持ちの国という単純なイメージから西洋医学が盛んなのかと思っていました。でも、以前私のホメオパシーセミナーに「アラブに住んでいた時にホメオパシーを知り、ちゃんと使えるようになりたくてきました。」という方がいらして、
ホメオパシーやハーブ・スパイスを利用している人が多いことをお聞きしたことがあります。
以前カタールの市場に行った時に、たくさんのハーブやスパイスがごっそりと量り売りで販売されているのをみて感激したことがあります。

カタールの市場のハーブとスパイス

中東料理には伝統的に
ハーブとスパイスは欠かせないものでもあります。
また、錬金術の発祥とも言えるアラブ医学はきっとこのようなものを使っていたに違いありません。
資源のない日本のように経済的に欧米に影響を受けずに、医療体系も未だ独自の文化が根付いているのかもしれません。いつかアラブの
自然療法を見に行ってみたいという気持ちが芽生えた乗り換えの時間でした。

私の1ヶ月の自然療法の旅のが終わります。
あっという間だったようにも、すごく長かったようにも感じる、濃厚な時間でした。
1ヶ月、私の記事を読みながら一緒に旅をしてくださって、ありがとうございました。