海乃美月を源泉として(または呼び声であるということ)〜『Eternal Voice 消え残る想い』初見の雑感
月組公演 『Eternal Voice 消え残る想い』のとりあえずの雑感を記しておきたいと思った。まず思ったのは、というかこれはアルファにしてオメガではないかとも思うのだが、この作品は『今夜、ロマンス劇場で』のアンサーではないのか、ということ。また「ロマ劇」か何かとあっちゃこの作品の話ばかりだな!! と我が事ながら思わなくもないが、もともとが映画としてはじめて世に問われた作品を宝塚歌劇に翻案することで二重写し的にその可能性の中心を炙り出した、それだけ「やばい」作品なのだという