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自分のペースで積み上げよう

SNSを見ているとよく目にするのが

「効率良く最短距離で駆けあがろう!!」

ってコトバ。


確かに自分の目指すべきところに
時間を無駄にすることなく行くことは

「他のことにチャレンジする余白を作る」
という意味でも大切なことです。


でも、この考えには
落とし穴があるように見えて仕方ありません。


「正しい努力をすれば最短で駆け上がれる」

これは正しいようで
実は遠回りをしているんじゃないかと。

確かに目的地ゴールに着くのは早いかもしれない。
しかし、得た経験としては浅い。

一方で、目的地ゴールまでは遠いけど
回り回った道を通った人は
得る経験が多い。


最近はカンタンに情報ノウハウが手に入る時代。

だからついカンタンな道を選ぼうとしてしまう。

これ自体が悪ということではありませんが
何でもかんでも「効率化」「最短」で
終わらせてしまうのは


回り回って自分のためになっていないんじゃ?
と思っています。


物事には必ず例外が存在するように
そうじゃない人も少なからずいらっしゃいますが

効率化され、最短で駆け上がった人は
なんとなく応用力がないように思えます。


例えばです。


数学を勉強していると
たくさんの公式を覚える必要がありますよね。

公式がないと、とんでもなく回り道をしてしまい
問題を解くのに膨大な時間が掛かります。

確率の問題なんてものは
公式つかってしまえば秒で解けるのに

ひとつずつの確率や事象を考えると
樹形図を書かないといけません。

テストならそれだけでタイムアウトです


ただ数学って、公式覚えれば良いってもんじゃ
ないんですよね。

数学できない人の大半がこの落とし穴に
ハマってしまっています。

結局のところ、公式を「どう使うか?」
ってところが大切なのであって

公式自体を覚えても
あまり意味がないんです。

そして公式で解ける問題ばかりをやっても
実際には公式ではない部分が大切だったり

実践問題を解きまくるいろんなシチュエーションことで
いろんな角度から、いろんな問題を解いていく…

数学の解法ではなく
数学の知識が身についていくんですね。


これが本当の数学デキルマンってやつです。


このように
ただショートカットする情報ノウハウだけ持っていても
使う応用力がないと
結局は遠回りなんです。


これは何事にも共通していて
ただ知識を詰め込んで効率化しても

人としての深みだったり
いろんな場面への応用
経験からくる予見力など

一見遠回りの道に見えても
それを経験していないと
「プラスα」特別な力は身につかないと思うんです。


ちょっと角度を変えてみると
なんでも効率化してしまう人は
人の気持ちにも気づけないですよね。
共感力がなくなるというか。

テレビ局を買収しようとした某実業家なんて、パフォーマンスかもしれませんが、明らかに人の気持ちを理解しようとしていませんよね。


強者は弱者のキモチがわからないと言いますが
まさにアレです。

見ていて人としての浅さを感じますよね。

自分がうまくいっているからって
うまくいっていない人をディスりまくる。

これは人として浅いから起きてしまうこと。

自分としては
「苦労している」
「うまく行かない」
という経験をしていると思っていても


それは他の人にとっては
「苦労していない」
「経験していない」
のと一緒ということもあります。


つまり
「失敗」の経験が
圧倒的に足りていないんです。

効率化され、最短距離で駆け上がったために。

中にはたくさんの失敗をして
今の地位や現状がある人もいるので

これが良い悪いっていうことは
一概には言えないとは思うんですが、


「回り道は無駄になる」という最近の論調は
なんだかアブナイような気がしています。


僕も最近、noteを書いていて
有料noteを出したり
こうやってマインドの部分を書いたり

いろんなことをやっています。

全ては人としての深みを
ちょっとずつ出していきたいから。


ビジネスだけで考えたときには
先駆者の言うことを忠実に聞いて
それを実行すればいいと思います。


でも、そんな人生…
自分らしくないと思うんです。


基本的に人の言うこと聞くの
キライなんです笑


結果が出すことが全てというのは
ビジネスの基本だと思います。


しかし、それは短期的なものでしかない。
そう感じます。


だからこそ回り道をしても経験を積む

決して効率や最短距離だけに
囚われないで進んでいくことが

先の読めないこの先の時代で
必要な能力になってくるんじゃないかなと。


今、僕の先を行っている人からは
「結果出していない奴が御託を並べるな!」
と言われそうですが


結局そういう方は
「結果が出ていない人」を食い物にしている側面も
あるわけです。

ビジネスで言えば顧客
勉強や試験で言えば
敗者がいるから勝者がいるわけで。


そうやって不安を与えて
自分がまさに光であるかのように
振る舞うことで

マネタイズやマウンティングが
成功していくんです。


まあこれ、ビジネスの基本なんですけどね。

最近露骨にやる人が増えてきて
なんだか辟易してきていました。


今日はだからこそってわけじゃないですが、
声高らかに叫びたいと思います。


遠回り、回り道…最高じゃないですか!!!


どうせ同じ目的地ゴールなら道中楽しんでいく!

そういう気持ちでちょうど良いんだと思います。


かくいう僕も文章が苦手な人のために
「刺さる文章を書くための参考書」
というものを出しています。

この中には…

▶︎刺さる文章を書くための処方箋

▶︎相手のココロを開く『魔法のカギ』

▶︎刺さりまくる文章を創る『異次元ライティング』

▶︎あなたのnoteが売れない"たったひとつ"の理由

というコンテンツが入っています。


これらも初心者さんを食い物にしている
と言われても反論はしませんが


この文章書いた経緯は
「過去の自分を救うため」でした。

回り道をするにしても
限度があるわけです。


北海道から沖縄に行くにしても
徒歩でトコトコいくのか
それともアメリカやヨーロッパを経由していくのか
ヒッチハイクで行くのか

いろんな方法があります。

最短は飛行機でビューンと行けば良いわけです。

いくら回り道も悪くないと言っても
回り道をする方法も大切なんです。


あまりに時間がかかりすぎると
目的地にいくことすら嫌になるかもしれません。


文章も一緒で
書けていない状況が続くと
書くことが嫌になってきます。


このコンテンツでは
「読んでもらえるnote」
「売れるnote」
を目指していく人のために書いています。


まさに過去の自分へ向けて。


だから作ったという経緯があります。

ありがたいことに
たくさんの方に買っていただいているのは
本当に感謝しかないんですが
(本日もお買い上げいただきました…!!)

これを作るまでにも
僕はいろんな回り道をしてきました。


回り回ってできたものが
『刺さる文章を書くための参考書』
でした。


一応このコンテンツたちは
ライティングが学べる専用ルームの招待が
特典として付いています。


もちろん書けるようになってほしい
という気持ちからですが

僕自身もいろんな人の文章を見ることで
とても勉強になりますし

成長していく人を間近で見ていくのは
とても楽しいことです。


僕のコンテンツは
最短距離で駆け上がることが
目的ではありません。


数学の公式みたくそれらを使って
実践を積んでいき

徐々に自分のモノにしてもらう…

そういう意図があります。


回り道もたくさんしていれば
肝心なときに最短距離で進める。


これは最近強く思っていることです。


たぶん、間違いありません。
知っていることも大切ですが
経験もまた、欠かせないモノです。


ということで
今回り道をしてしまっていると感じても
それらは決して無駄なことではない。


そう思ってほしいなと思います。


ではまた明日のnoteでお会いしましょう!

頂いたサポートは書籍やスタバ代とさせていただきます❗サポートはぼくの活力となります😆たくさん喜んで頂けるように日々がんばります⭐