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発達障害だとわかってから初めて読む恋の話

発達障害だとわかってから初めて恋をした。

相手のことは

「良い友達になるんだろう」

と最初はそう思っていた。

他の男性は体のことばっかり意識しているけど、

この人は違う。

すごく安全に思えて

けど異性として意識されているかどうかわからない。

だからいい友達になるんだろう、

そうとしか思えなかった。

実際に会ってみると

想像通りすごく安全な人だった。

それは良かった。

けど何だろう空気感が安全だけじゃなくて

心地よすぎる。

そして相手が手のサイズについて語りだして、

思わず手を相手とあわせて

手のサイズ感を確かめ合ってしまった。

エロい男性なら手を絡めあっただろう。

けど恋をした相手は違う。

優しく見つめてくれて、

異性関係だけど、

まるで全く同じ手を触っているかのような安心感があって、

とっても心地よかった。

変に気取らなくていい。

このまんまで良い。

そう思える。

そんな相手は発達障害だとわかってから初めてだ。

いや人生の中で初めてかもしれない。

恋って良いよな。

いくつになっても良いよな。

今まで苦しかったけど、

この幸せの為だったのかもしれない。

そう思えたら今までの苦しみもいとおしく思えてきた。

この恋を大事にしたい。

そう今日思いました。

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