NOMAyado宿主・イボンヌ

NOMAyado宿主・映像クリエイター・流木家・歌人 / 仕事や家族・社…

NOMAyado宿主・イボンヌ

NOMAyado宿主・映像クリエイター・流木家・歌人 / 仕事や家族・社会との向き合い方を見直し、自分がちゃんと愛せる自分になりたい。そんな思いから始めた兵庫と徳島との2拠点生活が宿へと進化しました。 https://nomayado.jimdofree.com

マガジン

  • NOMAyado column

    兵庫県と徳島県、4年間の2拠点生活を経て、2022年1月から始まった宿プロジェクト。思いをカタチにしていく中で、何を考え、心がどう反応したのか、ありのままの記録と、宿をやっていく中で芽生えた気持ちを綴っています。 (*毎週火曜日更新) NOMAyado ホームページ https://nomayado.jimdofree.com

  • 今日の一首

    木下龍也さんの「天才による凡人のための短歌教室」に影響され、歌人を名乗ることに決めました。いつの日か、木下さんに参りましたと言わせたい。一から始める短歌の記録です。叱咤激励お待ちしています。

  • 2拠点生活のススメ

  • over50の暮らし方

    人生100年時代ならば、50才が人生の折り返し。 仕事だけの人生ではなく、地域に仲間を作ること、同じ興味を持った人々と繋がること、一人の時間を楽しめるようになること、そして何より残された何十年という月日の中で、持続可能な楽しめる暮らしを構築していく必要があるんじゃないか。そんな50才からの新しい暮らし作りを考えるマガジンです。

最近の記事

何もしない「観光」のススメ

景勝地など、いわゆる名所と言われる場所を巡る観光。 お土産を買ったり、珍しい景色を見てリフレッシュするというのもいいですが、心落ち着く場所でただボーとして時間を過ごす、自分の内なる光にフォーカスするというのも、現代人にとって必要な「観光」なんじゃないかなと思っています。 チコちゃんじゃないですが、「ボーとしてんじゃないよ」というプレッシャーの中で日々の務めを果たしている方々にとって、あえてボーとするというのは、頭や心に溜まった垢を洗い流すために絶対に必要な時間。 新しい

    • 「泊まるだけじゃ無いNOMAyado」 始まる!

      9月14日から、NOMAyado企画展覧会「海を蒔く」が始まっています。 普段は街で忙しく働いていらっしゃる県外のお客さまはもちろん、地元徳島の方々にも小鳴門海峡の美しい風景と素敵なアートで、思いっきりリフレッシュしていただきたい。そんな思いを込めて始めた企画展です。第2回目となる今回は、大阪在住のフラワーアーティストPetaleさんと、神戸在住の造形作家で絵や散文も描かれるアーティストのワタナベランドさんの作品展。 玄関を入ってまず目に飛び込んでくるのが、ここ土佐泊の海

      • ライブは LIVE、今を生きるということ

        30年以上に渡って、商業的な映像制作を仕事として続けてきた。それは宿を始めた今も変わっていない。 映像を作るというのは、まずプランを立て、構成を作り、撮影、編集、音入れといった作業を重ねて、構想を形にしていく作業、実は意外と地味なものである。 構成を作るのも、編集をするのも、何度も推敲を繰り返し、徐々に形を作っていく。一気に進むこともあれば、道を逸れて立て直したり、修正を申し付けられ何度も直したり。そうした作業を繰り返す中で、最初に感じていたキラメキが、いつの間にか色褪せ

        • 身体のだるさは心の乱れ? それとも・・・!?

          台風一過で、ようやく晴れ間が戻ってきた。 いつの間にか空には、入道雲ではなくうろこ雲が浮かび、トンボが飛び交い、虫の声が響き始めた。まだまだ暑いとはいえ、台風が夏を連れ去ってしまったようだ。 しかし、今回の台風にはほんとヤキモキとさせられた。一時は線状降水帯が鳴門上空に居座り、雷と共に体験したことも無いような雨が降った。地域放送のスピーカーから避難サイレンが鳴り響き、一時的に停電となり辺りが真っ暗にもなった。 NOMAyadoは、元工場ということもあり、雨風の音がダイレ

        何もしない「観光」のススメ

        マガジン

        • NOMAyado column
          123本
        • 今日の一首
          39本
        • 2拠点生活のススメ
          361本
        • over50の暮らし方
          18本
          ¥100

        記事

          大切なことは、旅が教えてくれる

          大きな台風が近づきつつある。 とりあえず、宿に閉じ込められてもいいように備蓄食料の買い出しと、懐中電灯を手に入れておくことにした。ネットで気象庁のLIVE会見をみたり、地域のハザードマップを確かめたり、宿をやっている以上、自分だけのことでは無いという意識が芽生えてきた。 先日の日向灘の地震の時もそうだったが、こうした災害リスクがあると予約は入らないし、例え入っていたとしてもキャンセルになることも。自然の脅威が宿の運営に大きな影響を及ぼす、考えてみれば当たり前のことなんだが

          大切なことは、旅が教えてくれる

          世代を超えて・・・

          最近、何か面白い映画見た? うちの宿に興味を持ってくれる若い人たちは、どんな映画を見て感銘を受けているのか、そんな素朴な興味から宿泊されていた若いカップルに尋ねてみた。 すると即座に声を合わせて「ルックバック」は最高でしたという答えが返ってきた。いや〜めちゃくちゃ刺さりました、号泣でしたと興奮気味に語る2人。 原作は、漫画家の藤本タツキさん。少女二人があるキッカケで出会い漫画家になる話なのだそうだが、何が良かったの・・・と聞いても、とにかく刺さった、泣いたという話ばかり

          世代を超えて・・・

          正しく恐れる

          いよいよ徳島の阿波踊りがスタート! おかげさまで、ここ数日はNOMAyadoの賑やかなこと・・・。 忙しいけれど、とびきり楽しい日々を送らせてもらっています。来てくださるお客様がいつにもましてハイテンションだし、阿波踊りの興奮を宿にも持ち帰っていただけるので、その笑顔を見せていただけるだけで、こちらもHAPPYになります。 今年はコロナの影響もすっかり影をひそめ、昨年よりも来場者が増えている様子。ようやく徳島の夏に本物の阿波踊りが戻ってきたという感じです。 しかし一方で

          正しさの功罪

          人間は、間違いを犯すものである。 特にスポーツの世界においては、審判の間違いひとつが勝負を分けてしまうなんてことが起こる。今でも語り継がれる「マラドーナの神の手ゴール」のようなことが起きないよう、近年では判定の正確性という観点からカメラを使った判定システムが導入されるようになった。 しかし、その正しさが逆にスポーツの面白さに水を差してしまうこともある。 金メダルを目指す男子サッカー日本代表が、決勝トーナメント1回戦で優勝候補のスペインと激突。早々と1点先行されたものの、

          絶対に諦めない気持ち

          女子サッカーのブラジル戦といい、男子スケボーの堀米くんといい、体操の男子団体といい、今回のオリンピックは信じられないような大逆転劇が目白押しで、寝ないとカラダが持たないと思いつつも、テレビの前から離れられない日々。 こんなにテレビに齧り付いたのは久しぶりです。 しかし、ヨーロッパ開催というのは辛い、ほとんどの競技が日本時間の夜から朝方にかけての放送。細切れの睡眠と、このところの暑さが相まって、このnoteを書いていても頭が回らず、言葉が上手く紡げない。 (まあ、いつもはも

          絶対に諦めない気持ち

          進化から、深化へ

          戦略を明かすという意味で使われる「手の内を見せる」という言葉、この「手の内」とは、矢を放つ際の弓の握り方を表す言葉が語源となっている。 矢を正確に放つ上で「手の内」はもっとも重要で、その習得には何年もの修練が必要だと言われている。実際は、弓を握るというより、的に向かって弓を押すという感覚に近く、同時に弓を安定させ、手の中で絞り込むという、とても複雑な作業を一緒に行なっている。そう聞くと「手の内を見せる」という言葉が生まれた背景も理解できるのではないだろうか。 ・・・とはい

          夏の鳴門を楽しむ方法!

          連休中はすっきりしない天気でしたが、それでも釣りをされたり、美味しい魚を食べに行かれたり、夜は泊まり合わせたお客様同士、宿主も混じって宴会モード。皆さんそれぞれ、NOMAyadoを満喫されていたようで一安心。 鳴門といえば、うずしおだったり、大塚美術館といった観光スポットが思い浮かぶと思いますが鳴門には、海だけでなく、山あり川あり、夏だけのグルメもあり、これからのシーズン楽しめることが盛りだくさん! まずは海、NOMAyado前の堤防は絶好の釣りスポット。連休中宿泊されて

          夏の鳴門を楽しむ方法!

          モヤモヤを追い払う方法!?

          注目していた東京都知事選挙、もう少し他候補との競り合いになるかと思いきや、蓋を開けてみると、結局みどりのおばさんの圧勝。 新たな政治スタイルを期待した人たちは、結局何も変わらないのかと、さぞかしモヤモヤしたのでは。これって、まだまだマスコミの影響力も政党の論理も根強いということ。変わりつつはあるんだろうけど、もう少し時間がかかりそうです。 自分ではどうしようもないと分かっていても、モヤモヤすることって誰にでもありますよね。ベッドに潜り込んで目をつぶると、急にモヤモヤが活性

          モヤモヤを追い払う方法!?

          夢見る頃を過ぎても・・・

          技術ありきのアプローチで、まったく新しいものを生み出そうとしても、本当のイノベーションは生まれないという話を聞いた。 確かに日本においては、テクノロジーばかりが重宝され、その先に繋がる私たちの暮らしが一変するようなイノベーションは、生まれにくいような・・・。 例えば、ドラえもんの「どこでもドア」のように、夢物語だとしても、こんなことできたらいいなといった発想ありきでスタートし、どうすれば実現できるだろうとたどり着く結果こそが、世の中をあっと驚かせるイノベーションに繋がるの

          夢見る頃を過ぎても・・・

          嬉し、恥ずかし、初体験!?

          近所の漁師さんに、いかにも新鮮な真鯵をいただいた。 塩焼きしたら最高だろうなと思いつつ、魚を焼く手頃な網が見つからず、レシピを検索していると鯵の照り焼き写真に目が釘付けになった。(よだれ・・・) しかし、そのためには3枚におろすという未知の挑戦が必要になる。とりあえず鯵のさばき方入門編というyoutubeでお勉強、これがなかなか見応えがある。 まずは・・・、包丁を立てて鱗を剥がし・・・、つぎに「ぜいご」と呼ばれる尻尾から腹にかけての硬い部分を取り除くんだな・・・。教えに

          嬉し、恥ずかし、初体験!?

          浦島太郎が思うこと・・・!?

          父の日ということもあって、兵庫県へと帰ってきた。93歳になる父が老人ホームから一時帰宅。喰っちゃ寝の平穏な日々を送るせいか、一段と太った様子。 ・・・にも関わらず、食事に誘うと食欲がなく特別何か食べたいものも無いと言う。せっかく娑婆に出てきたのだからとひつこく誘うと、回転寿司なら回ってくるネタを見ながら、好きな物を少しだけ取って食べられるのでいいと父。 土曜日と言うこともあって、予約できるならしておいた方がいいんじゃないという話になり、調べてみるとLINEで簡単に予約する

          浦島太郎が思うこと・・・!?

          知りにいくべき? 追いかけるべき?

          先日のこと、お客様と海岸に散歩に出掛けて、ふと空を見上げると太陽の周りに丸い不思議な光が見えた。よく見ると虹のようにも見えるし、調べてみるとこの現象は日暈(にちがさ・にちうん)という現象だそうで、別名ハロ現象とも呼ばれている大気光象だということを知った。 それを知ったからといって、どうということもないが、「見た後に良い事が起きる」なんて書かれていると、ちょっと得した嬉しい気分にもなる。きっと日暈なんて名前はすぐに忘れてしまうんだろうけど、同じ光景を見るたびに「いいことが起こ

          知りにいくべき? 追いかけるべき?