2拠点生活のススメ|第53回|やる気スイッチの入れ方
コロナ禍で自由になる時間が増えたのはいいが、ともすれば無駄な時間をダラダラと過ごしてしまうことがある。
あれやろう、これやろうと頭で考えてはいても、時間があればあるほど、なかなか行動に移せなかったりもする。
そんなとき、自分のやる気スイッチのありかを知っていれば、鬼に金棒。
例えばコーヒーを飲むとスイッチが入るとか、軽い体操をするとスイッチが入るとか、いろいろ試してみたりもするけれど、入ったり、入らなかったり、何をしてもダメだったりもする。
二日酔いでやる気がしないとか、お腹がいっぱいでやる気がしないとか、体調的な要因が絡んでいるのかと思いきや、それは案外、事を始めるまでのことで、始めてしまえばサクサク出来るなんてこともある。
そもそも、人のやる気って、どこから生まれてくるんだろうか・・・。
今日のnoteは、そんなやる気スイッチの不思議に迫る。
ご褒美で釣る説
よくご褒美を用意すると、人はやる気が出ると聞く。
しかし、元来へそ曲がりな私は、餌で釣られることに嫌悪感を感じてしまう。
実際、子どもの頃に通わされていた書道教室で上手く書けるとあめ玉をもらえるというシステムがあったのだが、まず飴を食べさせろ、そしたら書くと先生に駄駄ををこねて困らせていた記憶がある。
よく考えれば、ご褒美で短期のやる気は出るかも知れないが、継続することは難しいし、根本的にやる気を何かに委ねている自体、ちょっと違う気もする。
気分転換してみる説
やる気が出ないときは、気分転換するというのも定説のようだ。
脳科学的に言うと、言語知能などの「思考系脳領域」ばかりを使わず、その対の関係にある「感情系脳領域」を使うようにすると脳がリセットされるとのこと。
音楽を聴いたり、好きなYOUTUBEを見たり、散歩したりしてみる。しかし、そもそもやる気がないのにそんなことをしてしまうと、そっちが楽しくなってしまいそう。私には戻ってこれる自信が無い。
脳はリセットされるかも知れないが、それでやる気が出るものだろうか。私の場合は、強い意志が伴っていないと難しいような・・・。
甘い物を取る説
脳のエネルギーが切れてしまうと、やる気が出ないそうだ。
現代の科学では、脂肪やたんぱく質では脳の消費エネルギーにはならないらしく、別名グルコースと呼ばれるブドウ糖が必要らしい。
手軽に摂れるのはチョコレート。
私もnoteのお供に、チョコレートをよく食べる。今ハマっているのが抹茶のチョコ。甘くなりすぎず、食べた後もサッパリするところが最高。
食べる時は、ゆっくり噛んで唾液と絡めるのが効率よくブドウ糖を摂る秘訣らしい。私の中では、結構いいモチベーションになっています。
とりあえず行動する説
やる気がしないで、1日をふいにしてしまう場合のパターンを考えてみた。
「やる気出ない⇒何もしない⇒退屈⇒やる気出ない」といったループか。
そう考えると、とりあえず行動してみるというのが、どうやら近道のようだ。
毎朝のルーティーンで、モーニングページなるものを書いている(詳しくは過去記事)。何も書くことが浮かばなくても、「書くこと無い」と書き殴っていると、2ページ目当たりから急にやる気がでてきたりもする。
ただ、最初は調子よく飛ばしていても、最後のページで、エンストするように急に失速してしまうこともある。
それでも、毎日なんとか自分を奮い立たせて、最後の行に辿りつけるのは、ルーティーンの効用ではないかと思う。
とりあえず行動する、これはかなりポイント高いが、ようは行動にどう移すか。
行動を習慣化させる
そもそも「やる気スイッチ」なんてものは、言葉のあやで、そんなものは存在しないのかもしれない。
必要なのはスイッチを入れる意思の力では無く、無意識に行動を起こさせるためのシステム。行動することを習慣化することで、初動のハードルが下がり、その積み重ねが達成感や自信を呼び起こしていく。
やはり、私にとって習慣化にまさる「やる気スイッチ」は無いようだ。
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